楽天モバイルのデメリットとは?後悔する可能性がある人

楽天モバイルのデメリット

「楽天モバイルを契約する前にデメリットについて詳しく知りたい!」

楽天モバイルについて気になるのがメリット・デメリットですよね。特にデメリットは契約前にすべて把握しておきたいところです。

結論から言うと、楽天モバイルの最も大きなデメリットは、4キャリアの中で最も電波の強度が低いことです。

後発でキャリア参入したため、まだドコモ・au・ソフトバンクと同品質の回線にはなりえていません。

しかしながら、楽天モバイルには多数のメリットがあり、十分契約に値するサービスと言えます。

この記事では、楽天モバイルのデメリットについて余すこと無くすべてをお伝えします。無理に楽天モバイルを持ち上げることもなければ蔑むこともありません。

できるだけリアルな現状をお伝えしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

楽天モバイルは危ない?全デメリットまとめ

  1. 5G対応エリアは限定的
  2. 1日10GB以上使うと速度制限にかかる場合がある
  3. 無料通話の利用にRakuten Linkアプリが必要
  4. 実店舗が他の3キャリアより少ない
  5. 楽天モバイルで購入した端末以外は動作保証対象外
  6. 「データ1GB未満で無料」のキャンペーンは廃止
  7. 電話サポートが繋がりにくい

5G対応エリアは限定的

楽天モバイルは無料で5G通信に対応しています。ですが、5Gエリアはまだ完全にカバーされているわけではありません。

5Gサービスは、Sub6とミリ波に分かれるのですが、ミリ波の提供が遅れています。

Sub6とミリ波の違い

  • Sub6:6GHz以下の周波数で安定感がある
  • ミリ波:28GHzの周波数で高速通信ができるが電波が届きくい

5Gの凄さを体感するには、ミリ波の利用がかかせません。今後の5G拡大予定エリアについては楽天モバイル公式にて確認できます。

なお、都市部にお住いの人なら、5Gが繋がると思って大丈夫です。

他社も同じ状況なので注意

楽天モバイル以外も、5Gを提供する携帯事業者は多くあります。しかしながら、どの事業者も5Gのカバー率はまだこれからといった印象です。

数年内で人口カバー率は90%を超えるはずですが、2024年時点では、楽天モバイルに限らず、すべての携帯事業者で普及を待つ必要があるでしょう。

1日10GB以上使うと速度制限にかかる場合がある

データ無制限で利用できる楽天モバイルですが、極端にデータ消費すると速度制限される場合があります。

どのくらいで制限されるかは分かりませんが、ざっくりと1日10GB以上使うと遅くなりやすいとの口コミがあります。

1日10GBは、月あたり300GBなので、普通にスマホを使う分にはまず超えません。1日中、Youtubeを見ていても大丈夫です。

ですが、大容量のファイル(PC向けの大型オンラインゲームなど)をダウンロードすると、この制限にかかる可能性があります。

ストリーマーの人などは、楽天モバイルの通信だけで遊ぶのは厳しいため注意しましょう。

なお、仮に制限がかかっても3Mbpsほどの速度が出るため、動画視聴やWEBサイト閲覧は問題ありません。

無料通話の利用にRakuten Linkアプリが必要

楽天モバイルでは、無料通話サービスのRakuten Linkを提供しています。Rakuten Linkを使用する際の注意点として、アプリ経由で発信する必要があります。

楽天リンクから発信

通常発信でも標準通話アプリを立ち上げるため手間はほぼ変わりませんが、Rakuten Linkを使用しないと無料通話にならない点には注意が必要です。

無料通話を利用できるだけで凄い

Rakuten Linkは、アプリ経由で発信が必要となるものの、どこにかけても通話料が無料となるサービスは楽天モバイルしかありません。

そのため、多少の不便さがあったとしても、無料通話を利用できるだけでデメリットに対してメリットの方が大きく上回ります。

実店舗が他の3キャリアより少ない

楽天モバイルは実店舗がどんどん増えていますが、4キャリアの中では後発組なので、店舗数は他の3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と比べて少ないです。

店舗数の目安

  • 楽天モバイルの店舗数:1,000店以上
  • 3キャリアの店舗数:7,500店以上

とはいえ、都市部に関してはほぼ全域で店舗展開が完了しています。また、郵便局内でのショップサポートも開始されており、全国の地方までサービス展開されるのは時間の問題でしょう。

