ドコモ光電話は電話番号の引継ぎ(MNP)が可能です。
しかし、ドコモ光電話を使う前に知っておくべきデメリットがあることも事実。
今回の記事では、
- ドコモ光電話へMNPする方法はどうするの?
- ドコモ光電話の使用料金
- ドコモ光電話のメリット・デメリット
について詳しく紹介していきます!
ドコモ光電話にMNP!NTTの電話番号を引き継ぐ方法
現在NTTで使っている電話番号をドコモ光電話でもそのまま使えれば、電話番号が変わったことを周りに伝える手間が省けるので嬉しいですよね。
しかしNTTの電話番号をドコモ光でそのまま使うには、
- 転用番号を取得
- ドコモ光電話申込み
- 申込時に転用番号を伝える
といった手続きが必要になってきます。
ドコモ光電話へMNPする方法はどうするの?
はじめに現在NTTで使っている電話番号の「転用番号」を取得します。
会社名 | 電話番号 |
---|---|
NTT東日本 | 0120-140-202 |
NTT西日本 | 0120-553-104 |
上記の電話番号に電話をかけるか、各社公式サイトの「転用のお手続き」から転用番号を取得することができます。
【NTT東西の転用による手続き先】
➜【NTT東日本エリア】転用承諾番号のお申込み方法について
あとはドコモ光電話申し込みの際に転用番号を伝えればOKです。
使っていた電話番号をドコモ光電話に引き継ぐことができます。
注意!他社光回線サービスからはMNPできない
ソフトバンク光・So-net光・NURO光など、ドコモでない他社の光回線サービスからドコモ光電話を申し込んだときはMNPはできません。
いちど他社の光回線サービスを解約してから、再度ドコモ光とドコモ光電話を申し込む必要があります。
フレッツ光からドコモ光に転用する場合は、ひかり電話サービスもそのままドコモ光へ移行できます。
NTT電話番号をドコモ光へMNPしているなら元に戻せる
NTTで利用していた電話番号をドコモ光電話に引き継いでいる場合は、ドコモ光を解約するタイミングで電話番号をドコモ光からNTTに戻すことができます。
ドコモ光を解約する前に116へ電話をかけて、光電話の番号をアナログ電話の番号に戻したいと説明しましょう。
116はNTT東日本公式が対応している電話での問い合わせページです。
参考:NTT東日本-電話でのお問い合わせ
注意点として電話番号をNTTに戻す際は工事が必要なことです。
別途で工事費等がかかることもあります。
電話をかけた際に、費用や工事の流れについて聞いておくと良いでしょう。
一度電話番号をNTTに戻せば、他社の光電話に電話番号を引き継ぐことができるようになります。
ドコモ光電話はNTT加入電話よりも安い
ドコモ光電話は、【月額550円(税込)+ 通話料金】で使えるサービスです。
しかし気になるのは乗り換えて安くなるのかどうかですよね。
結論を書くとドコモ光電話はNTTの加入電話よりも安く使うことができます。
実際にNTTの固定電話サービスと料金を比較してみました。
項目 | ドコモ光電話 | NTTの加入電話 |
---|---|---|
毎月の基本料金 | 550円 (ドコモ光電話バリューは1,650円) |
1,870円(東京) |
固定電話・県内 通話料金(3分) |
8.8円 | 市内: 9.35円 県内市外: 22~44円 |
固定電話・県外 通話料金(3分) |
8.8円 | 22~88円 |
ドコモ(1分) | 17.6円 | 22円 |
ソフトバンク(1分) | 東日本: 19.25円 西日本: 17.6~19.8円 |
東日本: 44円 西日本: 18.7~22円 |
au(1分) | 東日本: 19.25円 西日本: 19.8円 |
東日本: 33円 西日本: 19.8円 |
基本料金や固定電話宛の通話料金は、圧倒的にドコモ光電話の方がお得です。
といった西日本エリアでau宛の電話以外は、ドコモ光電話の方が安くなります。
現在NTTの電話を契約しているならドコモ光のインターネット回線を契約するのと同時に、ドコモ光電話に乗り換えて通話料金を削減することをおすすめします。
ちなみに「ドコモ光電話バリュー」とは、480円分の無料通話と以下6つのオプションがセットになったサービスです。
- 通話中着信
- 転送でんわ
- 発信者番号表示
- ナンバー・リクエスト
- 迷惑電話ストップサービス
- 着信お知らせメール
便利な機能が使えてNTTの基本料金より安くなるので、必要に応じてドコモ光電話バリューを選ぶと良いでしょう。
ドコモ光電話のお得な申し込み方法
ドコモ光電話に申し込むなら「GMOとくとくBB」から申し込むことをおすすめします。
【特典付き】プロバイダからの申し込み
