「IIJmio(みおふぉん)が気になるけど、実際どうなの・・?」
格安SIMの中でも屈指の安さを誇るIIJmio。古くからサービス提供を行っており、実績も抜群です。
しかしながら、いざIIJmioに申し込もうとすると不安になりますよね。やはり、口コミは事前に知っておきたいところです。
先に結論を言うと、IIJmioを強くおすすめしたいのが、端末セールで安くスマホを手に入れたい人と最安レベルで格安SIMを使いたい人です。
IIJmioの端末セールは格安SIM全体で非常に安いことが有名。また、月額料金も10GBで1,500円、たっぷり20GBでも2,000円と他社よりお得です。
速度は多少遅くなる時間帯がありますが、日常レベルでスマホを使える程度でいいなら気にする必要なし。安さにこだわる方に向いている格安SIMと言えます。
デメリットに許容できるなら、十分に検討する価値がありますよ。
今回は、IIJmioの評判を徹底考察。メリットはもちろんデメリットや通信速度の評価まで細かくレビューしていきます。
ぜひ、ご参考に。
IIJmio(みおふぉん)とは?ギガプランの料金まとめ
IIJmioはインターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIMサービスです。
主に法人向けにインターネット接続サービスを提供してきたIIJですが、IIJmioは個人向けに展開。
IIJmio(アイアイジェーミオ)とそのまま読みますが、みおふぉんの愛称でも知られています。回線はドコモとauを併用しており、最安440円から申し込み可能です。
料金改定で激安に
もともと安かったIIJmioですが、2023年4月の料金改定でさらに安価となりました。
月額料金(ギガプラン)
データ容量 | 音声通話SIM 音声eSIM | データSIM | データeSIM |
---|---|---|---|
2GB | 850円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,400円 | 1100円 |
15GB | 1,800円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,950円 | 1,650円 |
参考:旧プラン
月額料金 | ||
---|---|---|
音声通話SIM | データSIM (SMS付) | |
~1GB | 1,298円 | 528円 |
~2GB | 1,540円 | 770円 |
~3GB | 1,760円 | 990円 |
~4GB | 1,980円 | 1,210円 |
~5GB | 2,200円 | 1,430円 |
~10GB | 3,300円 | 1,650円 |
~15GB | 4,400円 | 3,630円 |
~20GB | 5,500円 | 4,730円 |
ご覧の通り、料金プランはとってもシンプル。20GB使ってもスマホ代は2千円です。また、旧プランと比較すると、およそ半額まで安くなったことが分かります。
申し込み時にドコモ・au回線を選択しますが、あとから無料で変更可能です。解約金や最低利用期間はありません。
SIMタイプの違いについて
IIJmioで提供されているSIMカードは、それぞれ以下のタイプに分かれます。
- 音声通話SIM:通話機能付きのSIMカード
- データSIM:通話機能なしのデータ専用SIM
- eSIM:オンラインで完結するバーチャルなSIM
通常は、音声通話SIMを使用します。通話機能が付いており、MNP乗り換えの手続きを行うことで現在の電話番号を引き継げます。
新規で電話番号を取得することも可能です。
通話機能が要らない場合は、データSIMを利用します。こちら、電話番号は付与されないもののLINEなどアプリ経由の通話ができます。
なお、端末がeSIM対応ならeSIM申し込みが可能です。以前は無かった音声通話SIMでのeSIM提供も開始されています。
IIJmio(みおふぉん)の評判を6項目のアンケートで調査
IIJmioの評判をアンケート調査してみました。
- 回線速度
- 利用料金
- サービス
- サポート
- 繋がりやすさ
をそれぞれ考察していきます。さらに、IIJmioを選んだ理由について、実際の契約者に詳しく話を聞いてみました。
【調査概要】
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:IIJmioの利用経験がある男女100人以上
- 調査地域:全国
- 調査期間:2024年1月20日~2024年2月5日
利用料金は96%以上が高評価
元々格安SIMの中でも安価だったIIJmioですが、現在のギガプランに移行してから利用料金はさらにお得に。
料金に関する評判では、良い以上が実に96%を占める驚異的な結果に。アンケートで「悪い」「非常に悪い」と答える人は誰もいませんでした。
主に見られた意見としては、以下の通り。
- 月額1,000円以下で使える
- 大手キャリアの格安プランより安い
- eSIMも安いのでデュアルSIMにおすすめ
月5GB未満であれば、月額料金を1,000円以下に抑えられます。20GBプランでも2,000円と割安で、ahamoやLINEMOといった大手キャリアの格安プランよりもお得です。
データ通信のみのeSIMなら、2GBで月額440円とワンコインでお釣りがきます。
回線速度は必要十分との評価が多数
IIJmioは速度が弱点と思われていましたが、実際にアンケートを取ると普通以上で93%を占める結果となりました。全体的に必要十分であるとの声が多かったです。
