「IIJmioに乗り換えるにはどうすればいいの・・?」
IIJmio(みおふぉん)に乗り換えようと思っても、いざ手続きするとなると不安ですよね。一人で開通手続きができるのが、心配かと思います。
しかしご安心を。一つ一つ手順を踏めば、確実に乗り換えられます。
今回はIIJmioへ乗り換えたい方に向けて、電話番号を維持できるMNP転入の手順を徹底解説。詳しい申し込み手順から注意点も合わせて詳しく説明していきますね。
IIJmioに乗り換える前のチェックポイント
IIJmioに乗り換える前に、以下のポイントを事前にチェックしておくとスムーズに契約できます。
- 手持ちの端末をそのまま使うか、それとも新たに購入するか?
- 申し込みに必要なものを準備しているか?
- オンラインと店舗のどちらで契約するか?
手持ちの端末をそのまま使うか、それとも新たに購入するか?
IIJmioでは、
- 手持ちの端末をそのまま使う(SIMのみ契約)
- 新たに端末を購入する
どちらのパターンでも乗り換えが可能です。あとから機種変更することもできるため、できるだけ低コストで乗り換えたいなら手持ちの端末を利用した方がいいでしょう。
今使っている端末をIIJmioで使用するときはSIMロック解除が必要な場合(ソフトバンク端末と2017年8月以前のau端末は必須)があります。
SIMロック解除は、My SoftBank・My auにて手続きできます。
新しい端末が欲しい人は、IIJmioでSIMカードとセット購入しましょう。iPhone・Androidの人気機種を割引価格で購入可能です。
別の販路で端末を用意しても構いませんが、セット契約の方が安い上に注文が1回で済むので楽ですよ。
申し込みに必要なものを準備しているか?
IIJmioに申し込む前の準備として、
- 本人確認書類
- クレジットカード
を用意しておくとスムーズです。本人確認書類は運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどがおすすめです。
パスポートは補助書類(公共料金支払いの領収書か住民票)も合わせて必要となります。
クレジットカードについては、必ず契約者本人のものを用意しましょう。家族内でも他人名義のカードは使用できません。
オンラインと店舗のどちらで契約するか?
IIJmioの契約窓口は、オンラインと店舗の2通りあります。結論から言うと、オンライン契約がおすすめです。
その理由は、店頭窓口が非常に少ないこととキャンペーンをすべて享受できるからです。
IIJmioは、店舗展開には消極的で店頭窓口は家電量販店がメインとなります。家電量販店によっても受付がない場合もあり、足を運んでみないと契約できるかは分かりません。
また、店舗契約だとキャンペーンを受けられない可能性があります。待ち時間がかかるのも難点です。
本当にオンラインで申し込めるか不安・・といった人もご心配なく。この記事にたどり着ける検索能力があるのなら、まったく問題ありません。
申し込みの難易度としては、アマゾンや楽天市場でアカウントを作るのと同じレベルです。
申し込みから開通まで!IIJmioにMNP転入する手順
現在の電話番号を維持したままIIJmioに乗り換えるにはMNP転入を行います。
全体の流れは以下の通りです。
乗り換えステップ
- MNP予約番号を取得する
- IIJmioに申し込む
- SIMロック解除が必要な端末は手続きを行う
- 開通手続きを行う
- SIMカードを挿入する
- APN設定を行う(SIMのみ契約)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手順1:MNP予約番号を取得する
電話番号をIIJmioへ引き継ぐなら、現在の携帯会社からMNP予約番号の取得が必要です。電話が手っ取り早いのですが、スタッフと話したくない方はWEB取得がおすすめです。
格安SIMからMNP予約番号を取得する際は、マイページにログインして「MNP転出」や「MNP予約番号」などが記されたメニューを探してください。
なお、4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)やワイモバイル、UQモバイルなどから乗り換える場合は、MNPワンストップの制度によりMNP予約番号の取得は不要です。
こちらの手順は飛ばしてください。
手順2:IIJmioに申し込む
MNP予約番号には有効期限があるため、取得できたらすぐIIJmioに申し込みましょう。以下、詳しい申し込みの流れです。
申し込みの流れ
- IIJmioの公式サイトにアクセス
