久しぶりに記事を書きます。気がつけばthe Saibase株式会社を立ち上げて 9ヶ月 9カ月、
日々雑務に追われる「とみっち」です。

もっと 沢山 たくさん記事を書きたいよ…!!!(泣)
弊社は日々記事の執筆作業やリライト作業をおこなっています。
漢字を意図的に平仮名にする 所謂 いわゆるひらく作業の際に、共同通信社の記者ハンドブックを参考にしています。
しかし、ハンドブックを毎回調べるのも結構手間がかかるんですよね。気になった言葉のみハンドブックを参照しているという状況でした。
記者ハンドブックのオンライン版がないものかネットで調べてみると、
こんなツールが販売されているではありませんか!
- ATOK(サブスクリプション利用): 月額料金はプレミアムが476円、ベーシックが286円
※税抜き料金、個人利用なら10台までインストール可能、Win/Mac/Android対応。 - 共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK: 買い切り料金で4,800円。
※税抜き料金、個人利用の場合、Win/Macに対応。
早速導入したところ、執筆や校閲作業が効率化できて感動しているので、今回紹介します。
目次
【共同通信社 記者ハンドブック辞書】多くのライターが使用
大した記事も書けない僕ですが、某大手メディアに寄稿をしたことがあります。
その時に、
ということを初めて知りました。
新聞などの編集でも使われているとのことです。
後から調べたところ、「朝日新聞の用語の手引」も記者ハンドブックと並んでよく参考にされているのだとか。
こちらはまだ買っていません。どちらか1冊は手元に持っておくとよいでしょう。
ここ3年、僕は記事を書くアフィリエイトに真面目に取り組むようになり、漢字をひらく場面や、正しい用語を選んで使いたいと思う場面が増えるようになってきました。
外部ライターさんにも、僕の感覚で漢字の変換などを指示していたのですが、やっぱり指標はあったほうがいいと気がつきました。
昨年になってようやく、記者ハンドブックを買おう!と考え、書籍版を導入しました。
記者ハンドブックは辞書のようにパラパラめくって使用するのですが、いちいち開くのが 億劫 面倒で仕方がないのです…。
先日、ふとネットで調べていたところ、「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK」というPCソフト版の存在を知り、導入しようと即決しました!
【共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK】Win/Mac/Androidに対応
記者ハンドブックのPCソフト版は単独では使用できません。
日本語入力システムである「ATOK」の拡張プラグインとして動作します。
つまり、
- ATOKをインストール(月額ライセンス版と買い切り版があります)
- 記者ハンドブック辞書 for ATOKをインストール(買い切り版のみ)
という手順を踏む必要があります。
公式サイトだと仕組みが分かりづらく、僕は理解するのに時間がかかりました(笑)
ATOKと記者ハンドブックツールをかんたんに説明します。
ATOKは日本語入力システム

