「UQモバイルの通話料は高いの?かけ放題オプションは使える・・?」
データ通信費が安いUQモバイルですが、通話料が高いのではと心配になりますよね。頻繁に通話する方は、かけ放題を利用できるかどうかも気になります。
そこで今回は、UQモバイルの通話料について徹底解説。利用できるかけ放題オプションの概要説明はもちろん、無料で出来る通話料節約のコツもお伝えしていきます。
UQモバイルの通話料やかけ放題に関する注意点も詳しくまとめているので、ぜひご参考に。
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UQモバイルの通話料は1分あたり44円
まず、UQモバイルの通話料は1分あたり44円です。通話料は、固定電話・携帯電話共通で30秒ごとに22円ずつ発生していきます。
なお、通話料が発生するのは発信者のみで着信する人にはかかりません。
他社と比べて通話料は高い?
通話料が1分あたり44円と聞くと高いような気がしますよね。ですが、この金額はキャリア・格安SIM問わずどの携帯会社でも統一されています。
全携帯会社で共通価格なので、UQモバイルの通話料は高くも安くもありません。
UQモバイルはかけ放題(通話オプション)に加入できる
UQモバイルでは、通話料を節約したい方向けにかけ放題オプションが用意されています。
多くの格安SIMのかけ放題は専用アプリ経由で発信する必要がありますが、UQモバイルなら通常発信にてかけ放題を利用できます。
かけ放題オプション
- 通話定額ライト(10分/回):880円 ※コミコミプランは料金込み
- 通話パック60(60分/月):660円
- 通話定額(24時間いつでも):1980円
それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。
通話定額ライト(10分/回)
オプション料金:550円/月(税込)
通話定額ライトは、10分かけ放題のことです。10分以内なら固定通話宛も含めて通話し放題に。
回数の制限はないので、何度でも通話OK。短い時間の通話回数が多い方に向いています。
毎月およそ35分以上通話するなら、オプション料金の元が取れる計算です。
なお、コミコミプランはプラン内に通話定額ライトが含まれています。
通話パック60(60分/月)
オプション料金:660円/月(税込)
通話パック60は、ひと月あたり60分まで使用できる定額通話サービスです。通話頻度は高くないけど長めの通話をする方におすすめできます。
通常通話だと60分の通話料は2,400円なので、月額770円の通信パック(60分/月)に加入すれば大幅な節約が可能です。
通話定額(24時間いつでも)
オプション料金:1,980円/月(税込)
通話定額は、俗に言う無制限かけ放題です。時間・回数の縛りなしで、好きなだけ通話できます。
損益の分かれ道は、約43分の通話時間です。42分以内ならオプションなしがお得、43分を超えるならかけ放題(24時間いつでも)ありがお得です。
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60歳以上(シニア)は無制限かけ放題を安く使える
60歳以上のシニア世代は、無制限で通話し放題のかけ放題を安く利用できます。
60歳以上通話割
- 通常1,980円の通話定額が月額1,100円で利用可
- 月額220円の有料メールアドレスが無料
国内通話なら、固定電話・携帯電話問わず770円で完全かけ放題に。もちろん、家族への通話も含まれます。
また、月額220円のUQモバイルのメールサービスも60歳以上の人なら無料で利用可。通話・メール共に格安となるためお得です。
UQモバイルのかけ放題の申し込み方法
UQモバイルのかけ放題は、契約時・契約後のどちらでも加入できます。
契約時に加入する際は、UQモバイル公式サイトから契約を進めていき料金プランを選んだあとの「通話オプション」にて希望のかけ放題を選びましょう。
こちらの選択項目は、かけ放題が不要な人も「申し込まない」にチェックを入れる必要があり見逃すことはありませんよ。
UQモバイルに契約した後にかけ放題へ加入する場合は、my UQ mobileから申し込みます。「ご契約内容」→「契約一覧照会/変更」から通話オプションを選んで加入して下さい。
かけ放題(通話オプション)はいつから適用される?
UQモバイルのかけ放題の適用タイミングは以下の通りです。
- 契約時に加入 → 開通日から適用(初月は日割り請求)
- 契約後に加入 → 翌月から適用
UQモバイルの申し込みと同時にかけ放題オプションへ加入した場合は、開通したその日からかけ放題を利用可能です。
月途中の加入でもオプション料金は日割り請求されるので、損することはありません。
契約後にかけ放題オプションに加入する場合は、翌月からの適用となります。当月内からは利用できないので注意してください。
なお、UQモバイルを解約するときは、かけ放題のオプション料金は日割り請求されます。
UQモバイルの通話料の確認方法
UQモバイルの通話料は、my UQ mobile(マイページ)からいつでも確認できます。詳しい確認方法は以下の通りです。
UQモバイルの通話料やかけ放題に関する注意点
- 家族同士の無料通話サービスがない
- かけ放題の標準付属プランは終了
- 半額通話アプリの提供がない
- 0570などかけ放題対象外の電話番号がある
- 無制限かけ放題はahamoの方が安い
家族同士の無料通話サービスがない
UQモバイルでは家族同士の通話料が無料となるサービスがありません。無料だけでなく割引もないので注意して下さい。
なお、格安SIMで家族間の通話料がお得になるサービスは展開している事業者はほとんどありません。
かけ放題の標準付属プランは終了
UQモバイルでは、旧プラン(おしゃべり・ぴったりプラン)にて無料通話サービスが標準付属していました。
おしゃべりプランは5分かけ放題、ぴったりプランは60分~180分の無料通話が付くといった内容です。残念ながら、現在こちらのプランは受付停止しています。
新プランでは、かけ放題はオプション扱いとなっているので気を付けましょう。