楽天モバイルで購入した端末以外は動作保証対象外

楽天モバイルで販売されている端末以外で持込み契約する際、もし動作しなかったとしても保証はありません。

そのため、SIMのみ契約を考えている人は注意しておきましょう。事前に、楽天回線対応製品のリストを確認しておくことをおすすめします。

楽天モバイル対応

なお、対応機種リストになかったとしても、国内販売の5G対応端末なら使用できるはずです。

4G端末でも、5年以内に発売された機種(SIMフリー端末含む)なら、ほぼ確実に楽天モバイルで利用できます。

他社も自社販売以外の端末は動作保証なしなので注意

楽天モバイル以外の携帯事業者も、自社販売以外の端末で動作しなかったときは保証対象外です。楽天モバイル特有のデメリットではないことを覚えておきましょう。

「データ1GB未満で無料」のキャンペーンは廃止

以前の楽天モバイルは、データ消費量が1GB未満だった場合は月額料金が0円でした。現在は、1GB未満でも最低料金として1,078円がかかります。

楽天モバイルの月額料金

最新プラン以前のプラン
1GB未満1,078円0円
3GBまで1,078円1,078円
3GBから20GB2,178円2,178円
20GB以上3,278円3,278円

そもそも「1GB未満で0円」は、大盤振る舞いだったので、それが無くなったからといって致命的なデメリットとは言えません。

とはいえ、以前は0円運用ができていたのに現在は不可となったため、これから楽天モバイルに契約する人は知っておいた方がいいでしょう。

現在0円でスマホ契約を維持できるのはpovo2.0のみ

楽天モバイルの1GB未満0円の特典が無くなった後、入れ替わるように出てきたサービスが、auの格安プラン「povo2.0」です。

povo2.0は基本料が0円で、そこからデータ通信を購入する形(トッピング)となります。そのため、0円で運用することができます。

ただし、以前の楽天モバイルのように1GB超えるまで0円ではなく、povo2.0はデータ通信ができない状態で0円となるため注意して下さい。

電話サポートが繋がりにくい

楽天モバイルは、電話サポートが繋がりにくく、口コミでも頻繁に指摘されています。特に繋がらないのは既存契約者向けの電話サポートです。

チャットサポートはリアルタイムで繋がるのですが、電話はオペレーターが足りないせいか5分程度待つことは普通です。土日祝になると20分以上も待たされた方がいるそうです・・。

最近はAIチャットを取り入れて電話サポートの利用者数を減らそうと努力しているようですが、できれば絶対的なオペレーターの数を増やしてほしいですね。

サポートの対応力には定評があるので惜しいポイントです。なお、サービス開始当初に比べると、混雑緩和により以前よりサポートに繋がりやすくなっています。

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楽天モバイルで後悔する人が多い電波強度について

楽天回線はドコモ・au・ソフトバンクより繋がりにくい

楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクと同じく自社回線を持つキャリアです。

しかし、他の3社と違って割り当てられた電波(バンド3)が高周波だったため、他の3キャリアが使う700~800MHzのプラチナバンド(低周波ほど安定する)と比べて繋がりにくい特性があるのです。

バンド3は楽天回線エリア

繋がりにくいといっても、まったく使えないわけではありません。ですが、ドコモ・au・ソフトバンクと比べると急に電波が弱くなることがあり、不便さを感じる場面があります。

【体験談】楽天モバイルは使い物にならないのか?