【出典】ATOK.com | ジャストシステム
Windows、Macともに日本語入力システムとしてジャストシステムの「ATOK」をインストールすることができます。
記者ハンドブックのPC版を使用するには、あらかじめATOKのインストールが必要になります。
ダウンロード版のATOKは無料体験が30日可能となっています。
ATOKには推測変換、校正支援、辞典検索など、有償ソフトならではの良さがあります。
月額ライセンス版である「ATOK PASSPORT」がおすすめです。
1ライセンスの購入でWindows、Mac、Android端末で10台まで使用できます。
個人向けと書いてあるので、法人の場合は買い切り版を選ぶほうが無難かもしれません。
法人向けの製品は以下から確認できます。
「ATOK PASSPORT」の場合、プレミアムプランを選ぶと以下のクラウド辞典が文字変換時に利用できます。
僕のPCでも使用できるようにしたのですが、言葉の詳細が変換時に確認できたり、日本語から英語への変換も可能になったりと、かなり便利です。
プラン | 月額利用料 | 備考 |
---|---|---|
ATOK PASSPORT プレミアム |
476円 ※2019年6月から500円 |
初月無料 |
ATOK PASSPORT ベーシック |
286円 ※2019年6月から300円 |
初月無料 |
※金額は全て税抜き表示です。
ベーシックプランでも記者ハンドブック辞書 for ATOKは動作しますが、月200円の差額なので、プレミアムプランを検討したいところですね。
【Macの場合】ATOK導入時の注意点
Macは「macOS El Capitan」からライブ変換が使えて便利なのですが、ATOKに切り替えた場合には使用できなくなります。
僕はMacのライブ変換を日常的に使用してきたのですが、執筆時のみATOKに切り替えるようになりました。
ショートカットを割り当てれば、標準の日本語入力ツールとATOKを簡単に切り替えることができるので、慣れてきたらストレスは意外とないです。
※Google日本語入力と旧ことえりの切り替えの紹介となっています。ATOKも同様に適用可能です。
なお、ATOKでも句読点が入力されたタイミングで自動的に変換してくれる機能があります。
ライブ変換には及ばないものの、慣れればそれなりに高速な変換ができます。
肝心の日本語変換自体は、WindowsやMac標準の変換ソフトよりも優秀です。
共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK
記者ハンドブック辞書をATOKにインストールすると、
指摘前 | 指摘後 | 備考 |
---|---|---|
できる | →できる | 動詞、副詞などは原則として平仮名書き |
トリックアート | →だまし絵 | 登録商標を避ける |
LCC | →格安航空会社(LCC) | わかりやすく略語を補完 |
驚愕 | →驚く、仰天 | 「愕」の文字が一般的でないから(多分) |
食べれる | →食べられる | ら抜き表現の修正 |
「敷居が高い」といった言葉も本来の意味をアドバイスしてくれます。
例としていくつか挙げてみました。導入したことで、大分 だいぶ記事を書く際の意識が変わりました。
ここまで読んでくれたあなたなら、記者ハンドブック辞書をWindowsやMacで使ってみたくなりませんか!?(笑)
それでは、いよいよ導入手順を説明します。
【3ステップでかんたん】共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOKをインストール
アフィリエイト記事のように、かんたんステップ形式で説明してみますw
ATOKをPCにインストール、購入(個人利用なら月額ライセンス版がおすすめ)
アプリは以下のリンクからダウンロード、インストール方法の確認ができます。
30日間仕様できるので、ぜひ使い心地を試してからライセンスを購入しましょう。
先ほど触れたとおり、ATOKには月額ライセンス版と買い切り版が存在します。
初月無料なことから、月額ライセンス版である「ATOK PASSPORT」の購入を激しくおすすめします。

【出典】ATOK Passport – 価格・ラインナップ比較
「直営ショップで購入 >」ボタンから画面を進んでいき、購入します。
「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK」を購入/インストール
購入方法が分からずジャストシステム社に電話で確認をしたのですが、法人の場合「J-License」での購入をおすすめしているそうです。
J-Licenseだとダウンロードではなく作業ディスクでの納品となり、納期に時間がかかります。
ダウンロード版が必要と伝えたところ、会社の人数に応じて個人版を購入してもいいようでした。
なお個人版だとWindows、Macともに4,800円(税抜)となっています。
ライセンス | 料金(買い切り) | 備考 |
---|---|---|
JL-Standard (法人) |
1ライセンス 3,500円 | 「J-License」での購入、別途作業ディスク2,000円が必要。納期に数日必要。 |
Windowsダウンロード版 (個人) |
4,800円 | Amazonで割引購入可能 |
Macダウンロード版 (個人) |
4,800円 |
※表示料金は全て税抜きです。
Windowsに限ってはAmazonで少し安くなるので利用しました。
購入後、それほど難しいこともなくソフトをダウンロード、インストール可能です。
使い倒す!タイピングが加速するッ!
インストール手順などめちゃめちゃ省きましたが、あとは使い倒すのみです!
記事を 沢山 たくさん書いて、使用料金の元を取りましょう!
記事のまとめ
「記者ハンドブックをいちいち開くのが面倒!」「持ち歩きたくない!」という理由からATOKのプラグイン版を見つけることが 出来ました できました。
もう一度おさらいすると、「共同通信社 記者ハンドブック辞書 for ATOK」をWindowsやMacで使用するためには、
有料ソフトを2種類インストールする必要があります。
少し面倒ですが、記事の執筆や校閲作業を効率化につながります。
ATOK(Mac版)と記者ハンドブック辞書 for ATOKを組み合わせて、この記事も執筆しました。
今回の記事では打ち消し線「こんなの」が時々出てきたと思うのですが、今回紹介したATOKの記者ハンドブック機能で変換を促された用語となります。
記事を書く際に 拠り所 よりどころ(←これも平仮名がいいのか!)になるので、今後愛用していきたいと考えています。
Webで動作するサービスとしては、ウェブライダーさんの「文賢」もかなり気になっています。
これまで膨大な時間をかけていた「校正・校閲・推敲」を機械に任せられる。
「校正・校閲・推敲」がラクになることで、文章を書くストレスが減る。
機械が冷静にアドバイスするため、編集者とライター間のコミュニケーショントラブルが減る。
4,000を超える「文章表現」を使うことで、もっとおもしろい文章を書くことができる。
大事なメールやプレスリリースを書くとき、「恥をかく表現」「失礼な表現」を使うことを未然に防げる。
よりよい文章を書いていきたいものですね!