ドコモ光を新規契約した場合、光回線を敷設するための工事が必要です。
しかし工事内容が分からないと不安になってしまいますよね。
結果からいうと、エアコンや配管が設けられている自宅であれば壁に穴を開けることはありません!
そこで今回は、僕がドコモ光を開通した時に体験した実際の工事内容について紹介します。
目次
ドコモ光の工事の内容と流れ
ドコモ光を新規契約した際は、ドコモ光の光ファイバーを敷設するための開通工事が必須となります。
宅内にONUやルーターがなければネット通信できないため、賃貸でも持ち家でも同様です。
まずは工事までの流れと、具体的な内容を紹介します。
① エリアを確認してドコモ光の契約を申し込む
ドコモ光は、対象のサービスエリア内でなければ申し込むことができません。
あらかじめ自宅がドコモ光の提供エリア内であるかどうか、確認しておくと良いでしょう。
ドコモ光はNTTが提供しているフレッツ光と、光回線の提供エリアが同じです。
そのためNTT東日本(NTT西日本)フレッツ光の公式ページから、対応エリアについて調べることが可能です。
またドコモ光 × GMOとくとくBBの公式サイトより、住んでいる地域でのドコモ光の通信速度を確認することが可能です↓
なお、ドコモ光の申し込みについては
- ドコモ光の公式サイト
- ドコモショップ
- 家電量販店
とありますが、基本的にはWeb申し込みをおすすめします。
② 工事の日程を決める
ドコモ光の工事内容は、
- 電柱から光回線を自宅へつなげる
- 光ファイバーを外から中へ配線する
- ネット接続用のONUへ繋げる
といった主に3段階の流れです。
電柱から宅内へ光回線を引き入れる作業ではありますが、
基本的に工事は1日で完了します。
実際に僕が立ち会ったときは工事時間は14時〜17時まで約3時間くらいでした。
また工事を行うにあたり前もって日程を決めておく必要があります。
僕の場合は2018年11月の初旬にドコモ光を申し込んで、約3週間後に工事予定日となりました。
ドコモ光を契約する場合も、ある程度は時間に余裕を持って申し込むと良いでしょう。
引越しを機にドコモ光を申し込む際は念のため、引越し日の2〜4週間くらい前には申し込みを始めておくことをおすすめします。
③ 光回線を宅内に引き入れONUと繋げて完了
工事日になるとNTT東日本(西日本)の作業員が自宅に来て、機器の設置や光ファイバーケーブルの導入を行います。
ドコモ光はフレッツ光の光回線を利用しているサービスなので、工事はNTTに配属されている方が行います。
本当に壁に穴は開けないの?
屋外から中へ光ファイバーを通してくる際に、
- 自宅に光回線の設備がまだない場合
- 新築の持ち家の場合
どちらの場合でも基本的に壁に穴を開けることはありません。
実際に僕の場合は、まずエアコン用の穴に光ファイバーのケーブルを通し、
最後に光ファイバーとONUを繋げて完了しました。
ONUと光ファイバーが繋がれば、ドコモ光の開通工事は無事完了です。
どうしても壁に穴を開けるしか方法がないという特別な場合を除き、工事は持ち家でも賃貸でも2~3時間もあれば終わる印象でした。
あとはプロバイダから送られて来た書類をもとに、インターネット接続設定を行えばドコモ光サービスをすぐに使い始めることができます。
ちなみにドコモ光 × GMOとくとくBBなら、インターネット接続の設定が本当にカンタンです↓
ドコモ光の工事費用は高いの!?実際にかかる費用を紹介
ドコモ光を契約すると
- 戸建てでは18,000円
- マンションでは15,000円
の工事費用がかかります。
しかしこの工事費用は高いのでしょうか?
そこで、ほかキャリアの光回線である「auひかりやSoftbank光」の工事費用と比較してみました。
各社 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
ドコモ光 | 18,000円 | 15,000円 |
auひかり | 37,500円 | 30,000円 |
Softbank光 | 24,000円 | 24,000円 |
他社光回線の工事費用と比較してみると、ドコモ光が一番お得なんですね。
auひかりの工事費用の約半額で光回線が設置できるので、ドコモ光の工事費用はかなり低めに設定されていることが分かります。
一括払いにおける工事費はフレッツ光と変わらない!?