実際、楽天モバイルに契約して本当に電波が繋がりにくいのか検証してみました。

楽天モバイルのSIMカード
楽天モバイルに契約

まず、屋外を歩いているときは特に繋がりにくさを感じません。電波強度を示すアンテナは3~4本(最大4本)で維持されています。

楽天モバイルの電波

しかし、屋内に入ると場所によって電波強度のアンテナが1~2本となりました。

関東圏では、横浜と五反田の駅ビルにて圏外になるポイントを発見。遮蔽物の角度などが影響していると思われます。

ただ、ビル全体ではなく「お店の中の一区画」といったように、局地的な圏外です。

全体的に致命的とは感じませんでしたが、「スマホ決済のときに電波が悪くて時間がかかる」といった場面がしばしばあり、不便に感じることがありました。

このデメリットを許容できるかが最大の焦点

楽天モバイルのデメリットは、いくつかあるものの他は大きな問題ではありません。

この電波が繋がりにくいときがある、といったデメリットに許容できるかが、契約を考える上での最大のポイントとなるでしょう。

一瞬も電波が悪くなるのは許せない、といった方は辞めておいた方がいいかもしれません。

一方で、楽天モバイルは多数のメリットがあるため、たまに電波が弱くなるくらいなら許せる、といった方には向いています。

長期間楽天モバイルを使用した感想としては、やはり通話料無料やポイント還元の特典が大きいため、いったんお試しで契約するのはありだと思います。

お試しするときは、MNPなしで新規契約して電波の強度を確かめるといいでしょう。契約事務手数料と解約金はかからないので、金銭的なリスクはほとんどありません。

通信品質に問題ないと感じてから、本契約を行えば失敗することはありません。

【朗報】楽天最強プラン移行で楽天回線に繋がらなくても問題なしに

2023年7月から、楽天最強プラン移行に伴いパートナー回線でのひと月あたりのデータ上限が5GBから無制限に引き上げられました。

パートナー回線とは、楽天回線が繋がらないときに自動で切り替わる保険のような回線です。au回線を使用するため、非常に安定しています。

楽天回線とパートナー回線は手動切り替えができませんが、楽天回線が繋がらないときに自動で切り替わります。

その場合でも、データ上限なしで無制限に使えるため、仮に楽天回線が繋がりにくいエリアにお住いの人でも、不便さは感じません。

以前は致命的なデメリットだった繋がりにくさですが、プラン改定により影響は小さくなっています。

改善された楽天モバイルの以前のデメリット

パートナー回線エリアは5GBまでしか使えなかった

楽天回線が圏外のエリアはパートナー回線(auローミング)で繋がる仕様となっています。その場合、以前は月5GBまでの制限がありました。

そのため、楽天モバイルはデータ無制限と言いつつも、実際は楽天回線で繋がったときのみ無制限という条件が付いていたのです。

しかし、2023年6月から開始された楽天最強プランへの移行に伴い、パートナー回線エリアでも上限が撤廃されてデータ無制限に。

データ使い放題目当てで楽天モバイルに契約したのに、実際は5GBの制限があった・・というがっかりな状況に陥るケースは、現在はないので安心してください。

データSIMの提供がなかった

楽天モバイルでは、長らくデータSIM(通話機能の無いデータ専用のSIMカード)の提供がありませんでした。

そのため、サブ回線としての利用やMNP前のお試し契約などができなかったのですが、2023年7月よりデータSIMの提供が始まりました。

音声通話SIMとデータSIMの違い

データSIMは、タブレット端末など通話が要らない通信機器での利用にも向いています。

ただ、通話機能ありの音声通話SIMと料金が変わらないので(通常はデータSIMの方が安くなる)、その点はデメリットと言えるかもしれません。

データSIM目当てなら、mineoIIjmioの方がお得です。

家族割を利用できなかった

以前は家族割を利用できなかった楽天モバイルですが、2024年2月から「最強家族プログラム」の家族割引サービスが始まりました。

楽天モバイルで家族割を適用すると、月額料金が最安968円(3GBあたり)に。このプログラムの主な特徴は以下の通りです。

割引内容

  • Rakuten最強プラン」の契約者が対象
  • 家族1人につき月額料金が110円割引される
  • 割引額は利用するデータ量に関わらず一律


適用条件

  • 同姓の家族だけでなく、親戚や同性パートナー、事実婚の方も対象
  • 1人あたり1回線のみ割引適用可能
  • グループの作成は18歳以上の契約者のみ可能


グループ作成方法

  • my 楽天モバイル」のWebまたはアプリから代表者がグループを作成
  • 招待リンクを家族に共有し、リンクから参加
  • 1グループあたり最大20回線まで参加可能

楽天モバイルの「最強家族プログラム」は手続きが簡単で、家族の定義が広いのが特徴です。

注意点として月の途中でグループに参加・退会した場合、割引額は日割り計算されます。また、ドコモ、au、ソフトバンクの家族割引と比べると割引額は少ないです。ただし、グループに参加できる最大回線数は楽天が20回線と多くなっています。

