auひかりから楽天ひかりに乗り換えました!1年間無料だけど飛びついて大丈夫?

auひかりから楽天ひかりに乗り換えました!1年間無料だけど飛びついてOK?

高速で快適だった「auひかり」ですが、プロバイダ「So-net」の3年間の月額料金割引特典が終わってしまい、利用料が高くなってしまいました…。

少しでも通信費を安くしたいので、ふと「楽天ひかり」はどうだろうか!?と考えたわけです。

仕事用のサブスマホとして楽天モバイルを利用しているので、楽天ひかりなら1年間無料になる!とつられて早速申し込んだわけですがどうなることか…。

今回の記事で乗り換えた体験を紹介します。

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auひかりと楽天ひかりの速度比較

他社光回線から楽天ひかりへの乗り換えで、一番気になるのは通信速度ですよね!

複数の光回線を利用したことのある僕が、先に結論を書いてしまいます。

通信速度は戸建プランの場合、

NURO光 ≧ auひかり > 各社光コラボ

となります。

※NURO光は下り最大2Gbps上り最大1Gbps、auひかりと各社光コラボは上下最大1Gbsのプランとします。

ユーザーの測定環境や、利用端末などでこうならない場合もあるかもしれないですが、独自設備を持つNURO光やauひかりは、各社の光コラボよりも高速な傾向にあるのは間違いないでしょう。

auひかりはNURO光に切迫する速度が出ます。

とは言え、光コラボも最近では各社高速通信規格であるIPv6サービスに対応しており、以前よりも健闘しています。

さて、我が家でauひかりと楽天ひかりを1ヵ月間じっくり検証をしたかったので、今月(2021年10月)は、どちらもまだ使える状態です。

ちなみに僕の自宅は埼玉県北部の一戸建てです。

楽天ひかりを2週間ほど使って問題はないと思えたので、つい数日前にauひかりを解約手続きしました。

Wi-Fiルーターを新しく購入したところ、これまでの計測ツールである「Speedtest by Ookla」で、なぜか正常に計測できなくなってしまいました。

最近は「Google Speed Test」を利用しています。そう、Googleで「スピードテスト」や「Speedtest」などと検索すると出てくるあの子です。

それでは通信速度の測定結果です。まずはWi-Fiから。測定端末は2018年モデルとなるiPhone XSです。

auひかり(Wi-Fi)

auひかり Wi-Fi スピードテスト 下り561.9Mbps

楽天ひかり(Wi-Fi)

楽天ひかり Wi-Fi スピードテスト 下り377.7Mbps

auひかりに関しては、Wi-Fi接続でもダウンロードで500Mbps以上出るので超高速です。

以前はNURO光の2Gbpsプランを利用していたのですが、匹敵する通信速度です。

一方で楽天ひかりのほうが速度は遅いものの、ダウンロードで400Mbps前後出ることも多いので想像以上によかったです。

ダウンロードが100Mbpsを下回ったりしたら嫌だな…と思っていたのですが、楽天ひかりで利用できる高速通信規格IPv6サービス「クロスパス」が使えることと、今回新しいルーター(バッファロー WSR-5400AX6S-MB)を用意したことが良かったかもしれません。

バッファロー WSR-5400AX6S-MB 無線LAN親機11ax/ac/n/a/g/b 4803+573Mbps 目安在庫=△

PC(Windows10)で有線LAN接続した通信速度も載せます。

auひかり(有線LAN)

auひかり 有線LAN スピードテスト 下り741.2Mbps

楽天ひかり(有線LAN)

楽天ひかり 有線LAN スピードテスト 下り540.3Mbps

auひかりはかなり高速ですが、光コラボサービスとしては、楽天ひかりも高速と言えるのではないでしょうか。

みんなの通信速度の光回線ランキングを見ると、auひかりの通信速度が8位、楽天ひかりの通信速度が48位となっていました。(2021年10月調べ)

auひかりはホームゲートウェイが複数存在し、古い端末だと通信速度は遅いので、実際はもっと上位にランクインできるのではないかと予想されます。

楽天ひかりではレンタルルーターがなく、ユーザーが用意する必要があるため、安いルーターが選ばれることも多いでしょう。こちらも実際はもっと高速でしょう。

結局、光回線の通信速度は、どんなルーターを利用できるかにも大きく左右されるので、多数のユーザーの測定結果における速度ランキングは、参考程度にしかならないかもしれません。

高性能なレンタルルーターを提供しているサービスが、速度ランキングでは有利となることでしょう。

auひかりは、KDDI独自の光回線を使っているエリアと、NTTの光回線であるフレッツ光のダークファイバーを利用しているエリアがあります。

どちらもフレッツ光の回線や設備を間借りしている楽天ひかりなどの光コラボよりも、通信速度は高速となる傾向にあります。

回線種別 最大速度 フレッツ光回線
混雑時の影響
NURO光 フレッツ光のダークファイバー
光ファイバー分岐にG-PONを採用
下り2Gbps
上り1Gbps
受けない
auひかりホーム KDDIの自社回線 上下1Gbps 受けない
auひかりホーム(S) フレッツ光のダークファイバー 上下1Gbps 受けない
フレッツ光
光コラボ
フレッツ光回線 上下1Gbps 受けることがある

※敷設済みのNTT光ファイバーケーブルのうち、利用されていないものをダークファイバーと言います。
※地域限定となる電力会社系の光回線(コミュファ光、eo光、メガ・エッグ、ピカラ光、BBIQ光)は独自回線を使用しています。

通信速度面ではどうしてもauひかりに軍配が上がりますが、コストパフォーマンスでは楽天ひかりは十分に検討しています。

楽天モバイルユーザーは1年間無料で使える!

