UQモバイルを使っていると、データの消費が早くてすぐに使い切ってしまい、困ってしまうこともあるでしょう。
とくにぴったり/おしゃべりプランSは通常毎月最大2GB、データ高速+音声通話プランは3GBまでしか使えないので、データの消費には気をつけなければありません。
UQモバイルではデータの消費を抑えられる様々な設定や裏ワザが存在します。
今回はデータの減りを遅くする対処方法を解説します!
目次
UQモバイルのデータ消費が早い!理由はなぜ?
UQモバイルを使っていて、データ消費が早くなってしまうのには、必ず原因があります。
まずは、UQモバイルのデータ消費の原因を解説するので、自分がどれに当てはまっているか、じっくり見比べて検討してみてくださいね。
①Wi-Fi環境以外でいつも動画を見ている
UQモバイルの回線でずっとYouTubeなどの動画サイトを見ていると、あっという間にデータを使い切ってしまいます。
キャリアのように、30GBや50GBといった大容量プランを契約するのであれば、動画をたくさん見てもそこまですぐにデータ容量を消費してしまうことはありません。
しかしUQモバイルの各プランでは、
データ高速プランは3GBまで
しか通信できないので普通に動画を見ているだけでも、どんどん通信量を消費してしまいます。
UQモバイルは通信速度が速いため自動で画質が決定されるサービスを使っていると、高画質再生となってしまい、モバイル回線使用時はデータ消費のスピードがさらに早まってしまいます。
②SNSで高画質画像を見ている
SNS、例えばLINEやTwitter、Instagramでは様々な画像ファイルを開くことがありますよね。
1枚ごとの画像容量が200KB~3MB程度で少なかったとしても何枚も毎日読込むことで、やがて通信量が数百MB~数GBに到達してしまうこともあります。
- 自分で画像を送信する時も
- 他の利用者が投稿した画像を読み込む時も
どちらもデータ量を消費するので、たくさんSNSを利用する方は注意が必要です。
③ダウンロードや更新などが原因で、アプリのデータ通信量が多い
アプリをダウンロードしたり、更新したりする時は、数MB~最大数GBを一気に消費してしまうので、UQモバイルのモバイル回線でデータを読み込むのはおすすめできません。
ゲームアプリなどは、アプリ内で追加データをダウンロードして、さらに通信量を大幅に消費してしまうこともあるので、ご注意ください。
スマホでのモバイル通信中にデータ消費を抑える方法
スマホでモバイル回線を使っている時に、データ消費を抑える方法は2つあります。
- Wi-Fiスポットに接続する
- 対応アプリにおいて、通信量を削減する設定を行う
それぞれ解説していきます。
対処法①データ消費が多くなる場面ではWi-Fiスポットに接続する
データ消費が多くなる場面では、一旦モバイルデータ通信をオフにして、Wi-Fiスポットに接続するのがおすすめです。
iPhone(Xを例に挙げます)では、画面右上端から指をスライドさせてコントロールセンターを引き出し、左側にある緑色のアンテナマークをタップすればモバイルデータ通信がオフになります。
Androidの場合は、設定画面で「モバイルデータ」をタップしてオフにすればOKです。
モバイルデータ通信をオフにしたら、合わせてWi-Fi接続をオンにして、使えるWi-Fiスポットに接続すれば、UQモバイルの通信量節約設定は完了です。
無料で接続して使えるWi-Fiスポットは、コンビニや駅、スーパーなどに存在するので、大容量のアプリや動画などをダウンロードする時に接続して、UQモバイルの通信量を抑えてみてはどうでしょうか。
なお、Wi-Fiスポットから離れたら、通信状態をもとに戻すために、モバイルデータ通信をオンにし直すのを忘れないように気をつけてくださいね。
対処法②検索ブラウザやSNSなどは通信量の設定を変更する
ブラウザアプリやSNSアプリ、動画再生アプリの中には、通信量の消費を抑える設定ができるものもあります。