ざっとまとめると、以下の意見に集約されます。
- 平日の昼や夕方は速度が遅くなる
- 上記以外の時間帯は比較的速い
- 低速通信もそこそこ使える
注意点として、回線が混雑しやすい時間帯、とくに平日のお昼や夕方は速度が遅くなるという意見がありました。
学校や会社の昼休み、帰宅途中の電車などでスマホをよく使う人は要注意です。なお、お昼と夕方に速度が低下しやすいのは、他の格安SIMも同様なのでIIJmio特有の悪評ではありません。
その他、IIJmioでは低速通信が使えるとの声が多く見られます。
IIJmioは低速時の通信速度が最大300kbps(他の格安SIMは200kbpsが多い)なので、Twitterやメールなど最低限の用途は使えます。
サービス内容はほぼ全員がポジティブな回答
サービス内容については、悪いと答ええた人が皆無。普通の回答が17%ありますが、ほぼ全員がポジティブに捉えていることが分かります。
基本サービスの充実はもちろん、IIJmioはキャンペーンのお得度が高いため、好評となっているようです。
サポートは普通が過半数超えも悪評は0件
サポートは概ね良いとの結果に。過半数は普通との回答でした。
親切なオペレーターが多いものの、サポートはチャットと電話のみで、かつ電話は混雑して繋がりにくいことがあるため、総じて普通との結果になっているようです。
ただ、多くのサポートにて「素早く解決した」「丁寧に対応してもらえた」など、親切に対応してくれるオペレーターを評価する声が挙がっていました。
不明点があっても、問題なく解決できると言えるでしょう。
改めて注意点となりますが、IIJmioは直営店舗がなく、サポートがチャットと電話のみとなります。また、電話は混雑していて繋がりにくいケースがあります。
しかし、これらの注意点は他の格安SIMでも同様なので、IIJmioのサポートが特別悪いわけではありません。電話が繋がりにくいときは、チャットにて素早く対応してくれます。
繋がりやすさは概ね好評で問題なし
繋がりやすさについては、概ね高評価。評判を集約すると、以下の通りです。
- ドコモとau、2つの回線から繋がりやすい方を選べる
- 繋がりやすさは大手キャリアと同じ、室内もOK
- とくにドコモ回線は地方でも繋がりやすい
IIJmioはドコモとau、2つの回線から選ぶことが可能です。住んでいるエリアや端末に合わせて選べるため、「電波が繋がりやすい」という意見が多く見られました。
対応エリアや繋がりやすさは大手キャリアと変わらないため、室内や地下でも使えます。
どちらの回線も高く評価されていましたが、とくに繋がりやすいのはドコモ回線のようですね。「地方でも問題なく使える」という口コミがありました。
IIJmioを選んだ理由
IIJmioを選んだ理由としては、やはり月額料金の安さがずば抜けています。
すべての格安SIMユーザーが安さを求めているものの、IIJmioはその中でも特に価格に敏感な人が集まっていると言えるでしょう。
また、端末セールや月額割引などのキャンペーンを頻繁に行っているため、キャンペーンのお得さに惹かれて選んだ人も多数。特に、新しいスマホが欲しい人には強い動機となっています。
その他、意外な理由として多かったのが、「友達に勧められて」との意見。IIJmioはテレビCMはあまり行っていないため口コミで広がっているようですね。
友達に勧める人が多いということは、IIJmioが優秀なサービスであるとの裏付けにもなるでしょう。
IIJmio(みおふぉん)の口コミとは?【2024年10月更新】
IIJmioを利用する前に知っておきたいのが口コミですよね。
ここでは、当サイトが独自に集めた口コミにて、実際の利用者の評価を徹底検証。良い口コミだけでなく悪い口コミも含めてリアルな声をご紹介していきます。
悪い口コミ
契約関連
- 家族のSIMをIIJmioに変更する際、既存のSIMを置き換えられないため新たにSIMを追加する必要があった
- MNP予約番号の発行に時間がかかることがあり、急いでいるときに困ることがある
サービス関連
- 無料で使えた半額通話アプリが無くなってしまった
- キャリアメールが使用できないことが不便に感じる
- 管理画面が使いづらいと感じることがある
- 最大20GBまでなので、動画を多く見る人には不十分
その他
- 昼の時間帯に通信が遅くなることがある
- 知名度が低く、友人にお勧めしても信用されにくい
- サポートはオンラインのみで、質問にはコールセンター経由で回答される
全体的な指摘としては、やはり大手キャリアと比べてサービス品質が少し劣る点。店舗での対応が無くなったり、通信品質が一部の時間帯で遅くなったりといった声が見られました。
しかしこれらは格安SIMの宿命とも言えるデメリットなので、IIJmio特有のものではありません。価格が大幅に安くなる分、受け入れざるを得ないでしょう。
なお、一部の口コミで上がっていたものとしては、動画ユーザーにとっては20GBが足りなくなる場合がある、知名度が低いため友達に勧めても分かってくれないなどがありました。
悪い口コミの一部をご紹介
通話料に少し不満
通話は別料金になるので、たまに電話をしすぎた月などは月額料金が高くなり、少し驚くことがあります。980円の基本料金よりも高い通話料が来ると焦ります。基本料が安いので、通話料が目立っているのだと思います。かけ放題をつけるほどの通話はしないのでつけていませんが、もう少し安い通話プランがあれば加入したかもしれないなと思っています。