「GMOとくとくBB」からドコモ光を契約すれば、ドコモ光電話を同時に申込めることはもちろん、
上記のような特典がついてきます。
ドコモ光と同時に申し込み
ドコモ光電話をドコモ光契約後に申し込むと最大12,100円(税込)の初期費用がかかってしまいますが、同時に申し込む場合は最大3,300円(税込)に抑えられます。
ドコモ光電話の工事料は通常1,100円(税込)ですが「番号ポータビリティ」を利用した場合は3,300円(税込)になります。
。
NTT東西の固定電話から番号ポータビリティで番号を継続する場合、NTT東西より別途利用休止工事料2,200円が請求される場合があります。
ドコモ光電話の工事料詳細については、公式のPDFからも参照することができます。
ドコモ光電話のメリット
続いてドコモ光電話のメリットを紹介します。
基本的に自宅で現在固定電話を使っているなら、ドコモ光電話へ乗り換えてしまうのがおすすめです。
【電話機がそのまま使える】
自宅で使っていた電話機は、ドコモ光電話へ乗り換えてからもそのまま使えます。
新しく電話機を買い直す必要がないのは大きなメリットですね。
【基本料金や通話料金が安い】
冒頭で紹介した通り、ドコモ光電話は毎月支払う基本料金が550円(税込)と安かったり、通話料金が安かったりします。
料金面で圧倒的にお得なので、固定電話に関する出費を抑えたい人にはドコモ光電話がおすすめです。
【スマホと光回線の請求が1つにまとまる】
毎月支払う各種費用の請求先がバラバラだと、支払いが二度手間となり面倒です。
しかしドコモ光電話であれば、ドコモのスマホと光回線の請求を1つにまとめることが可能です。
請求先をできるだけシンプルにまとめたい人には、ドコモ光電話がおすすめです。
dカード GOLDを持っていれば、利用料金1,100円(税込)に対して100ポイントのdポイントも貯めることができます。
ドコモ光電話のデメリット
ドコモ光電話そのもののデメリットはほとんどありません。
しかしドコモユーザーの中には、ドコモ光電話を契約するべきでない人がいるので、無理に契約する必要はないとも言えます。
ここからはドコモ光電話のデメリットについて紹介します。
【停電の時に使えない】
ドコモ光電話は光ファイバーを使ったサービスで、停電のときには使えなくなります。
ただし電話機が電源を必要とするものであれば、どちらにしても電話はかけられません。
停電で使えないというのは、スマホやケータイを持っている人にとってそれほど大きなデメリットではないでしょう。
【他社の光回線サービスには乗り換えられなくなる】
新規契約をしたり、フレッツ光からドコモ光やドコモ光電話に乗り換えたりしたら、もう他社の光回線サービスに設備・電話番号をそのままで乗り換えることはできません。
ドコモ光から他社へ電話サービスも合わせて乗り換える場合は、一度ドコモ光とドコモ光電話を解約しなければならず、解約すると電話番号が廃止されるため、他社契約時には番号が変わります。
ただしNTTの固定電話から電話番号を引き継いでいる場合は例外です。
ドコモ光解約後に他社の光回線サービスを契約した際は、また同じ電話番号を使うことができます。
【固定電話を使ってないなら契約する必要なし】
そもそも現在固定電話を使っていないなら、ドコモ光契約後にドコモ光電話を契約する必要はそこまでありません。
ドコモ光電話は自宅で連絡用に固定電話を使っている場合に申し込むと良いでしょう。
GMOとくとくBBなどのプロバイダのキャッシュバック金額が増額されるからといって、利用もしないのにオプションサービスである光電話サービスを申し込むと、トータルで損となってしまう可能性があります。
【ドコモ光電話はスマホのセット割と関係なし】
auひかりのセット割「auスマートバリュー」やソフトバンク光の「おうち割光セット」を適用する際は、光電話サービスの契約が基本的に必須です。
しかしドコモ光電話は、ドコモ光とドコモのセット割引において必須のサービスではありません。
つまりセット割を適用するためにドコモ光電話を契約する必要はありません。
【タイプCでは契約できない】
ドコモ光を地元のケーブルテレビ回線で使えるタイプCではドコモ光電話を契約できません。
現在タイプCでドコモ光を契約している方は、別の電話サービスで補うことをおすすめします。
または、ドコモ光のタイプAプロバイダで契約を行うことで、ドコモ光電話を利用することが可能です。
まとめ
ドコモ光電話は
といったお得なサービスです。
ドコモのセット割のために絶対に契約する必要はなく、本当に固定電話が必要な人のみが申し込める点が他社に比べての大きなメリットと言えます。
現在自宅で固定電話を使っている方は、合わせてドコモ光電話への乗り換えを検討してみてくださいね。