ドコモ光では事業者変更を行うことで、フレッツ回線を使用する光コラボ事業者から簡単に乗り換えができます。工事が不要となるため、早くネット環境が欲しい人にもおすすめです。
しかし、事業者変更制度と言われても、具体的にどんなサービス内容なのか分からない方も多いでしょう。
また、事業者変更には解約金の発生や月額料金の二重請求などのデメリットも存在します。
そこで、今回はドコモ光で事業者変更制度を利用する上でのメリットや、申し込み手順について詳しく解説していきます!
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ドコモ光で利用できる事業者変更制度とは?4つのメリットを解説
事業者変更制度とは、NTT提供のインターネット設備はそのままで契約している事業者(プロバイダ)だけを変更できる制度のことです。
利用者はより良いサービス条件や料金プランを求めて、現在契約している光回線の提供者から別の提供者へ移行することができます。
事業者変更のメリットには、工事不要での移行、光電話の電話番号をそのまま保持できること、月額使用料の削減が可能であることなどがあります。
ドコモ光の事業者変更制度について、事業者変更制度を利用する4つのメリットを具体的に解説します。
事業者変更制度を利用する3つのメリット
光回線の解約を行う必要がない
事業者変更制度では、事業者であるプロバイダを変更する際に、解約をする必要がなくなりました。
今までは他の光コラボからドコモ光に乗り換えるには、元の事業者との契約を一度解約し数日後に再度ドコモ光に新規加入する必要がありました。
例えば、OCN光からドコモ光へ移行するには、
- OCN光を解約
- ドコモ光を新規契約
といった手順を踏まなければならなかったのです。
しかし事業者変更制度では、
- 利用中のプロバイダで「事業者変更承諾番号」を取得
- 新規プロバイダを申し込み
このような手順で、すぐにインターネットが利用できるようになります。
基本的には、フレッツ光回線を利用した光コラボのみに適用される制度ですが、解約して新規契約しなくて済むのは嬉しいですね。
利用中の光コラボから、別事業者の光コラボサービスへと乗り換えることを「事業者変更」と呼びます。
紛らわしいですが、フレッツ光から新たに光コラボサービスへ乗り換えることは「転用」と呼ばれ区別されています。
光電話の電話番号が変わらない
事業者変更制度では光回線の新規契約は不要なため、光電話の「電話番号が変わらない」こともメリットの一つでしょう。
そのため事業者を変更してから、前の光コラボサービスに戻したいといった要望をかなえることも可能です。
光電話を利用していて、違うプロバイダや光回線サービスに変更したい要望を持っている人にとっても、メリットのある制度と言えます。
開通工事費用がかからない
ドコモ光の事業者変更制度を利用するメリットの3つ目は、開通工事が不要になることでしょう。
先に説明しましたが、今まではプロバイダを変更する際に一度光回線サービスを解約してから再度新規契約が必要でした。
そのため解約と同時に
- 回線の撤去
- 新規で回線導入の工事
といったことを行わなければならず、時間も手間もかかっていたのです。
回線の敷設工事は宅内に「光コンセントの設置」となるため、立ち会いが必須です。
しかし事業者変更制度では、光回線の設備はそのままで、契約プロバイダの切替えだけで作業が完了するため、面倒な開通工事が必要ありません。
開通工事費用をかけずにプロバイダを変更できるのは、かなりのメリットですね。
WEB申し込みができる
事業者変更制度がスタートした時期はまだWeb申し込みの窓口が作られていませんでした。しかし現在は、WEB上での手続きが可能です。
大まかなプロセスとしては、以下となります。
- 事業者変更承諾番号の取得:現在のサービス提供事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する
- 新規事業者への申し込み:承諾番号を取得した後、ドコモ光の申し込みサイトから事業者変更の申し込みを行う
WEB以外だと、ドコモショップの店頭に必要書類を持って行って手続きをするか、総合問い合わせ先「ドコモ インフォメーションセンター」に電話をして申し込むこともできます。
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ドコモ光で事業者変更制度を行うための手順
ドコモ光への乗り換えで事業者変更をするには、決められた手続きを行う必要があります。そこまで難しいことはなく、比較的簡単に終わらせることができるでしょう。