もっと既存ユーザーへの還元がほしい
どの通信会社でも同じことだが、既存ユーザーへの還元がもう少しあればありがたい。気持ち的にはずっとIIJmioを使っていたいくらいだが、やはりスマホ自体が型落ちになってくるので、そうなると他社へのMNPでお得に端末を得るしかなく、IIJmio内でもう少し安く既存ユーザーへも端末を売ってくれれば…とは思っている(多少の値引きはあるので頑張っている方だとは思うが)。
昼の12時台は速度が遅くなりやすい
IIJmioを使っていて最も困ったことは通信速度の遅さです。午前中やお昼過ぎの時間帯はSNSやweb閲覧の際「少し遅いな」とは感じるものの、まだ許容範囲ではありました。しかし、特にお昼の12時台が顕著で、外出先では画像も読み込めず、よくイライラしました。
窓口対応はない
しかたがないとはいえほぼwebのみの対応となるので窓口対応でないとダメな人には難しいし、プラン変更等もある程度ウェブサービスに慣れていたり、SIMや回線についての知識を持った上で諸条件を読み込む能力が無いと難しいかもしれません。
名義変更や領収書発行などで大手キャリアとの違いを感じた
名義変更ができないため、自分名義で契約した家族のSIMがそのままになっており、MNPの際も引き継がれてしまった。海外に提出するために英語の領収書が欲しかったが、対応しておらず、このあたりは大手3社との違いを感じた。
納得はしているが時間帯によって遅くなる
悪いところは今のところ思いつかない。あえて挙げるとするならば、時間帯によって(平日の昼など)データ通信がつながりにくかったり、速度が遅くなったりすることがあるが、それは契約の段階で説明されているので、納得の上である。
ギガ数を大量に消費する人は向いていないかも
基本的に仕事用の2台目のサブ回線として使っていましたが、メイン回線の大手キャリアの通信速度には劣るかなと思いました。また、メイン回線の方でかなりのギガ数でテザリングができるのでこちらを使用しなくても良くなってしまい解約しました。安いことは良かったですが、結局使い放題ではないので元々かなりギガ数を消費する私にとっては少し高くても使い放題の方が使用する価値があったと思います。
知名度があまり高くない
知名度があまり高くないので、知人からどこのスマホを契約しているのかと聞かれた時に、説明することが少し面倒だったことと、説明したとしてもあまりピンと来なかった様子が少し残念でした。
家族割があれば嬉しい
娘や息子がスマートフォンを持つとなった場合に、家族割があると入りやすいと感じます。以前は「家族で20ギガまで使用できます」といった感じのサービスを目にしたことがありますが、そういうことではなく、家族の契約者が一人増えるたびに通信料が安くなりますといったサービスがあると助かります。
SIMの発送が遅かった
発送が遅い。SIM申し込んでから到着まで遅いと思いました。
サポートはオンラインとなる
契約をできる場所は実店舗が多いが、サポートはオンラインでしかやってくれないため、少し質問したいことがあっても店では聞けず、コールセンターで大幅に待たされたことがあり不便さを感じた。MNP予約番号の発行は時間がかかることが多く、いつ終わるかわからないため、急いでいるときには困ることがある。
良い口コミ
料金関連
- eSIMの2GBプランを440円で利用できる
- データ通信容量と月額料金のバランスが良い
- 以前のキャリアよりも大幅に安く、月額1000円台で利用できた
- 月額料金が安く、他社と比較してもお得
- 家族で利用しても月額料金が1,800円程度だった
サービス関連
- 割引キャンペーンが多く、乗り換える際にお得感を感じる
- 大手通信会社のモバイルサービスなので安心感がある
- 大手キャリアの回線を使用しており、通話品質や通信品質が良い
- 速度に不満なく、昼の混雑時間帯以外はストレスなく使用できた
- IIJmioでスマホを安く購入できた
- eSIMを使用してデュアルSIMにすることが簡単
契約関連
- 同一契約で複数のSIMを持ち、データ容量を共有できる
- IIJmioに乗り換えても端末を引き継ぐことができて無駄な出費がない
- 使いきれない分の通信容量は翌月に繰り越せる
- オンラインでの契約手続きやプラン変更が簡単で便利
- マニュアルやサポートが充実していた
良い口コミで目立つのは、やはり安さ。格安SIMなので当然とも言えますが、IIJmioは格安SIMの中でも群を抜いてコスパがいいとの評価です。
特に、最安で110円になる端末セールのインパクトが大きく、出費を大きく抑えられたとの声が多数。多くの人がデメリットを上回るメリットを享受している様子でした。
料金以外では、翌日繰り越しやマニュアル・サポートなどの充実さを挙げる声も。通信品質も問題ないとの口コミも見られました。
良い口コミの一部をご紹介
au回線を快適に利用中
家に光回線があるので通信容量が少なくてもいいので5Gで980円のプランを利用しています。元々格安SIMにする前はauを利用していてau回線を利用できるというのが安心材料でした。速度も特に不満なく使えているので満足しています。
安定して繋がるし、混み合う時間も全く繋がらないことはない
848円という月額の安さにも関わらず、通信品質が良いこと。安かろう悪かろうのMVNOは数年おきに出ては消えていくが、IIJmioは安定して繋がりやすく、通信速度もお昼の一番混み合う時間帯以外はストレス無く使用できる。お昼の混み合う時間帯に関しても、全く繋がらないことはなく、動画など大容量のコンテンツでなければ問題なく使用できるため、良い点だと感じる。