- 「お申し込み」をタップ
- mio会員の登録を行う(未会員の場合)
- 端末セットかSIMのみ契約か選択
- 回線(タイプD・タイプA)、料金プラン、オプションを選択
- 契約者情報・クレジットカード情報を入力
- 本人確認書類をアップロード
- MNP情報を入力して申込み完了
タイプD・タイプAで迷う場合は、速度の安定度が高いタイプDがおすすめです(au端末を使う人のみタイプA推奨)。
本人確認書類のアップロードは、スマホで撮影して構わないので鮮明な写真をアップしましょう。写真が不鮮明だと審査に落ちてしまいます。
有効な本人確認書類(どれか一点)
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証
- 特別永住者証明書
- パスポート+補助書類
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- マイナンバーカード
- 身体障害者手帳
- 療育手帳+補助書類
- 精神障がい者保険福祉手帳
補助書類(どちらか)
- 公共料金領収書(都市ガス、電気、水道)
- 住民票(マイナンバーの記載がないもの)
※発行から3ヶ月以内で、申込者本人の氏名・現住所が記載されているもの
取得したMNP予約番号は、MNP転入の項目で入力します。有効期限も合わせて、確実に入力してくださいね。
手順3:SIMロック解除が必要な端末は手続きを行う
※以下に当てはまる人は、こちらの手順は飛ばして下さい
SIMロック解除不要
- 端末セットでIIJmioに契約する
- ドコモ端末をタイプDで使う
- SIMフリーのスマホ(アップルストアのiPhoneなど)を使用する
- 2021年10月以降に発売されたキャリア端末を使用する
今使っているスマホをIIJmioで使用する場合、ソフトバンク端末とauの古い端末(2017年8月以降の端末なら不要)はSIMロック解除が必要です。
- ドコモ端末 → 不要
- au端末 → 一部で必要 ※iPhoneは8以降なら不要
- ソフトバンク端末 → 必要
- SIMフリースマホ → 不要
auの方は、動作確認端末ページからSIMロック解除の有無をチェックしておくといいですよ。
ドコモ端末は、IIJmioのタイプD(ドコモ回線)に申し込むことで、SIMロック解除が不要です。
SIMロック解除の手順ですが、オンラインから手続きすれば手数料は無料です(ショップで手続きすると3300円の手数料あり)。
auのSIMロック解除手順
- SIMロック解除の手続きページにアクセス
- 「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップ
- My auにログイン
- SIMロック解除可否を確認してチェック
- 「次へ」をタップ
- 「この内容で申し込む」をタップ
ソフトバンクのSIMロック解除手順
- My SoftBankにログイン
- メニューの「契約・オプション管理」をタップ
- 「オプション」をタップ
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」をタップ
- IMEI番号を入力して「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
SIMロック解除の際に必要なIMEI番号(製造番号)は、
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
- Android:「設定」→「端末情報」→「IMEI」
にて確認できます。
手順4:開通手続きを行う
注文したSIMカードは、およそ2~3日で到着します。
開通方法は、IIJmioオンデマンド開通センターに連絡するだけです。
IIJmioオンデマンド開通センター
0120-711-122(年中無休 9:00~19:00)
開通センターに電話をかけると自動ガイダンスが流れます。MNP転入の場合は「2」をプッシュ。
その後、電話番号とSIMカードのICCIDの入力が求められます。ICCIDはSIMカード台紙にて確認できますよ。
入力が終わったら開通手続きは完了です。10分程度で回線切り替えが終わります。
回線切り替え後、以前の携帯会社との契約は自動解除。こちらから連絡を入れる必要はありません。
なお、開通手続きを行わなかった場合は、MNP予約番号の有効期限が切れるタイミングで自動開通となります。
何らかの理由で開通できないときは、問い合わせるか自動開通を待ちましょう。
手順5:SIMカードを挿入する