【事業者変更の申し込みに必要な書類】
- 事業者変更承諾番号
- 契約中の事業者の契約名義(NTT東日本エリアのみ)
- CAFから始まる契約ID(NTT西日本エリアのみ)
事業者変更制度を行う3ステップ
事業者変更を行うには、契約中のプロバイダに連絡をして「事業者変更承諾番号」を取得します。
事業者変更承諾番号は電話で発行を依頼します。続けて「事業者変更承諾番号」の発行を申し込むと、後日郵送で番号が届きます。
次にドコモショップの窓口やドコモインフォメーションセンターへ事業者変更の申し込みをします。
申し込みには事業者変更承諾番号の他に、契約名義や契約IDが必要なためあらかじめ準備しておくと良いでしょう。
事業者変更をする際には、契約事務手数料の3,300円(税込)が発生します。契約事務手数料は翌月の利用料金に合算して請求されるため、申し込み時には支払いません。
ここまでの申請が完了すると
- ドコモから開通のご案内
- 申し込み書の控え
- 新規契約プロバイダからの書類
などが郵送で届きます。届いた書類を確認し、ルーターやONUの設定を行えば事業者変更制度を利用したプロバイダ変更は完了です。
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ドコモ光開通後のインターネット接続方法
以下にインターネットの接続方法について記しておきます。
有線でのネット接続方法
まず、ドコモ光から送られるONU(またはモデム)とLANケーブルで通信機器と繋ぎます。通信機器側もLANポートで接続して下さい。
ONUの電源が入っていることを確認しておきましょう。
その後、パソコンなどの通信機器にてインターネットブラウザを開き、任意のウェブサイトにアクセスして、インターネット接続が正常に行われていることを確認します。
なお、パソコン側で設定が必要な場合は、設定画面のダイヤルアップ内にある「ブロードバンド接続」を開きます。
プロバイダから届いた書類に書かれているIDやパスワードを入力して設定すると、インターネットに接続できるようになります。
無線での接続方法
無線LANルーターからパソコンに接続する場合には、まずはONUとルーターを接続します。
ルーターの設定画面を開きプロバイダ情報を入力する画面が出てきたら、プロバイダから送付されてきた書類に記載されている、
- ユーザーID
- パスワード
を入力します。設定中にルーターのSSIDを入力する画面が表示されるので、入力して設定を完了するとインターネット接続が可能になります。
なお、ルーターは自分で別途用意する必要がありますが、OCNインターネットやGMOとくとくBBなどのプロバイダでは特典として無料レンタルが可能です。
ドコモ光で事業者変更制度を利用する際の注意点4つ
事業者変更制度はメリットの多い制度ですが、実際に利用する際には注意しなければならないポイントもあります。
- 事業者変更承諾番号は有効期限がある
- プロバイダ独自サービスの引継ぎはできない
- 現在の事業者から解約金が発生する可能性がある
- 二重請求のされる可能性がある
事業者変更承諾番号は有効期限がある
事業者変更承諾番号は、光コラボ事業者の窓口で発行してもらうことができますが15日間の有効期限があります。
郵送で届いた番号を受け取ったあとには、事業者変更承諾番号の有効期間内に変更する予定の事業者へ承諾番号を申請し、事業者変更を完了させます。
基本的には番号を書面で受け取ったら、すぐに変更手続きを行うと良いでしょう。
有効期限を過ぎてしまった番号は無効となってしまうため、再度「事業者変更承諾番号」を取得しなければなりません。
プロバイダ独自サービスの引継ぎはできない
事業者変更制度でプロバイダを変更した場合、そのプロバイダ独自のサービスの引き継ぎはできません。
基本的に
- プロバイダから提供されているメールアドレス
- プロバイダのオプションサービス
などは別のプロバイダへ変更したら利用することはできないので、あらかじめバックアップや代わりとなるサービスを準備しておくと良いでしょう。
また各プロバイダで最低利用期間を設けていることもあり、契約期間が原因で違約金が発生するなど、スムーズに切り替えることができない場合もあるので注意が必要です。
さらにプロバイダ切替に10日以上かかることもあり、最悪はインターネットが使えなくなる可能性も。契約後、すぐにネット利用できるかどうか事前にプロバイダに確認したほうが良いでしょう。
現在の事業者から解約金が発生する可能性がある