ネットで契約がすべて完結する
ネット上で契約から全てが完結するので実際に店舗に行く必要もなく余計な手間がかかりません。忙しい人にはかなりメリットは大きいと思います。
乗り換え時にスマホを安く購入できる
他社からの乗り換えだと特に、スマホ端末を安く購入できるのがIIJmioの一番大きなメリットだと思います。スマホ本体の値引きに規制が入ったのでますますIIJmioでスマホが安く買えることが重要になってくると思います。
料金据え置きでギガ数が増えた
IIJmioは月額料金も十分安いのに昨年春には料金据え置きでギガ数が増えました。それ以前から余ったギガは翌月まで繰り越しできたり、低速モードにして消費ギガを抑えることができたりと使い勝手がいいと思います。
アプリでAPN設定できる
APN設定ファイルをアプリからダウンロードできるところ。他の携帯会社は調べたところによると基本的には公式サイトから設定ファイルをダウンロードし、自分でインストールしてからでないと使用できないというところがほとんどとありましたが、IIJmioは設定ファイルを公式アプリからダウンロードできるため、Wi-Fi環境さえあればアプリを開くのみでいいというところが便利だと思います。
利用料金がとても安くコスパに優れている
月額の利用料金がとても安い。複数SIMが使える端末だったのでデータ用にKDDI、音声用にドコモ回線とするなど柔軟に契約ができた。データ&SMS専用のSIMが選べるのは良かった。契約も変更もインターネット上で簡単に行え楽だった。端末が好きなものを選べ、必ずしもキャリアで買わなくて良いのが嬉しい。思っていたよりも回線速度が普通で、コストパフォーマンスが優れていると感じた。数年契約しているとオプションを無料でつけてくれた。
月々の支払いがかなり安いうえに本体代も安く抑えられた
ドコモの通信回線なので、比較的繋がりやすい。大手通信会社と比較して、月々の支払いがかなり安いと感じた。少ないギガでも契約できて、ほぼWi-Fiを使っている環境なので安く契約できる。電話を使用することがほぼないので、かけ放題プランを省いたプランを選択できて、価格を安く抑えられる。自宅のネット回線もセットで契約できて、セット契約にすることで価格を抑えられた。スマホ本体とセットのプランで購入すると、本体代も安く抑えられてよかった。
家族2人で1,800円くらい
現在音声付SIMを家族2名で使用しているが、月額は合わせてだいたい1,800円程度。また、データ量が不足する場合、必要な分だけ購入することもできるし、家族間で余ったデータ量を相互に贈与することもできる。この辺りは公式サイトで簡単に手続きできる。通常の時間帯でデータ通信速度もまずまずといったところ。通信契約の他、スマホ本体も安く購入できる。
5回線契約で4,000円、一括100円台のスマホもある
安い。とにかく安い。5回線持っているが4000円で済んでいる。MNPキャンペーンがとにかく安い。一括100円台のスマホもある。docomo回線だけで無くau回線もある。eSIM(docomo、au)あり、音声対応のeSIMがある。アプリがありそこでLTEの残数、契約状況、契約変更が出来る。これは便利です。回線速度はそこそこです。意外とauが早いです。(5回線中4回線auです。)
トップレベルの格安SIM
低価格ながら回線速度も極端に遅くはなく、実際に使う上で運用するのにはコスパがとてもよく、格安SIMの業界ではトップレベルの品質だと思う。
IIJmio(みおふぉん)の体験レビュー
IIJmioの通信速度はどれくらいなのでしょうか。実際に購入して試してみました。
全体的にまずまず快適です。お昼を除けば40Mbpsほど出ています。
ただし、実際に契約して利用してみると、結構ムラがありました。お昼は速度低下しやすく、夕方の時間帯も3~10Mbpsくらいとなりました。
日によって速度が変化するため、完璧に快適とは言えません。キャリアより料金は安いのですが、その分速度が不安定なのが我慢ポイント。
しかしながら、5Mbpsもあればテザリングや動画再生は快適なので、十分に合格ラインでしょう。これだけ安いと考えれば、許容範囲と言えます。
繋がりやすさに関しては、大手キャリアと変わりません。実際、ドコモ・auの回線を使用しているため、山の中を歩いているときも地下鉄のホームでも繋がります。
楽天モバイルから乗り換える人は、より繋がりやすさを実感できることでしょう。
評判・口コミから分かる!IIJmio(みおふぉん)の4つのデメリット
- 回線混雑時に速度低下しやすい
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 実店舗でアフターサポートを受けられない
- 低速通信でも速度制限がある
回線混雑時に速度低下しやすい
IIJmioは回線混雑時(スマホ利用者が急増する時間帯)に速度低下を起こします。もっとも遅い時間帯が12時から13時。
日によっては、17時から19時も結構遅いです。
速度低下が起きる原因は、大手キャリア(回線のレンタル元)から割り当てられる帯域幅に制限をかけられるから。他の格安SIMも条件は同じですが、IIJmioは特に遅くなるように感じます。
筆者の経験だと、1Mbpsを切って300kbpsまで下がったことがあります。1Mbpsを切ってしまうと、動画再生やテザリングが厳しいです。
12時過ぎのお昼休みに動画・ゲーム・テザリングなどを使う方は、IIJmioだとイライラする可能性があるため注意しましょう。
最高クラスの通信品質は必要か?