例えば「Google Chromeアプリ」では、「設定」内にある「データセーバー」をオンにするだけで、通信量消費を削減できます。(Androidで利用可能)
Twitterなら、ブラウザアプリからTwitterを開いて、「設定とプライバシー」の項目内にある「データ通信量」の「データセーブ」や「タイムラインの画像プレビューをオフにする」にチェックを入れれば、通信量消費が抑えられますよ。
動画アプリでは、YouTubeやAbemaTVなどが、設定変更による通信量削減を行えます。
アプリでそれぞれ設定をして、通信量の消費を抑えてみてくださいね。
どうしても消費量が多くなる時はプラン変更やポケットWi-Fiの導入を検討しよう
2つの対処方法を用いてもなお消費量が多い場合は、プラン変更をしてもっと容量が大きいプランに切り替えたり、ポケットWi-Fiの導入を検討したりするのがおすすめです。
無理に小容量で契約して、イライラさせられてばかりいるのはもったいないですよ。
なお、UQモバイルでしか使えない、通信量の消費を抑えられる便利な裏ワザがもう2つあるので、続けて解説します。
UQモバイルでデータ消費を抑えるならこの裏ワザ!
UQモバイルでは、「節約モード」や「増量オプション2年間無料」という、特別な通信量節約方法が用意されています。
ここからは、各裏ワザの利用方法や注意点を解説するので、使い方を覚えて活用してみてくださいね。
節約モードで高速通信の消費を0に!設定方法を解説
UQモバイルでは以下の3つのプランにおいて、節約モードを使えます。
- データ高速プラン(データ高速+音声通話プラン)
- おしゃべりプラン
- ぴったりプラン
節約モードとは最大300kbps(データ高速プランは最大200kbps)に速度が制限される代わりに、高速データ通信量の消費がなくなるモードです。
「UQ mobileポータルアプリ」を開くと表示される「ターボ機能」の「高速」ボタンを押すと節約モードに切り替わり、低速通信ができるようになります。
低速通信中はその名の通り速度が遅いので、高画質な動画や画像の読み込みには向いていません。
しかし低画質な動画・画像なら読み込み時間をあまりかけずに読み込めるうえ、通信量も節約できます。
UQモバイルでデータの減りを遅くしたい時は、必要に応じて節約モードへ切り替えて、通信量消費を抑えてみてください。
データ容量そのものを増やすなら増量オプションを使おう
UQモバイルのおしゃべりプラン/ぴったりプランでは、毎月の高速データ通信量を1~7GB追加できる「増量オプション」を申し込めます。
増量オプションは通常月額500円(税抜)ですが、申し込みから2年間は無料で利用可能です。
データ容量の追加は手動で行う必要があり、以下の手順となります。
- UQ mobileのポータルアプリを起動する
- 「データチャージ」の項目で、「まとめてチャージ」を選択
- 確定
月末までにチャージをしなければ、チャージできる通信量が失われてしまうのでご注意ください。
【番外】データ無制限+音声通話プランなら500kbps使い放題
UQモバイルにはデータ使い放題のプラン「データ無制限プラン」があります。
また音声通話にも対応する、「データ無制限+音声通話プラン」も展開中です。
毎月の通信量制限がわずらわしいと感じるのであれば、通信速度は遅くなりますが、あえてデータ無制限+音声通話プランを利用するのもおすすめですよ。
ただし既にぴったり/おしゃべりプランを契約中の方は、データ無制限+音声通話プランへ切り替えられません。
また500kbpsだと、HDなどの高画質動画再生やたくさんの画像の読み込み、アプリのダウンロードなどはあまり快適に行えない場合があります。
リスクを理解した上で申し込んでくださいね。
まとめ
この記事では、UQモバイルにおける「データ消費を抑える方法」について解説しました。
今回の解説を参考に、UQモバイルの高速データ通信量をうまくやりくりしてみてくださいね。