ドコモ光でGMOとくとくBBをプロバイダに選ぶと、「Aterm WG1900HP2」というWi-Fiルーターを無料でレンタルすることができます。
でもプロバイダから借りられるルーターだと、
- 性能が低い!
- 使い物にならない!
といった印象を持っている方もいるかもしれません。
しかしAterm WG1900HP2はお世辞抜きに非常にスペックが高いルーターです。
今回の記事では、ドコモ光 × GMOとくとくBBにてレンタルできるルーター「Aterm WG1900HP2のスペック」について、とことん紹介していきます。
目次
GMOとくとくBBなら「Aterm WG1900HP2」が無料レンタルできる!
GMOとくとくBBでは、以下2種類のルーターの中から好きなものを選んでレンタルできます。
- NEC製ルーターAterm WG1900HP2
- BUFFALO製ルーターWXR-1750DHP2
元々GMOとくとくBBではバッファロー製の「WXR-1750DHP2」しかWi-Fiルーターを選べませんでしたが、新たにNEC製のAterm WG1900HP2も選べるようになりました。
※追記:2019年4月からWRC-2533GST2もレンタル対象に!
GMOとくとくBBでは2019年4月4日から、WRC-2533GST2(ELECOM製)ルーターの無料レンタルも開始しました。
※ WRC-2533GST2については以下記事が詳しいです↓
今回はGMOとくとくBBで無料レンタルできる2つ目のルーター「Aterm WG1900HP2」について、そのスペック詳細を紹介します!
Aterm WG1900HP2の最大速度は1300Mbps
Aterm WG1900HP2では、5GHz帯で接続したとき最大1300Mbpsでの通信が可能です(無線LAN・IEEE802.11acでの接続時)。
ドコモ光の最大速度が1Gbps(1,000Mbps)なので、使用上の最大速度にバッチリ対応しているのが嬉しいですね。
もちろん光回線の最大速度はあくまで仕様です。
そのため仕様速度を出すのは難しいといえますが、1Gbps以上の速度が発揮できる環境になったとしても「Aterm WG1900HP2」であれば、ルーターの性能のせいで速度を抑えられてしまうことはありません。
僕は現在、埼玉県本庄市にてドコモ光を「Aterm WG1900HP2」で利用していますが、
といった通信速度を誇っています。


1日を通したドコモ光の実測値については以下の記事により詳しくまとめました。
電波干渉を受けづらく高速な5GHz接続に対応
Aterm WG1900HP2は5GHz帯に対応しています。
5GHz帯は電波の届く距離が少し短くなる代わりに、通常の「2.4GHz帯」に比べて電子レンジなどの他の電波干渉を受けづらくなるメリットがあります。
また速度についてもAterm WG1900HP2は
- 2.4GHz帯だと最大600Mbps
- 5GHz帯では最大1300Mbps対応
なので、5GHz帯の方が有利といえます。
とはいえBUFFALO製ルーター「WXR-1750DHP2」の2.4GHz帯の通信速度は450Mbpsなので、Aterm WG1900HP2の2.4GHz帯の通信速度600Mbpsはかなり優秀であると言えるでしょう。
内蔵アンテナで広い部屋でもバッチリ通信できる
Aterm WG1900HP2は、
搭載しています。
アンテナがたくさん内蔵されているので、広い建物・部屋でもバッチリ隅々まで電波を届けてくれます。
具体的には3階建ての戸建て住宅や4LDKのマンションで問題なく使えます。
アンテナが内蔵型なので、見栄えが悪くならないのも嬉しいですね。
2017年のPC周辺機器部門の大賞を受賞!
Aterm WG1900HP2は「価格.comプロダクトアワード2017」にてパソコン周辺機器部門で大賞を受賞していました。
受賞したポイントとしては、
- 回線混雑してない周波数帯を自動検知する「バンドステアリング」を搭載していること
- 通信状況が良いチャンネルを自動で選択する「オートチャネルセレクト」を搭載していること
- Wi-Fiが繋がっている状況を可視化する「見えて安心ネット」が好評
といった内容が挙げられます。
とくにAterm WG1900HP2を使っていて感じるのは、
といった、時間帯を問わずに安定して速いネット環境が整ったということ。(もちろんドコモ光のv6プラス通信による恩恵も大きいです)
基本的に不安定なインターネット通信において、安全・安心を重視して開発されたルーターであるために利用者からの評判も優れているのでしょう。
無線LANルーターをPA-WG1400HPからPA-WG1900HP2へ交換しました。写真②の様に9月に無線の速度が落ちてリセットして使っていましたが接続が不安定になり遂に交換。写真③④の規格値に比例して速度上昇。有線も300~400Mbpsから500~600Mbpsに上昇。期待以上の効果に♪ヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/wKwlpamw6f
— 辰 (@Tatsu3san) October 14, 2018
また実際のレビューを見てみると、デザインに魅力を感じている声も見受けられました。
実際に僕も使用していますが、ONUと比較するととてもスリムで外観も良い印象です↓
こうした第三者による利用者の口コミや大手サイトからの評価の高さは、Aterm WG1900HP2のスペックの高さを裏付ける証となっています。
Aterm WG1900HP2はv6プラス対応!