スマホの用途なら、平均速度が5Mbpsもあれば必要十分と言われています。5Mbpsなら、高画質で動画を視聴できますし、ゲームやSNSも問題なく利用できます。
IIJmioは一時的に速度が落ちる瞬間がありますが、平均速度としては14Mbps~50Mbpsあたりで落ち着いています。そのため、速度について過度に気にしなくてよいでしょう。
なお、どうしても速度にこだわる人は2024年10月時点で最高の通信品質を誇るahamoをご検討下さい。
支払い方法がクレジットカードのみ
IIJmioの支払い方法はクレジットカードに限られます。口座振替やデビットカードは使用できません。
主な格安SIMの口座振替対応状況
IIJmio | ✕ |
---|---|
povo2.0 | ✕ |
イオンモバイル | ✕ |
nuroモバイル | ✕ |
mineo | △ eo光ユーザーのみ |
OCNモバイルONE | △ 電話連絡必須 |
LINEMO | 〇 |
UQモバイル | 〇 |
ワイモバイル | 〇 |
ahamo | 〇 |
楽天モバイル | 〇 |
クレジットカードを持っていない方は、UQモバイルやahamoなど口座振替対応の格安SIMがおすすめです。
実店舗でアフターサポートを受けられない
IIJmioは専門店を持っていません。そのため、サポートはオンライン対応が基本です。
ただし、新規契約に限り家電量販店を中心とした提携店で申し込めます。
都心にお住まいならビックカメラやヨドバシカメラへ、地方の方はベスト電器やヤマダ電機にて問い合わせることができます。
注意点として新規契約は店舗受付ありでもアフターサポートはありません。また、キャンペーンが利用できない場合があるので、基本はオンライン申し込みがおすすめです。
低速通信でも速度制限がある
IIJmioは速度制限にかかると、通信速度が200kbpsに制限されます。
毎月の基本データ容量を使い切ったあと速度制限にかかるのは普通なのですが、問題は低速通信時でも速度制限が設けられていること。
低速通信時でも3日で366MB以上のデータ容量を消費したら、さらに速度制限をかけられます。200kbps以下になるため、もはやなにもできません。
低速通信に速度制限を設けた理由は、おそらくIIJmioクーポンスイッチ(高速/低速切り替えができる)で低速通信に切り替えて、無制限にデータ消費されることを防ぎたかったからでしょう。
多くのユーザーが満足できるサービスを実現するためにも仕方の無いルールです。低速通信を無制限に使うことは通常無いため、あまり気にするデメリットではありません。
評判・口コミから分かる!IIJmio(みおふぉん)の9つのメリット
- 端末セールの割引率が凄い
- 月額料金が安い
- ahamo・LINEMO・povo2.0よりお得
- eSIMプランが使える
- みおふぉんダイアルで通話料を安くできる
- 端末の品揃えが豊富
- 5G通信が無料
- IIJmioひかりとのセット割あり
- 通信障害が起きにくい
端末セールの割引率が凄い
あくまで予想ですが、IIJmioに申し込む人の多くが端末セール目当てなのではないでしょうか。IIJmioの端末セールは、半額どころではなく時期によっては110円になることも・・。
近年はインフレや材料費高騰の影響もあるのか110円スマホは無くなってきましたが、それでも数万円以上の高価なスマホが980円や1,980円で発売されています。
また、iPhoneシリーズやゲーミングスマホのROG Phoneなど10万円を超えるハイエンド端末も割引対象となっています。
MNP(他社から乗り換え)の場合は、割引率がさらにアップする場合もあり大変お得です。
なお、IIJmioの端末セールを利用するにあたり、オプション加入や契約縛りなど面倒な条件が付くことはありません。途中解約しても大丈夫ですが、転売を行うのは辞めておきましょう。
注意点として、あまりの安さに在庫切れが日常茶飯事で起こっています。キャンペーンの時期は、在庫があるうちに狙っている端末を確保した方がいいですよ。
人気端末は一瞬で無くなるため、朝の10時にスタンバイすべきです。回線契約が必要なので端末のみ購入はできませんが、端末セットで契約したい方には最高のコスパを実現できます。
IIJmioの最新キャンペーンについては、以下の記事をご参考に▼
月額料金が安い
IIJmioの月額料金はとにかく安いです。注目は10GBプラン。
10GBと言えばちょうどいい中容量ですが、料金がなんと月額1,500円。ライバルのmineoは5GBで1518円なので、いかにIIJmioが安いか分かりますね。
- IIJmio:10GBで1500円
- mineo:5GBで1518円
ただでさえ安い格安SIMの中でも最安級のIIJmio。価格を最重要視するなら、第一候補にしたいところです。
ahamo・LINEMO・povo2.0よりお得
キャリアと料金比較
月額料金(円) | ||||
---|---|---|---|---|
IIJmio | ahamo | LINEMO | povo2.0 | |
2GB | 850 | – | – | – |
5GB | 990 | – | – | – |
10GB | 1,500 | – | – | – |
15GB | 1,800 | – | – | – |
20GB | 2,000 | 2,970 | 2,728 | 2,700 |
着目すべきは4社で並ぶ20GBプラン。ご覧の通り、IIJmioが700円~900円安くなっています。