家族割なしでもキャリアより安くなるケースがほとんど

家族割の割引額が低い楽天モバイルですが、そもそもの料金が安いため、家族割無しでも乗り換えた方が安くなるケースがほとんどです。

以下に、ドコモ・au・ソフトバンクの家族割についてまとめました。

キャリアサービス名割引後の月額料金
ドコモみんなドコモ割2回線で550円、3回線以上で1,100円割引
au家族割プラス2回線で550円、3回線以上で1,100円割引
ソフトバンク新みんな家族割2名で550円以上割引、4名以上で2,200円以上割引

家族割なしの月額料金は、プランによりますが5,500円~7,500円ほどです。そこから、家族割の平均割引額に近い1,100円を引いても、最安で4,400円です。

データ3GB以下で4,400円ほどなので楽天モバイルと比べて非常に割高であることが分かります。

3キャリアで家族割を適用した場合

→3GB以下で月額4,000円~5,000円ほど


楽天モバイルの月額料金

→データ無制限で3,278円(3GB以下なら1,081円)

ドコモ・au・ソフトバンクは、家族割以外もいくつか割引の種類がありますが、それらをすべて適用しても楽天モバイルの料金に並ぶのは難しいのが現状です。

ワイモバイルの家族割もおすすめ

家族割を適用できる楽天モバイルですが、ワイモバイルの家族割も非常に安くなります。

ワイモバイル:家族割適用で最安990円

割引が効くのは2回線目以降で、最大9回線まで適用OK。毎月1,188円が永年割引となります。

離れた家族にも適用できます。

ワイモバイル以外の主要な格安SIMでは、UQモバイルやmineoを除いてほぼ家族割を実施できていません。ワイモバイルは楽天モバイルより通信品質が良いと評判なので、高品質な回線かつ家族割を利用したいなら、ワイモバイルを選ぶべきでしょう。

楽天モバイルは他社より優れたメリットとは

  1. 楽天回線・パートナー回線エリアともにデータ使い放題
  2. データを使わない月は勝手に安くなる
  3. 何度でも国内通話が無料でかけ放題
  4. 最新のiPhoneシリーズを格安で購入できる
  5. 実店舗でサポートを受けられる
  6. 楽天ポイントが貯まりやすい
  7. キャンペーンが豪華でお得
  8. 解約金と契約事務手数料がいつでも無料
  9. お昼でも速度が落ちずに安定している
  10. LINEのID検索に対応している
  11. 無料でキャリアメールが付与される

楽天回線・パートナー回線エリアともにデータ使い放題

楽天モバイルでは、

  • 楽天回線(自社運営)
  • パートナー回線(au)

の2つの回線を併用しています。以前は、楽天回線のみデータ使い放題対応でしたが、現在はパートナー回線でもデータ使い放題に。

ひと月で100GB以上使ってもまったく問題なし。極端すぎる使い方をしない限り、データ無制限だからといって速度が落とされることもありません。

データ使い放題:月額3,278円

どれだけデータを使っても月額3,278円に収まるのは驚異的なコスパです。ドコモ・au・ソフトバンクだと、その2倍以上の料金がかかるため、いかに安いか分かります。

高速通信の無制限プランを提供できているのは、現状楽天モバイルだけ。他の携帯キャリアにはない、絶対的な強みです。

データを使わない月は勝手に安くなる

楽天モバイルは、従量制課金の仕組みなので20GB以下ならスマホ代は2,178円に収まります。さらに、3GB以下ならわずか1,078円です。

人気格安SIMの料金比較

3GB20GB
楽天モバイル1,078円
※無制限かけ放題付
2,178円
※無制限かけ放題付
ahamo2,970円
※5分かけ放題付
LINEMO990円2,728円
UQモバイル3,278円
※10分かけ放題付
mineo2,178円

株式会社MM総研が調べた情報によると、スマホユーザーの月間データ消費量の平均は10.09GBだそうです。さらに、中央値なら3GBに収まります。

データ無制限が特徴的な楽天モバイルですが、毎月小容量しか使わない人も、自動的に料金が下がるためお得です。

また、月によってデータ消費量がバラバラな人も、損することがありません。

何度でも国内通話が無料でかけ放題

楽天モバイルは、無料通話アプリのRakuten Linkを提供しています。Rakuten Linkは、国内通話であればナビダイヤルなどを除いてどこにかけても通話料が0円に。

