各キャリアで使われている電波は周波数で分かれており、「周波数」のことを「バンド」と呼びます。
実は端末によって対応するバンドが違うため、以前から使ってたスマホ、SIM差し替えたら電波が拾いづらくなったということも十分にあり得ます。
今回はUQモバイルのバンドについて、
どんな特徴があるのか
どんな機種なら使えるのか
詳しく解説します。
目次
UQモバイルのバンドは顧客満足度No.1のあの回線!
UQモバイルはau回線です。
KDDIから回線帯域の1部を借りて展開している格安SIMであり、使っているバンド(周波数帯)もauと共通です。
UQモバイルのバンドはauと同じで高品質!
UQモバイルでも使われているauの回線は、J.D.パワーの2018年時点における顧客満足度調査で3年連続1位を記録しているほどの人気・高品質です。
対応バンドが同じであるため、auで通信・通話できる場所ならUQモバイルでももれなく通信・通話が可能です。
またUQモバイルはauから回線帯域の一部のみを借りているとはいえ、極端に速度が下がって使いづらくなってしまうこともありません。
UQモバイルでも使える800MHz帯は人口カバー率99%?
UQモバイルで使われているauのバンドの中でも、バンド18や26とも呼ばれる「800MHz帯」は「プラチナバンド」の名称もあって人口カバー率が高く、99%を補えています。
【出典】UQmobileで賢く節約
普段都市部に住んでいる人が旅行などで地方に移動した時なども、UQモバイルなら800MHz帯の利用により問題なく利用できるでしょう。
なお人口カバー率は、「約500m区画における50%以上の場所で通信できるエリア」から算出されています。
人工カバー率についての実体験
僕のこれまでの生活における経験を元に、最近のau回線のエリアの広さを解説します。
LTE通信のサービスが始まったごく初期(2013年頃)は、正直au回線だと圏外になってしまう場所もちらほらありました。
僕は東北のあまり人が住んでいないようなエリアにも度々訪れるのですが、昔はドコモ回線しか繋がらなかったです。
しかし2018年時点で再度足を運んだ際は、かつて使えなかった場所でもアンテナがしっかり立つようになり圏外になってしまう場所はなくなっていました。
顧客満足度1位になるだけあり、隅々まで力を入れて基地局の整備が進んでいることが体験できました。
さてUQモバイルのバンドは顧客満足度No.1であるau回線に準じており、
通信速度
は目を見張るものがあります。
しかし機種端末と回線の相性によっては上手く動作しないことがあるため、持っている端末とUQモバイルのバンドの相性を先に確認しておくと良いでしょう。
UQモバイルへ乗り換えする際は端末バンドの相性を確認しよう!
au以外のキャリアからUQモバイルへ乗り換える際は、端末がUQモバイル(au回線)に適応しているか確認が必要です。
ここからは、
各スマートフォンが対応するバンドの調べ方
UQモバイル乗り換えの際におすすめの端末
について解説します。
自身の端末をUQモバイルで使いたい時は周波数帯の確認必須?
UQモバイルで手持ちの端末を活用したい時は、乗り換え前に端末で使用できる対応バンド(周波数帯)を確認してください。
キャリアで購入した端末は、各キャリアの公式サイト内に必ず端末が対応するバンドが記載されています。
家電量販店などで購入したSIMフリー端末の場合も、端末の公式サイトのスペック一覧などからチェックしてください。
なおドコモやソフトバンクの端末は対応バンドに問題がなくても、SIMロックを解除しなければ使えません。合わせて注意が必要です。
UQモバイルが使っている周波数帯一覧
UQモバイルで使われているLTEのバンド(周波数帯)は、以下のとおりです。
バンド種 | 周波数帯 |
---|---|
バンド28 | 700MHz |
バンド18 / 26 | 800MHz |
バンド11 | 1.5GHz |
バンド3 | 1.7GHz |
バンド1 | 2.0GHz |
バンド42 | 3.5GHz |
上記のバンドの中でも、人口カバー率99%であり特に重要な「プラチナバンド」は800MHzです。
UQモバイルで使うならできれば全部、少なくともプラチナバンドには対応している端末を利用したいところ。しかし他社のスマホの場合、auのプラチナバンド未対応な機種も多いので気をつけなければいけません。
本家auだと3Gの周波数も使えるのですが、格安SIMであるUQモバイルは3Gに対応していません。
たとえau端末を使うとしても、3G回線でしか通信できないエリアではUQモバイルは圏外になります。
SIMロックを解除したiPhoneなら問題なくUQモバイルで使える
iPhoneはドコモ、au、ソフトバンク全ての会社で販売されていて、いずれも3社で採用されているバンドに対応しています。
SIMロックさえ解除されていればUQモバイルで問題なく使えるので、iPhoneユーザーはSIMロック解除だけ忘れないようにすれば大丈夫です。
Apple Storeで購入したiPhoneは?
Apple Storeで購入するiPhoneはキャリアのものも選択できますが、基本的にSIMフリーのモノが購入可能です。
Androidの場合は端末ごとに使えるバンドがバラバラなので、キャリアの公式サイトなどからしっかり確認してください。
【注意】UQモバイルで動作確認されている端末も油断できない?
UQモバイル公式サイトではたくさんの端末で動作確認が行われていますが、あくまで通信や通話などができることを確認しているだけです。
しているわけではありません。
UQモバイルで動作確認端末でも相性がある
動作確認済みである端末「Galaxy Note8(ドコモモデル)」にUQモバイルのSIMを差し替えて、場所を移動しながら電波の通信状況を確認してみました。
同じUQモバイルのSIMを使っていても、
iPhone+UQモバイル:アンテナ3~4本
Galaxy Note8+UQモバイル:圏外~アンテナ1本
という「端末によって通信状況が違う」結果に終わりました。
特にドコモやソフトバンクからUQモバイルへ乗り換えの際は、通信状況が思わしくない結果に陥る可能性があります。
もし心配であればUQモバイルで端末ごと契約してしまうのがおすすめです。
UQモバイルではセット購入できる端末が数多くあり、月額300円以下の支払いでセット購入が可能です。
UQモバイルでスマホのセット購入が断然おすすめ
UQモバイルで販売されているスマートフォンは、当然ながらUQモバイルのバンドに対応しています。
手持ちのスマホが
UQモバイルのバンドに非対応だった
対応バンドの確認が難しい
といった場合、UQモバイルで新しくスマホをセット購入してみてはいかがでしょうか?
2018年10月時点では以下端末(一部)が販売中です。
iPhone 6s
iPhone SE
BASIO4
Galaxy A20
AQUOS sense3
OPPO A5 2020
Xperia 8
HUAWEI P30 lite
Galaxy A30
HUAWEI nova lite 3
おてがるスマホ01
AQUOS sense2
DIGNO® A
いずれの端末も安く、最安だと実質300円程度~高くても月々千数百円から購入できます。
新しく購入したとしても大きな出費にはならないのが嬉しいですね。
まとめ
UQモバイルを契約する際、ドコモやソフトバンク端末を使うならあらかじめバンドの相性を確認しておくと安心ですね。
もし相性が悪ければ、UQモバイルならスマホもセットで申し込むことができます。
今なら正規代理店経由でUQスマホを申し込めば、初期費用無料&最大10,000円のキャッシュバックも手に入ります。
ぜひこの機会にUQモバイルの品質を確かめてみてください。