通信品質はahamo・LINEMO・povo2.0より劣りますが、普通にスマホを使えればOKという方はIIJmioで十分。圧倒的なコスパを実現できますよ。
また安さ以外に、IIJmioは中容量プランを選べるのも強みです。ahamoは20GB~なので、小中容量の提供なし。
LINEMOは20GBの他に3GBプランがありますが、4~15GBあたりの容量を選べません。povo2.0も3GBか1GB(7日間)の提供はあるものの3GBの次は20GBとなってしまいます。
一方で、IIJmioなら5GB・10GB・15GBといった細やかなニーズに応える小中容量を選択可。
プラン変更は無料で簡単に行えるため、月によって使用するデータ容量を変えるといった使い方もできます。
eSIMプランが使える
eSIMとは、物理的なSIMカードを使わずバーチャルなSIMカードでデータ通信ができるサービスです。格安SIMでは、IOTに力を入れるIIJmioがいち早くサービスを導入しました。
eSIMのメリットは、契約したその日から使えること。もちろん、解約時のSIM返却は不要です。
eSIMプラン
データ容量 | 音声eSIM | データeSIM |
---|---|---|
2GB | 850円 | 440円 |
5GB | 990円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,650円 |
音声通話&データeSIMが使える
これまでIIJmioのeSIMプランは音声通話SIMの提供がありませんでしたが、音声通話対応のeSIMが利用できるようになりました。
- 音声eSIM:au回線で提供
- データeSIM:ドコモ回線で提供
使いどころとしては、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に契約したまま、IIJmioからデータ容量を安く調達するのに適しています。
あるいは、無料通話を利用できる楽天モバイルを組み合わせるのもおすすめです。
専用アプリを通さず通話料を半額にできる
IIJmioでは、オプション加入などは不要で通話料を半額にできます。
- 通常の通話料:30秒あたり22円
- IIJmioの通話料:30秒あたり11円
以前のIIJmioは、みおふぉんダイアルというアプリを通して発信することで通話料が半額となりました。
しかし、2023年4月からアプリを経由することなく、標準通話にて通話料が半額になる仕組みへと変更。
そのため、AndroidもiPhoneも、いつも通りの発信方法で通話料が安くなる画期的な仕組みとなりました。
現在、多くの格安SIMがアプリ経由での発信で通話料を安くする仕組みを取っているため、標準通話が安くなるIIJmioは利便性が際立ちます。
当然ながら、自分の電話番号を使用できますし、IP通話ではないため音質が非常に良いです。
また、別途オプション料金を支払うことで、5分・10分・無制限のかけ放題に加入することもできます。
端末の品揃えが豊富
IIJmioは、格安スマホ端末(SIMフリースマホ)の品揃えが国内トップクラスです。実際、主要な格安SIMと比較してみましょう。
端末の品揃え(目安)
IIJmio | 40種類 |
---|---|
UQモバイル | 10種類 |
mineo | 15種類 |
ワイモバイル | 10種類 |
BIGLOBEモバイル | 15種類 |
ほとんどの格安SIMが15種類以下なのですが、IIJmioはおよそ40種類と圧倒的な品揃え。iPhoneやOPPOなど、人気メーカーが揃います。
ゲーミングスマホやマイナーな機種も取り揃えており、端末選びが好きな方にはたまらないでしょう。玄人に好まれるmotoシリーズなども揃っています。
5G通信が無料
IIJmioは2021年6月より5G通信に対応。5G対応スマホもIIJmioにてセット購入することが可能です。
5G対応エリアは、ドコモ・auと同じです。まだ完全ではありませんが、今後カバー率が急速に広まっていくことでしょう。
なお、IIJmioで5G通信を利用するにあたり、オプション料金はかかりません。
IIJmioひかりとのセット割あり
光回線のIIJmioひかりと併用すれば、毎月660円のセット割(mio割)を適用できます。
料金例
IIJmioひかりマンションタイプ(4,356円) + IIJmio 2GBプラン(858円) – mio割(660円)=4,554円
格安SIMと光回線のセット割は珍しいためかなり貴重です。しかも660円の割引額は、格安SIMの値引きとしては大盤振る舞いと言えます。
他社では、100円~300円程度の割引が多いため、IIJmioのセット割は評価が高いです。
通信障害が起きにくい
IIJmioは、通信技術に優れているゆえ通信障害はほとんどありません。
運営元の株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本で最初にプロバイダサービスを開始した通信事業者です(格安SIM事業も国内初)。
インターネット接続に関する技術に優れており、大手キャリアとMVNO事業者(格安SIMの提供会社)を繋ぐ、MVNE(中間卸売業者)の役割も担っています。
また、IIJmioは回線の基地局を分散して、通信障害に備えています。災害時のネット接続も十分に期待できます。
フルMVNOやeSIMなど、次世代の通信技術をいち早く取り入れるIIJmio。通信に関する知識を持っている方がファンになりやすい理由も分かる気がしますね。
【最終評価】2024年10月現在、IIJmio(みおふぉん)をおすすめできる人とは?