LINE通話と違い、相手はRakuten Linkを使用していなくて構いません。友達や家族ではない職場への連絡やレストランの予約などでの発信でも、通話用を完全無料化できます。

楽天リンクは通話料無料

Rakuten Linkの使い方は、標準の通話アプリと使い勝手は変わりません。連絡先も自動で同期されるため、新たに登録しなくてOKです。

楽天モバイルでは、標準通話でのかけ放題も有料オプションで提供していますが、ほとんどの人はRakuten Linkで事足りるでしょう。

なお、Rakuten Linkには無料通話以外にも様々な機能があります。

通常は送信料のかかるSMSや、他社ではオプション扱いとなる留守番電話サービス開始も、Rakuten Linkにて無料で利用可能です。

最新のiPhoneシリーズを格安で購入できる

楽天モバイルでは、iPhone15シリーズを販売しています。ポイント還元や値引きを含めた実質料金では、4キャリアの中で最安となるケースが多いです。

現状、楽天モバイルが国内で最もお得にiPhoneを購入できる携帯事業者となっています。

価格例

128GB256GB512GB
楽天モバイル120,910円135,900円165,900円
ドコモ138,930円161,480円201,740円
au140,640円161,770円201,925円
ソフトバンク140,400円161,280円201,600円

もちろん一括払いで支払う必要はなく、最大48回払いの選択が可能です。

iPhoneは楽天モバイル買い替え超トクプログラムでさらに実質半額にできる

楽天モバイルでは、買い替え超トクプログラムというサービスにより、iPhoneを実質半額で購入することができます。

買い替え超トクプログラムを簡単に説明すると、機種変更の際に購入したiPhoneを返却するかわりに25カ月目以降の支払いが免除される仕組みとなっています。

購入したiPhoneが自分のもにならないデメリットがありますが、2年ごとに新しいiPhoneを欲しい人は、このサービスを利用するといいでしょう。

なお、途中で気が変わって返却したくなくなったら、そのまま購入に変えることもできます。

注意点として、買い替え超トクプログラムを利用できるのは楽天カードユーザーのみとなっています。他のクレジットカードでは利用できないため気を付けましょう。

実店舗でサポートを受けられる

ドコモ・au・ソフトバンクと比べて店舗数が劣るものの、楽天モバイルショップ(店舗)は全国で展開されています。

専門店以外にも、家電量販店に入っているSIM契約カウンターなども利用OKです。

楽天モバイルショップでは、新規契約・即日MNPはもちろん契約後の機種変更やSIMサイズ変更などの手続きも可能です。店舗限定のキャンペーンも利用できます。

対面サポートがないと不安な方には大きなメリットです。

楽天ポイントが貯まりやすい

楽天モバイルでは他社にはない絶対的なサービスとして、楽天スーパーポイントの付与があります。実際、楽天ユーザーの多くが楽天モバイルを選ぶ理由になっています。

楽天モバイルユーザーなら、SPU(スーパーポイントアップ)対象となるため楽天市場での獲得ポイントが最大+4倍に。以前は+1倍だったので、大きくポイント還元率がアップしました。

楽天市場で毎日ポイント5倍

楽天モバイルは、楽天ポイントが面白いほど溜まっていきます。楽天モバイルでポイントを貯める方法は、

  • キャンペーンでポイント還元
  • SPUで獲得ポイントを5倍にする

の2つの方法があります。キャンペーンについては、端末の購入時や新規契約特典として一気に数万円分貰えます。

SPUは一時的なキャンペーンではなく、常に獲得ポイントが5倍(+4倍)となります。

楽天市場や楽天トラベルなど、楽天経済圏を利用中の人は、楽天モバイルに乗り換えるとお得ですよ。

キャンペーンが豪華でお得

楽天モバイルはとにかく端末価格が安いです。通常価格は他社と変わらず標準ですが、頻繁にキャンペーンを行っているため常に値引き価格で端末を購入できます。

在庫処分だけでなく新しい端末も割引対象となっています。

もはや、キャンペーンを実施していない端末の方が見当たりません。以前はポイント還元による実質値引きが中心でしたが、現在は直接料金を値引きするキャンペーンも目立っています。

気になる割引率ですが、時期によっては半額以下や1円端末まであります。

回線契約が必要なので端末だけの購入はできませんが、それでも端末目当てで楽天モバイルを選んでもいいくらい強いインパクトがあります。

タイムラグがある?キャンペーンのポイント還元に罠はあるのか?

