こんにちは。@tomicciです。
僕のMac Book AirはXAMPPでローカル開発環境を作ってたんだけど、MAMPに切り替えた。今更。。
Winodws時代にXAMPPを使ってたから、そのままMacでも使い続けてしまっていたんだよね。でもXAMPPのDBは今はMariaDBになってしまった。。
引き続きLAMP環境で開発したいので、手軽に環境が作れるのはMAMPだよね。
これでPHP5.6.xに加え、PHP7でも開発ができる。管理パネルで簡単に切り替え可能。
いい加減VagrantとVirtual Boxを使おうかなとも思うけど、それはまた今度設定して紹介する。。
僕はあいかわらずのレイトマジョリティ(言いたいだけ)だ。
目次
MAMPとは
https://www.mamp.info/en/
MAMPとは、
Mac(OS)
Apache(Webサーバー)
MySQL(データベース)
PHP, Perl, Python(プログラミング言語)
の頭文字をそれぞれ取ってつなげたものである。
それぞれインストールしたり設定を行う手間を一括で行えるので、インストールが簡単になっている。
MAMPのインストール
インストールの手順と、バーチャルホストの設定は下記2サイトを参考にした。
http://qiita.com/tsukishimaao/items/cab4caa065d901608856
http://www.1010uzu.com/boyaki/2015/07/set-up-virtual-hosts-in-mamp
インストールの際にポイントとなりそうな箇所をピックアップしてみる。
MAMP PROは不要
無料でバーチャルホストの設定ができるし、僕はMAMP PROは不要だったのでインストールしていない。インストールしても後から削除可能。
デフォルトのApacheを停止する
なんだかんだ競合で問題が起きたりするので、Macにあらかじめ入っているApacheを停止する。
おかしな話ではあるが、MAMPのApacheを利用しよう。
Macで
システム環境設定 → 共有 → インターネット共有
と進み、チェックが入っている場合は外し、既存のApacheを停止する。
ポートの設定
MAMPをインストールして、デフォルトのポートは、Apacheが8888、MySQLが8889となっているが、「WebとMySQLのポートを80と3306に設定」ボタンを押して設定を変更した。
こんな感じだ。
上記の通り、ポートを変更すると、「http://localhost:8888/」ではなく、「http://localhost/」でアクセスが可能になるよ。
バーチャルホストの設定
バーチャルホストを設定すると、MAMPのhtdocs内にあたかも独自ドメインを設定したかのようにアクセスできる。
バーチャルホストを設定しない場合は、
http://localhost/site02
http://localhost/site03
のようにアクセスしていくことになるが、設定すれば、
http://site02.localhost
http://site03.localhost
といったURLでアクセスできる。
「.localhost」でもいいし、僕の場合は前にいた会社の社内テスト環境のバーチャルホストドメイン「.vpn」を名残で使っている。
自分が分かりやすい好きな名前でいい。
バーチャルホストの設定のために書き換えたファイルは僕のMacだと下記3ファイル。
/private/etc/hosts
/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
「hosts」ファイルはXAMPPの時に書いていたものがそのまま使えた。
「httpd-vhosts.conf」ファイルにバーチャルホストの設定で、公開ディレクトリを記述するが、XAMPPの時と書き方は一緒。
ディレクトリが変わっただけ。
「httpd.conf」はVirtual hostsを使えるようにするために、コメントアウトを1箇所外すだけだ。これは一度やればもうやる必要はない。
phpMyAdminの設定
phpMyAdminもXAMPPからMAMPのものに変わった。
移行は下記のように行う。
ポートが重複しているとXAMPPとMAMPのphpMyAdminを同時に立ち上げることはできないので、まずはXAMPPのみを立ち上げてphpMyAdminの画面にアクセス。
エクスポート機能を使うと楽。
「構造とデータ」の情報が含まれたSQLファイルをエクスポートする。
続いて、XAMPPのphpMyAdminを停止して、MAMPのphpMyAdminを立ち上げる。
必要なDBを作成して左メニューから選択後、
インポート → ファイルを選択 → 先ほどエクスポートしたファイルを指定 → 実行
これで簡単にインポートできる。
後はDBに無事に接続できるかどうかなどを確認して完了!