IIJmioは次のような人におすすめです。
- 端末を豊富な選択肢から安く購入したい
- 毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい
- キャリアの格安プランより安く抑えたい
- 通話料も安く抑えたい
- IIJmioひかりに契約中
端末を豊富な選択肢から安く購入したい
端末セットを購入したい人にはIIJmioがおすすめです。IIJmioは端末セットのラインナップが充実しています。
国内メーカーの定番モデルに海外メーカーの高コスパモデル、他社では扱いが少ないゲーミングスマホなど、多種多様なスマホが購入可能です。
しかも端末代が安くなるセールを頻繁に実施しており、単体で購入するより2万円以上安くなることもあります。
種類が豊富で価格も安いIIJmioなら、あなたにピッタリの1台が見つかるでしょう。
毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい
毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい人にもIIJmioはおすすめです。
もっとも容量が多い20GBプランでも月額2,000円で利用できます。毎月の通信量が20GB未満の人なら、誰でも毎月のスマホ代を2,000円以下に抑えることが可能です。
データ通信をあまり使わないライトユーザーなら、月額1,000円以下で利用できますよ。
キャリアの格安プランより安く抑えたい
IIJmioはキャリアの格安プランより安く使えます。データ通信をあまり使わないライトユーザーはもちろん、月20GBのデータ通信を使う場合もIIJmioが割安です。
3GB | 5GB | 20GB | |
---|---|---|---|
IIJmio | – | 990円 | 2,000円 |
ahamo | – | – | 2,970円 |
povo2.0 | 990円 | – | 2,163円※ |
LINEMO | 990円 | – | 2,728円 |
※60GBトッピングを20GBずつ3ヶ月利用すると仮定
通信速度よりも安さを重視するなら、IIJmioがおすすめですよ。
通話料も安く抑えたい
IIJmioはプラン料金だけでなく、通話料も節約できます。
月額1,400円の「みおふぉんダイアルかけ放題+」に加入すれば、時間や回数を問わず通話料が無料です。最も安い2GBプランなら、月額2,250円でかけ放題を実現できます。
電話をそこまでかけない人向けに5分かけ放題と10分かけ放題も用意されています。通話スタイルに合わせてオプションを選べるのも、IIJmioの魅力です。
IIJmioひかりに契約中
自宅でIIJmioひかりを契約している場合は、スマホもIIJmioにまとめるのがおすすめです。
IIJmioひかりとIIJmioをセットで利用すると「mio割」により、月額料金が660円割引されます。mio割の対象となるスマホ回線はIIJmioだけです。
料金プランは問わないため、月額440円のデータeSIMでもmio割による割引を受けられます。IIJmioひかりをお得に使うなら、IIJmioはマストですね。
注意!IIJmio(みおふぉん)に申し込めない人
以下に当てはまる人は、IIJmioのサービスが気に入ったとしても申し込みができないため注意してください。
- 口座振替やデビットカードで申し込みたい
- 店舗のアフターサポートが絶対に必要
口座振替かデビットカードしか持っていない
IIJmioで利用できる支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替やデビットカードは利用できません。
ネット上には「デビットカードが使えた」という口コミもあります。あくまでも非公式な方法であり、必ずしも使えるとは限りません。
現状、口座振替かデビットカードしか持っていない人はクレジットカードの作成を検討しましょう。
クレジットカードを作成できない場合は、口座振替対応の格安SIMまたはデビットカード対応の格安SIMを利用するほかありません。
店舗のアフターサポートが絶対に必要
IIJmioのサポートは電話とチャットのみです。専門の実店舗が用意されていないため、店舗サポートは受けられません。
家電量販店でIIjmioが契約できるケースがありますが、サポートは新規の契約時のみでアフターサポートは付いていません。
スマホ初心者やシニアの方など、どうしても店舗のアフターサポートがないと不安な人はワイモバイルやUQモバイルをご検討ください。
IIJmio(みおふぉん)に乗り換える流れ
ここからはIIJmioに乗り換える流れを「MNP」と「新規契約」に分けて解説します。
他社から乗り換え(MNP)
現在使っている電話番号を、他の携帯会社でも使うことを「MNP」と言います。
他社からIIJmioにMNPで乗り換える手順は以下の通りです。
全体の流れ
- 現在利用中の携帯会社からMNP予約番号を取得する
- 本人確認書類、クレジットカード、連絡の取れるメールアドレスを用意する
- 公式サイトからMNPでIIJmioを申し込む
- SIMカードが届いたら開通手続きを実施する
- SIMカードを挿し替える
- APN設定を実施する
以下、重要ポイントを詳しく説明します。
MNP予約番号を取得する
MNPで乗り換える場合は「MNP予約番号」が必要です。契約中の携帯会社から取得してください。取得方法は携帯会社によりますが、基本的にはオンラインか電話で取得できます。
ただし現在は、MNPワンストップ(MNP予約番号の取得が不要)の制度により、