ここまでキャンペーンが豪華だと、何か裏があるのでは?と心配になります。結論から言うと、複雑な条件はありません。

一点、Rakuten Linkでの10秒以上の発信が条件となっているキャンペーンがあります。その場合は、美容室の予約を取る際などに、Rakuten Linkを利用すればOKです。

なお、ポイント付与の時期は翌々月末頃となります。ポイント獲得まで1年以上かかる事業者もあるため、楽天モバイルのポイント還元のスピードは非常に早いと言えるでしょう。

ポイント還元のルールや最新キャンペーンについては、楽天モバイルキャンペーンの記事をご参考に

解約金と契約事務手数料がいつでも無料

楽天モバイルでは、契約時と解約時に手数料が発生しません。他社だと、解約金は無料が多いものの、契約事務手数料は3,300円かかります。

たまに他社のキャンペーンで契約事務手数料が半額になったり無料になったりといった特典が見られますが、楽天モバイルならいつでも契約事務手数料は0円です。

契約事務手数料あり/なし

一時的なキャンペーン扱いではありません。なお、楽天モバイルでは解約金や契約事務手数料の他に、SIMカード発行料やSIM交換手数料も無料です。

お昼でも速度が落ちずに安定している

通常、格安SIMではキャリアから回線を借りている関係で、ユーザー数が急増するお昼の時間帯は帯域制限(キャリアは自社ユーザーを優先するために制限)がかけられます。

しかし、楽天モバイルは自社の回線を使用しているため、帯域制限の影響を受けずにお昼でも速度が安定しています。

楽天モバイルの平均速度
みんそくより参照

これまで、格安SIMを利用してお昼の速度に不満があった人は、楽天モバイルに乗り換えて満足できるでしょう。

平均速度も30Mbpsを超えて安定しています。5Gに繋がれば、さらに速い通信が可能です。

必要な速度の目安

用途通信速度(Mbps)
ネット閲覧1.0
メール・LINE0.2
動画(低画質)0.5
動画(普通画質)1.0
Instagram1.0
動画(高画質)2.0
アプリDL3.0
スマホに必要な速度

LINEのID検索に対応している

楽天モバイルは、LINEのID検索に対応しています。当たり前のように思えますが、LINEは年齢認証機能の仕様の問題で、格安SIMの多くがID検索を使えません。

ID検索ができなくてもQRコードなど他の手段で友達登録はできますが、やはり不便です。楽天モバイルなら、不便さを感じることなく、これまで通りの使い心地でLINEを利用できます。

無料でキャリアメールが付与される

楽天モバイルは、実質的な格安SIMながら自社回線で運用するキャリアです。そのため、ドコモ・au・ソフトバンクと同様にキャリアメール(楽メール)を利用できます。

楽メールは、「@rakumail.jp」のアドレスで無料提供されます。

キャリアメールなので、一人一つしか持てずGmailなどのフリーメールより信頼性が高く、金融機関への登録などに向いています。

楽天モバイル解約後も、メール持ち運びのオプションを利用すれば、他社でも継続して利用することが可能です。

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メリット・デメリットから分かる楽天モバイルが向かない人とは