事業者変更を行う際、現在の契約を解約することになりますが、その際に解約金が発生することがあります。
特に、契約期間が定められている場合、期間内に解約すると高額な違約金が発生する可能性があります。
事業者変更を行うプロセスには、現在のプロバイダーから「事業者変更承諾番号」を取得し、新しいプロバイダーに申し込む手続きとなりますが、この過程で解約金が発生する場合があります。
二重請求のされる可能性がある
事業者変更を行う際、前の光コラボ事業者と新しい光コラボ事業者者の月額料金が同時に請求されるリスクがあります。
特に、変更月においては、旧事業者と新事業者の両方から料金が請求される可能性があります。ただし、ドコモ光の初月料金は日割りなので、その点は安心です。
解約する側の前の事業者においては、各事業者で解約時の請求ルールが異なります。無駄な二重請求を避けるためにも、解約月の利用料金について確認しておきましょう。
【2024年5月】ドコモ光の事業者変更でおすすめのプロバイダはOCNインターネット
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ドコモ光の利用にはプロバイダ契約が必須です。プロバイダには独自の特典や通信技術があります。
初心者が20社以上のプロバイダを選ぶのは困難です。しかし、プロバイダ選びで特に重要となる3つの指標(キャッシュバック・ルーターレンタルの有無・通信速度)に絞れば候補は限られます。
2024年5月時点では、OCNインターネットが最もおすすめです。OCNインターネットは、ドコモが提供する公式プロバイダです。公式提供なので安心してドコモ光を利用できることに加えて、高額キャッシュバックやWi-Fi接続で必要なルーターの無料提供などの特典があります。
OCNインターネットを選ぶべき理由
- ドコモ公式のプロバイダなので安心できる
- 高額キャッシュバックをスピーディに受け取れる
- 自分で別途用意が必要なルーターを実質無料で貰える
- 全国対応の訪問サポート(初回無料)で接続設定を手伝ってくれる
- セキュリティソフトを無料で利用できる
- 高度な速度アップの取組みを行っている
まず、キャッシュバック内容は以下の通りです。
キャッシュバック内容(事業者変更の場合)
- 1ギガプラン:37,000円キャッシュバック+2,000ポイント還元
- 10ギガプラン:42,000円キャッシュバック+17,000ポイント還元
キャッシュバックの受け取りはオプション加入など複雑な条件は一切不要。開通から4か月後を目安に、指定の口座に振り込んでくれます。
また、IPv6通信に対応したWi-Fiルーターを無料で利用可能。レンタルとなりますが1年経過すれば返却不要なので、実質無料で貰えると考えてOKです。
その他、OCNインターネットの独自特典として無料の訪問サポートを初回無料で利用できます。開通後の初期設定について、スタッフに対面で質問可能。
インターネットだけでなく、メールやアプリに関する質問もできますよ。詳しい特典内容はOCNインターネットの公式サイトをご覧ください。
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※上記リンクから申し込めばドコモ光とOCNインターネットを別々に契約する必要はありません
ドコモの事業者変更に関する問い合わせ窓口
ドコモに対して事業者変更について問い合わせたいときは、
- ドコモショップ(店舗)
- ドコモインフォメーションセンター(電話)
を利用できます。
ドコモショップは店舗により休日や営業時間が異なります。
ドコモショップでは手続きまでに時間がかかることが予想されるため、先に営業時間を確認し早めに申し込みを行うことをおすすめします。
※外部参考:ドコモショップの検索
ドコモインフォメーションセンターであれば、年中無休で20時まで受付しています。
発信先 | 電話番号 |
---|---|
ドコモの携帯電話 | 151 |
ドコモの携帯電話以外 | 0120-800-000 |
まとめ
今回の記事では、ドコモ光の事業者変更制度について紹介しました。事業者変更制度のメリットを簡単にまとめると、
などがあります。光回線の契約を素早く変更したいときにとても便利な制度です。
今利用しているサービス事業者に不満があるのであれば、ぜひ事業者変更制度を利用して快適なインターネット回線へ移行してみてはどうでしょうか。
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