ドコモ光の工事費を一括で支払うと、工事費は以下の表の通りです。
ドコモ光 | 戸建て住宅 | 集合住宅 |
---|---|---|
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
※料金は全て税込表示となります
集合住宅と戸建て住宅では、3,000円ほどの金額差がありますね。
ここでNTT東日本エリアにおけるフレッツ光の工事費をチェックしてみましょう。
フレッツ光 | 戸建て住宅 | 集合住宅 |
---|---|---|
工事費 | 19,800円 | 16,500円 |
※料金は全て税込表示となります
この通り、実はフレッツ光もドコモ光も工事費は変わりません。
同じ回線を使っているサービスで工事費も同じということで、工事費については公平ですね。
支払い期間が長くなる分割払いよりもおすすめは一括払い
ドコモ光の工事費は分割払いもできます。
分割払いの時の月々の支払額は、分割回数ごとに工事費も違います。
戸建て住宅 | 集合住宅 | |
---|---|---|
12回 | 1,650円 | 1,375円 |
24回 | 825円 | 687円 |
36回 | 540円 | 458円 |
48回 | 405円 | 343円 |
60回 | 324円 | 275円 |
※料金は全て税込表示となります
回数を増やせばそれだけ支払額は下がりますが、支払い終わるまでの期間が長くストレスです。
おすすめは最初に一括で支払ってしまうこと、もしくは>>工事費無料の時に申し込んでしまうことですね。
工事をする際の注意点
ドコモ光を契約し、工事をする際の注意点をチェックしていきましょう。
賃貸で工事の際は大家さんや管理会社に許可をとる必要がある
ドコモ光を申し込むにあたって、賃貸住宅の場合は念のため管理会社や大家さんに許可を得ておきましょう。
黙ってアパートやマンションで契約を進めるのはトラブルの元となります。
特に、許可なく配線を部屋に通すなど細かい作業が伴う場合、怒られたり強制的に取りやめさせられたりする可能性もあります。
僕は引越しの際にあらかじめ、「インターネットを利用したい」という旨を不動産に連絡をしてから光回線の契約を申し込みました。
ドコモ光を契約したい場合は、
ことがおすすめと言えます。
外壁に穴を開けることはまずない
ドコモ光開通の工事にあたり不安なのは、壁に穴を開けるなど大がかりになってしまうんじゃないか、ということでしょう。
しかしドコモ光の開通工事は、基本的に電話の配管やエアコン用の穴に光ファイバーを通すだけ。
壁に穴を開けなければいけなくなることは、まずありません。
建物によってはほぼ導入済みで、機器を設置するだけでOKな場合もあるでしょう。
工事についてはそれほど心配することはないですよ。
不安な場合は工事業者さんに前もって確認することをおすすめします。
ただ穴を開けないようにお願いすれば、そのように対応してくれる可能性は高いです。
NTTフレッツ光から転用する場合は工事は不要!
NTTフレッツ光から転用する場合について、僕の実体験を元に解説します。
フレッツ光からドコモ光に転用する場合は工事は不要です。
転用では書類が送られてくるだけで転用手続きは終わった
フレッツ光からドコモ光へは、設備はそのままで「転用」できます。
転用手続きを行うと、しばらく経った段階(2週間程度)で自宅に転用完了の書類が送られてきます。
この書類が届いたタイミングでドコモ光への転用は終了。
おめでとうございます。ついに、ドコモ光ユーザーです。
プロバイダが同じならインターネット接続設定も全て変更不要
フレッツ光でもドコモ光でも利用できるプロバイダが多数存在します。
ドコモ光では24社の中から好きなプロバイダを選択することができます。
項目 | タイプAプロバイダ(全18社) | タイプBプロバイダ(全6社) |
---|---|---|
プロバイダ名 | GMOとくとくBB、ドコモnet、ぷらら |
OCN |
戸建て 月額料金 |
5,720円 | 5,940円 |
マンション 月額料金 |
4,400円 | 4,620円 |
※料金は全て税込表示となります
もしフレッツ光からドコモ光へ移行の際に、同じプロバイダと契約するのであれば、プロバイダ側の切替で済むため工事も立ち会いも不要です。
以前プロバイダはOCNのままでフレッツ光からドコモ光に転用したことがありますが、設定をし直す必要はなくそのままドコモ光のサービスを使うことができました。
まとめ
ドコモ光の工事についてまとめると、
といった工事内容になっています。
基本的に壁に穴を空けず開通工事が終わるので、持ち家や賃貸を傷つけることはありません。
家の外観はそのままで、すぐに快適なインターネット通信を楽しむことができるようになります。