おすすめしない

  • どこでも繋がる通信品質を求める人
  • 全国どこでも店舗サービスを利用したい人
  • 楽天経済圏で生活していない人

どこでも繋がる通信品質を求める人

楽天モバイルを契約する前に知っておきたいのが電波の強度。致命的に悪いわけではありませんが、ドコモ・au・ソフトバンクと比べると、一段劣ります。

理由としては、楽天モバイルはキャリア参入としては後発組なので、他の3社と比べて条件が不利(割り当てられた周波数帯)となっています。

また、クラウド基地による回線の整備についても、前例がないゆえに苦労している印象です。

局地的な圏外でさえ許さない、どこでも確実に繋がる回線が欲しい人は、楽天モバイルは向いていないでしょう。

ドコモ品質のahamoなら最高速度を体感できる

現状、最高の通信品質を体感できる格安SIMはドコモが提供するahamoで間違いないでしょう。事実、平均速度は100Mbpsを超えており、安定感も抜群です。

ahamoはドコモと同じ回線を使用しています。特に、5G通信に期待する人は満足度が高いでしょう。

2024年9月現在、ahamoキャンペーンで、dポイント還元を受けられます。

LINEユーザーはソフトバンクと同質のLINEMOがおすすめ

ソフトバンクと同じ回線を使用するLINEMO。ahamoと同様に、速度が速く安定性も抜群です。

LINEMOは、LINEのデータ消費がカウントフリーで、さらに20GBのスマホプランに契約すればLINEスタンププレミアムを無料で利用できます。

LINEが手放せない人にピッタリのサービスと言えるでしょう。

なお、2024年9月のLINEMOキャンペーンでは、PayPayポイント還元を受けられます。

全国どこでも店舗サービスを利用したい人

楽天モバイルは店舗サービスが充実していますが、4キャリアの中ではまだ数が劣ります。

専門店に加えて郵便局や家電量販店でも対面サポートを受けられるため多くの人は困らないはずですが、ドコモショップやauショップと同じくらいの数を求める人は合わないでしょう。

地方の隅々まで店舗サービスを利用したい人には向きません。

ワイモバイルなら地方まで店舗が充実

格安SIMの中でピカイチの店舗数を誇るのがワイモバイルです。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして、サービス開始当初から店舗展開に力を入れていました。

都市部だけでなく、地方まで行き届いた店舗サービスを求めるならワイモバイルがおすすめです。

ただし、契約時は事務手数料が0円となるオンラインがおすすめ。契約後のアフターサポートとして、ワイモバイルショップを利用するといいですよ。

auショップでもサポートを受けられるUQモバイルも候補

auのサブブランドであるUQモバイルも、多数の店舗数を誇る格安SIMです。UQモバイルは、独自のUQスポットに加えて、多くのauショップ・au Styleでもサービスを受けられます。

auでサービスを受けたい人は、UQモバイルを選ぶといいでしょう。なお、申し込みの際はオンライン限定の端末割引やポイント還元があるため、WEB契約がおすすめです。

楽天経済圏で生活していない人

楽天モバイルの大きなメリットの1つは、楽天ポイントとの連携です。楽天モバイルを利用することで、楽天市場などでのお買い物で通常の1%に加えて+1%の楽天ポイントが貯まります。また、貯まったポイントを携帯料金の支払いに充てることもできます。

しかし、普段から楽天市場をあまり利用せず、楽天カードも持っていないなど、楽天経済圏にあまり関わりのない人にとっては、このポイント還元のメリットを享受しにくいと言えます。

ポイント還元や割引などの恩恵を十分に受けられない可能性が高いため、他社の格安プランなども比較検討した方が良いかもしれません。

こんな人におすすめ!楽天モバイルが向いている人

おすすめな人

  • データ無制限(テザリングもOK)を安く使いたい人
  • iPhone・Androidのいずれも他社よりお得に購入したい人
  • 通話料を気にしない毎日を送りたい人
  • 楽天ポイントをたっぷり貯めたい楽天ユーザーの人

データ無制限(テザリングもOK)を安く使いたい人

高速通信によるデータ無制限を安く使いたいなら楽天モバイル一択です。3,278円でデータ使い放題という破格のサービスは、他社では真似できない大きな魅力となっています。

スマホであまりデータ消費しない人でも、テザリングをたくさん使う人は楽天モバイルがおすすめ。PCやゲーム機に繋いで、データ残量を気にせずに通信が可能です。

データ使い放題のポケット型WiFiにできるため、外出先で仕事をする人にもピッタリですよ。

iPhone・Androidのいずれも他社よりお得に購入したい人

楽天モバイルは、値引きとポイント還元のキャンペーンが凄まじいため、安く端末を購入できます。Androidなら最安1円で購入できる時期もあります。

また、iPhoneも全キャリアで最安となるケースが多く、非常にお得感があります。新しくAndroidまたはiPhoneが欲しい人は、楽天モバイルを選択するといいでしょう。