GMOとくとくBB利用者がレンタルできるルーターは、「v6プラス」のサービスにしっかり対応しています。
「IPv4」という従来から使われてきたIPアドレスと「IPv6」という最新のIPアドレス、どちらに対応するサイト・サービスも回線混雑を避けて高速で利用できるオプションです。
実はドコモ光のプロバイダの中には、
- v6プラス対応ルーターを自分で用意しなければサービスを利用できないもの
- v6プラス対応プロバイダなのにレンタルルーターがv6プラス非対応
なものなどもあります。
しっかり自社(GMOとくとくBB)の提供するサービスを活用できるようになっているのも、Aterm WG1900HP2の嬉しいポイントですね。
GMOとくとくBBでルーターを申し込む手順と注意点
GMOとくとくBBでAterm WG1900HP2を申し込む手順は、以下の通りです。
- ドコモ光を、プロバイダをGMOとくとくBBで申し込む
- スマートフォンのSMSから届いたメッセージに記載されているURLを開き、マイページへログインする
- 「Wi-Fiルーターレンタルサービスの手続き」バナーをクリックして、申し込みを開始する
- クレジットカード払いかNTT電話料金合算払いを選択して、申し込む
かつてはパソコンで「BBnavi」というマイページを開かなければ申し込めませんでしたが、今はスマホからでも簡単に申し込めるようになっています。
もちろんBBnaviへログインして申し込むこともできますし、GMOとくとくBBの会員サポート内にある「ドコモ光 Wi-Fiルーター専用メールフォーム」からの申し込みもできるので、好きな方法で申し込みを進められます。
注意!ルーターはすぐには届かない
GMOとくとくBBでレンタルしたWi-Fiルーターは、以下の2つの条件を全て満たしていれば、工事日までに届きます。
- クレジットカード払いで申し込む
- 工事の3日前までに申し込む
条件を全て満たしていない場合は、工事日から7営業日を目処に配送されます。
お支払い方法を「クレジットカード払い」かつドコモ光開通日(工事日)前日までにお申込みいただいた場合のみ、開通日(工事日)までに順次発送いたします。
上記以外は、ドコモ光開通完了から7営業日後を目途に発送いたします。
開通後に申し込んだ場合は、さらにルーター到着までの時間が長くなってしまうと思っていた方が良いでしょう。
GMOとくとくBBのレンタルルーターは37カ月間使えば返却不要
GMOとくとくBBでレンタルしたルーターは、37カ月間継続で使えば返却不要(つまり自分のもの)になります。
他社だと何年使っても解約したら返却が必須になる場合がほとんどです。
しかし約3年使ったらルーターが返却不要になるのは、とても大きなメリットと言えますね。
「Wi-Fiルーターレンタルサービス」でお貸出ししております機器はレンタル品のため、ドコモ光をご解約、またはWi-Fiルーターレンタルサービスの削除をおこなった場合、お手数ではございますが、その【翌月20日必着】で、レンタルルーターをご返却ください。
ドコモ光解約後に他接続サービスでルーターを利用するとレンタル料が発生する
GMOとくとくBBでレンタルしたルーターは、ドコモ光を解約後もGMOとくとくBBの接続サービスを利用するなら、引き続きレンタルできます。
しかし、継続で使う場合は月額330円(税込)のレンタル料金がかかってしまうので注意してください。
解約後の返却窓口
GMOとくとくBB解約後のルーター返却窓口は以下の通りです。
150-8512
東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー
GMOインターネット株式会社 GMOとくとくBB Wi-Fiルーター返却係
電話番号0570-045-109
解約翌月20日までに返却を終えなければ11,000円(税込)の補償料がかかってしまうので、忘れずに返却してくださいね。
なお返却費用は自己負担です。
Aterm WG1900HP2とWXR-1750DHP2はどちらを選ぶべき?
GMOとくとくBBのレンタルルーターは、BUFFARO社とNEC社が出しているWi-Fiルーターからどちらかを選ぶことができます。
バッファロー製ルーター「WXR-1750DHP2」の最大速度は、Aterm WG1900HP2と同じ1300Mbpsです。
ただし本体の性能や外観はいくつか異なっている部分があります。
WXR-1750DHP2はアンテナが3本搭載でちょっと重い
Aterm WG1900HP2はアンテナが内蔵式ですが、WXR-1750DHP2は本体の上部に長いアンテナが3つ接続されています。
つまり機器を部屋の中に設置するにあたって、WXR-1750DHP2は縦のスペースが大きくなってしまうことに注意しなければいけません。
重さもAterm WG1900HP2は約0.4kgですが、WXR-1750DHP2はアンテナなしで0.5kgと少し重くなっています。
基本的に持ち運ぶ機器ではないですが、場所を取らず軽いルーターを使いたいのであれば、Aterm WG1900HP2を選ぶのがおすすめです。
消費電力はAterm WG1900HP2の方が小さい
Aterm WG1900HP2とWXR-1750DHP2は、消費電力も異なります。
Aterm WG1900HP2 | WXR-1750DHP2 | |
---|---|---|
消費電力 | 16W | 18.7W |
見ての通り、WXR-1750DHP2の方が2.7Wほど消費電力が大きくなっています。
電力消費を抑えたい人は、Aterm WG1900HP2を選んだ方が良いですね。
Aterm WG1900HP2はセキュリティ・WXR-1750DHP2はNAS機能が魅力
Aterm WG1900HP2は接続中の機器を確認できるセキュリティ機能搭載を搭載しており、WXR-1750DHP2はHDDを接続することで他の機器からHDDへのアクセスができるNAS機能搭載しています。
といった条件で選択すると良いでしょう。
ここまで解説したスペックの違いも踏まえつつ、自分にとって重要な機能を備えているルーターを見つけることが、快適なインターネット通信のボイントになると言えるでしょう。
まとめ
今回は、GMOとくとくBBで無料でレンタルできるWi-Fiルーター「Aterm WG1900HP2」を解説しました。
ドコモ光をGMOとくとくBBをプロバイダとして申し込む場合は、今回の解説を参考にルーターを選んでみてください!