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- UQモバイル
などから乗り換える場合は、予約番号の取得は必要ありません。
MNP予約番号以外に、「本人確認書類」、「クレジットカード」、「連絡の取れるメールアドレス」も必要です。事前に用意しておきましょう。
公式サイトから申し込む
MNP予約番号以外に、「本人確認書類」、「クレジットカード」、「連絡の取れるメールアドレス」も必要です。事前に用意しておきましょう。
必要な物を準備出来たらIIJmioの公式サイトから申し込みましょう。
「現在の携帯電話の電話番号はそのまま使いますか?」という画面では、必ず「他社から乗り換え(MNP)」を選択してください。「新規契約」を選ぶと、電話番号を引き継げません。
あとは画面の指示に従ってプランやオプションを選択し、契約者情報を入力すればOKです。
開通手続きを実施する
SIMカードが届いたら、IIJmioオンデマンドセンターに電話をかけて開通手続きをしてください。
IIJmioオンデマンドセンター
- 電話番号:0120-711-122
- 受付時間:9:00~19:00
開通手続きの際はSIMカードの「ICCID下4桁」が必要です。ICCIDは、SIMカード台紙裏面に記載されています。
APN設定を実施する(SIMのみ契約の人)
開通手続きが終わったらSIMカードを端末に挿し、APN設定をします。
Androidの手順
Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「IIJmio」→「アクセスポイント」の順に進み、IIJmioのAPNをタップしてください。
ない場合は右上の「+」ボタンをタップし、以下の情報を入力・保存します。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN | iijmio.jp |
ユーザ名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
あとは保存した上記のAPNをタップすればOKです。
iPhoneの手順
iPhoneの場合は「APN構成プロファイル」というファイルをダウンロード・インストールしてください。
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- Safariを起動し「iOS(iPhone等) APN構成プロファイル」ページにアクセスする
- 「構成プロファイルをダウンロード」をタップする
- 「許可」をタップする
- 「閉じる」をタップする
- 設定アプリを開き「一般」→「VPNとデバイス管理」の順にタップする
- 「ダウンロード済みプロファイル」のIIJmioをタップする
- 「インストール」をタップする
- パスコードを入力する
- 「次へ」をタップする
- 「インストール」を2回タップする
新規契約
MNPを利用せず、新規契約でIIJmioを申し込む手順は以下の通りです。
- 本人確認書類、クレジットカード、連絡の取れるメールアドレスを用意する
- 公式サイトから新規契約でIIJmioを申し込む
- SIMカードを挿し替える
- APN設定を実施する
新規契約の場合は、MNP予約番号が不要です。MNP予約番号以外の必要な物を用意し、IIJmio公式サイトから申し込んでください。
「現在の携帯電話の電話番号はそのまま使いますか?」という画面では「新規契約」を選択すればOKです。あとは画面の指示に従って申し込みましょう。
SIMカードが届いたら端末に挿し込み、APN設定を実施してください。APN設定の手順はMNPの時と同じです。
IIJmio(みおふぉん)に関するQ&A
最後に、IIJmioに関するQ&Aをまとめました。
選べる回線はどこ?
ドコモ回線とau回線から選べます。月額料金は同じですが、利用できるSIMタイプが異なります。
SIMタイプ | ドコモ回線 | au回線 |
---|---|---|
音声SIM | 〇 | 〇 |
音声eSIM | ✕ | 〇 |
SMS | 〇 | 〇 |
データ | 〇 | ✕ |
データeSIM | 〇 | ✕ |
音声eSIMを使いたい場合はau回線、データ/データeSIMを使いたい場合はドコモ回線を選びましょう。それ以外のSIMタイプはエリアや端末に合わせればOKです。
家族でデータシェアできる?
IIJmioはデータ容量シェア機能に対応しています。同一mioIDで、最大10回線までデータ容量シェアが可能です。
家族はもちろん、1人で複数回線を利用する場合もシェアできます。
データ繰越しできる?
IIJmioは余ったデータ容量を翌月まで繰り越せます。例えば2GBプランで1GBしか使わなかった場合、余った1GBを翌月に繰り越して使うことが可能です。
ただし、追加購入したデータ容量(eSIMデータプラン・ゼロで購入した容量含む)は繰り越せません。
まとめ
最後に、IIJmioがおすすめな人・おすすめでない人を以下にまとめます。
おすすめな人
- 端末を豊富な選択肢から安く購入したい
- 毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい
- キャリアの格安プランより安く抑えたい
- 通話料も安く抑えたい
- IIJmioひかりに契約中
全体として、安さに敏感な人にかなりおすすめす。実際に、口コミでも端末代金とプラン料金の安さが絶賛されていました。
特に端末セールは狙い目なので、ちょうど新しいスマホが欲しいと考えていた方は第一候補にするといいでしょう。