通話料を気にしない毎日を送りたい人

楽天モバイルの強力な無料特典であるRakuten Link。Rakuten Linkを使えば、全国どこにかけても通話料が無料です。

通話料が気になって長電話できなかった人でも、楽天モバイルなら気にする必要なし。

LINE通話と違って相手はアプリを立ち上げなくていいので、Rakuten Link同士でなくても通話料を0円にできます。

通話料を気にしない毎日を送りたい人には、大変おすすめです。

楽天ポイントをたっぷり貯めたい楽天ユーザーの人

楽天ユーザーの人は、楽天モバイルを利用するだけでポイント獲得率が2~3倍になります。

一時的ではなく常に獲得率が上がるため、楽天モバイルを使っていない楽天ユーザーは大きく損することに。

また、楽天ポイントがなかなか貯まらないとお悩みの方も、楽天モバイルなら一気にポイントが貯まりやすくなります。

楽天ユーザーはもちろん、ポイ活に興味がある人も楽天モバイルはおすすめですよ。

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楽天モバイルのデメリットに関するQ&A

楽天モバイルでiPhoneを使うのはおすすめしない?

「おすすめしない」ということはありません。むしろ、iPhone端末を最安で購入できるため、楽天モバイルでiPhoneを使うことはおすすめできます。

通信品質についても、キャリアとしては少し不安定ではありますが、格安SIMの中では高速で安定感があります。高機能なiPhoneの性能を十分に引き出せると言えるでしょう。

なお、楽天モバイルでiPhoneを購入したからといって、機能が制限されるなどのデメリットはありません。使い勝手は、アップルストアで販売されている製品と同じです。

キャンペーンに罠はある?

結論から言うと、ありません。一点、キャンペーンの適用条件にRakuten Linkでの発信が付く場合があるため、この点を見逃さなければ大丈夫です。

ポイント還元のスピードも早く、面倒な手続きも不要。もちろん、オプション契約や友達紹介などの条件もありませんよ。

48回払いのデメリットはある?

特にありませんが、楽天モバイルで48回払いを選択できるのは楽天カードだけです。そのため、楽天カードを持っていない人は、24回払いが最大の分割回数となります。

他のクレジットカードだと48回払いを選択できないため、その点はデメリットと言えるかもしれません。なお、は天カードにて48回払いを選択すると金利負担なしの特典が付きます。

楽天カードを持っていない人は、キャンペーンで最大1万円分のポイントを貰えるため、この機会に作成するといいでしょう。

田舎特有のデメリットはある?

楽天モバイルは、田舎の方が繋がりにくい印象がありますが、遮蔽物に弱い特性からむしろ都会の方が繋がらないケースが多いです。

そのため、田舎だから電波が弱いといった欠点は気にしなくていいでしょう。ただし、5Gエリアの拡大が遅れているのは、田舎特有のデメリットです。

他社も同様ですが、5Gエリアの拡大は人口の多い地域から優先的に配備されています。

eSIMを使う際のデメリットはある?

楽天モバイルは、eSIMに対応しています。eSIMを使う上でのデメリットは特にありません。eKYCというオンライン上での本人確認を済ませて、即日でSIM契約&開通が可能です。

楽天モバイルのeSIMプロファイル
楽天モバイルのeSIMプロファイル

デメリットではなく注意点となりますが、eSIMを契約する際はeSIM対応端末でなければなりません。これは、他社でも同じルールです。

まとめ

楽天モバイルには、いくつかのデメリットがあります。その中でも、電波の強度に関しては最も懸念すべき点でしょう。

楽天モバイルは後発でキャリア参入した影響で、まだ完全に通信環境が整っているとは言えません。

頻度は少ないながら、繋がりにくいと感じるときがあるので、それを許容できるかが重要なポイントです。

一方で、楽天モバイルは主にサービス・料金面で様々なメリットがあります。低価格で利用できるプラン内容や楽天ポイントの付与などは非常に魅力的です。

総論としてはメリットがデメリットを上回っています。後悔しないためにも慎重になることは大事ですが、十分に契約する価値がある格安SIMと言えるでしょう。

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