IIJmioのSIMカードが届いたら、慎重にSIM台紙から取り外しましょう。なるべく金属の部分に指紋を付けない方がいいです。
SIMカードを取り外したら、端末に挿入します。多くの機種は端末の側面にSIMスロットが付いています。Android端末はmicroSDスロットと間違わないように注意して下さい。
iPhoneはSIMピンを使ってSIMトレイを開けます。SIMピンはAmazonや家電量販店で購入できますが、今すぐSIMトレイを開けたいならクリップの先端を利用するといいですよ。
壊れない程度に強く押し当てるとSIMトレイを取り出すことが可能です。端末セット契約の人は、SIMカードを挿入できたら乗り換えは完了です。
なお、万一SIMカードが入らなかった場合は、SIMサイズを間違えているので、マイページからSIM交換の手続きを行いましょう。
手順6:APN設定を行う(SIMのみ契約)
SIMのみ契約の人は、このあとIIJmioの電波を受信するために必要なAPN設定を行います。iPhoneはAPN構成プロファイルをダウンロード、AndroidはAPN情報を手動で入力します。
iPhoneの設定手順
※事前準備としてiPhoneをWi-Fi接続して下さい。APN構成プロファイルはオンラインでインストールするため、Wi-Fi接続が必要です。
iPhone・iPadは1社しかAPNを読み込めないため、他社のAPNがある場合は事前に削除しておきます。
※au Wi-Fiなど大手キャリアのAPNは残しておいても構いません
削除方法は「設定」→「一般」→「プロファイル」から削除したいAPNを選択。「プロファイルを削除」をタップして下さい。
「このWEBサイトは設定を開いて構成プロファイルを表示しようとしています。許可しますか?」の表示が出たら「許可」を選択して下さい。
パスコードの入力を求められたら、iPhoneのロック解除ナンバーを入力してください。
以上でiPhoneのAPN設定は完了です。正しくAPNがインストールできたか確認したい場合は、「設定」→「一般」→「プロファイル」から確認しましょう。
ちなみに、iPhoneはIIJmioユーザー向けアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」からもAPN設定が可能です。
専用アプリでAPN設定する手順
- Wi-Fiに接続する
- 「IIJmioクーポンスイッチ」をインストール
- アプリを立ち上げて「ヘルプ」をタップ
- 「構成プロファイルのインストール」をタップ
- インストール画面に切り替わったら「インストール」をタップ
- パスコードを入力
- 承諾画面で「次へ」をタップ
- 警告画面で「インストール」をタップ
- インストール完了画面で「完了」をタップ
Androidの設定手順
設定アプリ(歯車マーク)から「モバイルネットワーク」をタップしましょう。
※モバイルネットワークの場所・表記は機種によって異なる場合あり
アクセスポイントの編集画面に入り、以下のAPN情報を入力します(タイプA・タイプD共通)。
(1)名前 | 任意の名前 |
---|---|
(2)APN | iijmio.jp |
(3)ユーザ名 | mio@iij |
(4)パスワード | iij |
(5)認証タイプ | PACまたはCHAP |
※タイプDにて上記で設定できない場合は、
- MVNOの種類:SPN
- MVNO値:NTT DOCOMO
を追加で入力して下さい。
APN一覧に、設定したIIJmioのAPNが表示されていることを確認しましょう。
以上で、Android端末のAPN設定は完了です。
タイプAの場合は、端末によってAPN設定のときに「このユーザーはアクセスポイントを使用できませんと表示」とエラー表示されます。
この表示が出ても普通に設定できるので無視して大丈夫です。
IIJmioに乗り換えるベストタイミング
IIJmioは初月が日割りなので、いつ乗り換えても損はありません。ただし、乗り換え前の携帯会社で解約月の料金を満額請求される場合があります。
そう考えると、月末に近い方がお得かもしれません。大きく損することはないので、あまり考えすぎなくても大丈夫ですよ。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクをはじめ多くの携帯会社では違約金が撤廃されています。解約月の費用はIIJmioの契約事務手数料しかかからないため、安心してください。
IIJmioに申し込みできないときの確認事項
何らかの原因でIIJmioに申し込めないときは、以下の項目を確認して下さい。