1年無料となる条件

① 楽天モバイルを利用中に楽天ひかりを申し込む

もしくは、

② 楽天ひかりに申し込んだ翌月15日23:59までに楽天モバイルを申し込む

※2021年10月現在、プランはRakuten UN-LIMIT VIとなります。

僕の場合は既に楽天モバイルを利用中だったので、楽天ひかりを申し込む際に自動的にキャンペーンが適用となります。
申し込みをした際の電話でコールセンターの方に確認したのですが、楽天モバイルと楽天ひかりを申し込んだ際の楽天IDが一緒であれば、自動的に紐付けされるので特別な手続きは不要とのことでした。
2年目以降は、ファミリープラン(戸建)で月額5,280円(税込)マンションプラン(集合住宅)で月額4,180円となっています。
auひかりなどと比べると若干安くなります。
楽天ひかり
最大1Gbps
auひかり
最大1Gbps
ドコモ光
最大1Gbps
SoftBank光
最大1Gbps
NURO光
下り最大2Gbps
上り最大1Gbps
戸建プラン 3,080円
※1年目、キャンペーン適用時無料5,280円
※2年目〜
5,390円〜5,720円
※2年契約・3年契約、1年目〜3年目で料金が変動
5,720円〜
※タイプAプロバイダ選択時
5,720円 5,200円
※3年契約時

5,700円
※2年契約時
マンション
プラン
1,980円
※1年目、キャンペーン適用時無料4,180円
※2年目〜
4,455円
※マンションギガタイプの場合
4,400円〜 4,180円 2,090~2,750
※3年契約時
2,530~3,190円
※2年契約時
初期費用 1,980円 3,300円 3,300円 3,300円 3,300円
契約期間
※自動更新
3年間 2年間
3年間
2年間 2年間 2年間
3年間
契約解除料
※更新月での
解約は無料
10,450円 戸建 10,450円
※2年契約時
戸建 16,500円
※3年契約時
マンション 7,700円
※マンションギガタイプの場合
戸建 14,300円
マンション 8,800円
10,450円 10,450円
最大速度
※理論値
上下1Gbps 上下1Gbps 上下1Gbps 上下1Gbps 下り2Gbps
上り1Gbps
セット割 楽天ひかりの
月額基本料金
1年無料
最大1,100円/台
※au端末
※povoは適用外
最大1,100円/台
※ドコモ端末
※ahamoは適用外
最大1,100円/台
※SoftBank端末
※LINEMOは適用外
最大1,100円/台
※SoftBank端末

※料金は全て税込表示となります

※2021年10月25日調査時点での情報です。詳細は各社のWebサイトを確認してください。

【注意】auひかりの解約金は高額

auひかりの解約金は高額なので注意が必要です!!!

例えauユーザーでスマートバリューが適用されていても必要となる費用です。

auひかりは解約時に必要な費用が1番のネックとなっていて、一部のユーザーから敬遠されています。

戸建てタイプを利用していた僕の場合ですが、解約金は以下のようになります。

auひかりの解約金 (とみっち宅の場合)
契約解除料 16,500円
工事費残債 0円
撤去工事費 31,680円 0円
合計 16,500円

※料金は全て税込表示となります。

まだ正確な請求が来ていないのですが、おそらくこのような高額請求となります…。
【2022年1月追記】解約費用が確定しました!幸い撤去工事費は無料で済みました↓
プロバイダ「So-net」のマイページを見ると、退会にともなう費用合計が表示されていました。

サービス解約時の注意事項を確認すると、KDDIから直接請求されるといった記載が見られます。

auひかりホーム(1ギガ、5ギガ、10ギガ)を2018年3月以降に申し込んだ場合、撤去工事は必須なので拒否できません。

auひかりはNTTフレッツ光のダークファイバーを利用していることから、回線自体を撤去しないと、KDDI側の費用負担が増大してきたことが理由なのでしょう。

プロバイダが指定する光回線へ乗り換える場合は、撤去費用を負担してもらえることがあります。

また、撤去費用は高額ですが、乗り換え後の光回線のキャッシュバックキャンペーンなど活用して、撤去費用の負担にあてるという考え方もあります。

僕の場合は、1年間楽天ひかりが無料なので、良かったことと考えることにします。

まとめ

今回、楽天ひかりへの乗り換えを決意した1番の経緯は、妻のauスマホをpovoに変更できそうだからです。

auひかりを解約すると、auスマートバリューが外れて、だいぶ割高になってしまいます。

ブログのネタとしても、楽天ひかりに変更してみるのがいいのではないかなと考えました。

我が家では結果的に満足ですが、既にauスマートバリューでauひかりを利用している場合は、必ずしも解約がお得になるとは限らないので、くれぐれも慎重に検討してください。

auひかり
auユーザーと、通信速度にこだわりがあるユーザー向け

解約時の費用負担が大きい点は十分に注意しましょう。

一方で、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)ユーザーで、1年間月額料金無料となるのであれば、乗り換えの検討余地は十分にあるでしょう。

自分でルーターを用意する必要があるため、スピードテストサイトのランキングでは平均速度が遅く感じるのですが、実質的には他の光コラボと通信速度は変わらないです。

>>NURO光 公式サイトへ

おすすめネット回線BEST3