0570などかけ放題対象外の電話番号がある
UQモバイルでは、0570(ナビダイヤル)など一部の電話番号がかけ放題の対象外です。
主な対象外
- 0180
- 0570
- 104
上記の他、衛星電話や海外への発信もかけ放題の対象外となるため注意しましょう。050電話番号に対する発信は、かけ放題の対象です。
無制限かけ放題はahamoも安い
UQモバイルの無制限かけ放題サービス(かけ放題 24時間いつでも)は通話重視の方にとって素晴らしいサービスです。しかしながら、もっと安く使える携帯会社があります。
それが、ahamo(アハモ)です。
無制限かけ放題の料金比較
- UQモバイル:1,870円
- ahamo:1,100円
同じ無制限かけ放題でもUQモバイルと比べて700円以上安くなります。ただし、月額基本料はUQモバイルが安いので、そこをどう考えるか。
普段のデータ消費を考慮すると、必ずしもahamoの方がお得になるとは限りません。
月20GB使うなら、ahamo(アハモ)で無制限かけ放題を付けた方がお得。数GB程度で足りるなら、かけ放題の価格が高くてもUQモバイルの方が安上がりです。
ほとんどのスマホユーザーは、月数GB程度しか使わないので、基本はUQモバイルをメインに考えましょう。
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半額通話アプリの提供がない
格安SIMによっては、事業者が独自に通話料を半額にできるアプリを無料提供しています。
通話アプリの有無
格安SIM | 通話アプリ |
---|---|
UQモバイル | なし |
LINEMO | なし |
povo | なし |
ahamo | なし |
ワイモバイル | なし |
J:COMモバイル | なし |
OCNモバイルONE | OCNでんわ |
mineo | mineoでんわ |
IIJmio | みおふぉんダイアル |
BIGLOBEモバイル | BIGLOBEでんわ |
イオンモバイル | イオンでんわ |
nuroモバイル | nuroモバイルでんわ |
残念ながら、UQモバイルでは半額通話アプリの提供がありません。
UQモバイルの通話料を節約する方法
UQモバイルの通話料は無料でも節約可能です。無理にかけ放題オプションに加入する必要はありません。
ここでは無料でできる、通話料を節約する方法について解説していきます。
- 無料通話アプリ
- 050通話アプリ
- 楽天でんわ
無料通話アプリを使う
無料通話アプリは、同じアプリをインストールしている相手に対して利用できるIP通話(インターネット回線で通話)サービスです。
友人や家族など、距離の近い特定の相手と通話するときに向いています。
メリット
- 通話料を完全無料にできる
- アプリの利用料金もかからない
- データSIMでも利用できる
- グループ通話ができる
デメリット
- 同じアプリを立ち上げる必要がある
- 固定電話にかけられない
- 緊急電話やフリーダイヤルに発信できない
- 自分の電話番号で発信できない
無料通話アプリは、通話料だけでなくアプリの料金料金もかかりません。使用するアプリによっては、複数の相手と同時通話できるグループ通話機能が使えます。
デメリットとしては、同じアプリをインストールしている端末同士でないと通話できません。固定電話宛ての通話は不可です。
また、電話番号を用いた発信ではないので、110番や119番通報など緊急電話が使えない点にも注意しましょう。
おすすめアプリNo.1は、トーク機能も使えるLINEです。ユーザー数が圧倒的に多くグループ通話も無料です。
パソコンで通話したいならSkypeが便利。iPhone、iPad、MacなどiOS同士で通話するならFace Timeもおすすめですよ。
おすすめアプリ
050通話アプリを使う
こちらも、LINEやSkypeと同じIP通話ですが、違いは同じアプリを立ち上げなくても好きな相手に発信できること。
仕組みは、050電話番号を取得してアプリ経由で発信します。通話料は無料ではありませんが、格安料金となります。
メリット
- 同じアプリを立ち上げる必要なし
- 固定通話宛でも発信できる
- 電話番号を2つ持てる
- 国際電話も使える
デメリット
- 緊急電話やフリーダイヤルに発信できない
- 月額料金がかかる
- 050発信なので着信拒否される可能性がある
- 緊急電話やフリーダイヤルに発信できない
全体的なメリットとしては、無料のIP通話アプリをバージョンアップさせたイメージです。通話相手は誰でもOKで固定通話宛てにも発信できるのがメリット。
注意点としては、アプリの利用料金が発生すること(一部、無料あり)。無料通話アプリと違って、通話料も発生します。
また、相手には050の電話番号が表示されるので、誰の発信か分からず着信拒否される可能性がある点も気を付けましょう。
050通話の定番アプリはNTT運営の050plusです。少しでも安さを求めるならLaLa Callもおすすめ。
固定電話宛の通話料が他より高くなりますが、月額料金0円にこだわるならSMARTalkを選びましょう。
おすすめアプリ
楽天でんわを使う
IP通話を使いたくないなら楽天でんわがおすすめ。こちら、楽天モバイルユーザーでなくても利用できます。
通話料は一律で半額。IP通話と違い、自分の電話番号で発信できます。
楽天でんわの通話料:30秒あたり11円(固定電話・携帯電話共通)
発信方法は、アプリを立ち上げてダイヤルするだけ。もちろん、連絡先から相手を選ぶこともできます。
アプリをインストールすると、端末の電話帳が自動で同期されます。
まとめ
UQモバイルの通話料は、標準価格なので高くも安くもありません。通話料を節約したい場合は、かけ放題オプションの加入を検討しましょう。
通話料の節約は無料アプリでも可能なので、まずはそちらからお試しするといいですよ。
かけ放題を利用する際は、家族間の通話サービスがない点や一部対象外の電話番号がある点に気を付けて下さいね。
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