①手持ちのクレジットカードや銀行口座が利用不可の状態になっている
→【対処法】別のカードや銀行口座を使う
②古いブラウザ(更新されていないIEなど)を使っている
→【対処法】新しいブラウザ(ChromeやSafari)を使う
③サーバー障害やトラブルが起きている
→【対処法】時間をずらして申し込む
④自宅以外の住所を登録している
→【対処法】自宅の住所を登録する
⑤キャッシュ(ネットに保存された一時データ)が破損している
→【対処法】ブラウザの履歴メニューからキャッシュをクリアする
⑥名義が一致していない
→【対処法】MNP転入する人・契約者・支払いの名義をすべて揃える
上記を試しても申し込めない状況なら、IIJmioに問い合わせましょう。
IIJmioにMNP転入する際の注意点
IIJmioに乗り換えるには、以下の注意点があります。
- MNP予約番号の有効期限を7日以上残す必要あり
- オンライン申し込みは即日開通ができない
- 名義を揃えて乗り換える
- キャリアメールの付与がない
MNP予約番号の有効期限を7日以上残す必要あり
MNP予約番号を発行できたら、必ず1週間以内にIIJmioに申込みましょう。
MNP予約番号には15日の有効期限がありますが、IIJmioでは7日以上有効期限が残っていないと申し込みできません。
うっかり有効期限切れすると、またMNP予約番号を再取得しなくてはなりません。
オンライン申し込みは即日開通ができない
オンライン契約はSIMカードの配送期間があるため、即日開通はできません。SIMカードの受け取りに2~3日かかります。
どうしても即日開通を行いたいなら店舗契約を選びましょう。IIJmioは専門店を持っていないため、家電量販店のSIMフリーカウンターの利用が主です。
注意点として、店舗契約だとキャンペーンを十分に受け取れない可能性があります。
オンライン契約でも不通期間は生じない
IIJmioでは、オンライン契約でも空白期間(不通期間)無しで乗り換えられます。理由は、回線切り替えの手続き(MNP転入)は、SIMカード到着後に行うからです。
そのため、SIMカードが届くまでの間は、乗り換え前の携帯会社で通話もデータ通信も使えますよ。
名義を揃えて乗り換える
IIJmioにMNP転入する場合、MNP予約番号を取得する人と契約者の名義は揃えておく必要があります。
よくあるミスが、夫の名義で契約していた携帯電話からMNP予約番号を取得。その後、妻が自分名義でIIJmioに申し込むケースです。
この場合は、以前の携帯会社で夫から自分(妻)に名義変更をしておく必要があります。
あるいは、IIJmioの申し込みを夫に手続きしてもらい、利用者登録(実際に携帯電話を使用する人)に妻の名前を登録する方法もあります。
家族内でも自分名義にしてから申し込んだ方がいい
IIJmioでは、結婚などを理由に改姓したときを除いて名義変更の手続きができません。そのため、名義変更を行うならIIJmio乗り換え前の携帯会社で行いましょう。
家族内でも、後々のことを考えると自分名義に変えてからIIJmioに乗り換えた方が無難です。
キャリアメールの付与がない
IIJmioではキャリアメールの付与がありません。そのため、ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える人は注意しましょう。
キャリアメールの代わりは、Gmailなどフリーメールサービスで代用できます。
なお、どうしてもキャリアメールを引き継ぎたい場合は、月額330円の「メールアドレス持ち運びサービス」に加入すればドコモ・au・ソフトバンクからメールアドレスを引き継げます。
IIJmioにMNP転入するメリット
- 手持ちのiPhoneがそのまま使える
- 違約金なしで乗り換えられる
- 即完売のスマホセールが熱い
- ちょうどいい中容量の8GBが1,518円
- 家族でデータをシェアできるから無駄がない
手持ちのiPhoneがそのまま使える
iPhoneユーザーなら、「IIJmioに乗り換えると、今使っているPhoneは使えなくなるの・・?」と不安になることでしょう。
結論から言えば、IIJmioでも手持ちのiPhoneを使えます。IIJmioでiPhoneを購入することもできますが、買い替える必要はありません。
IIJmioで使えるiPhone
- ドコモ・SIMフリー版:iPhone 5s以降
- au・ソフトバンク版:iPhone 6s以降
au・ソフトバンク版は、SIMロック解除機能が搭載されている6s以降(最新までOK)で対応。au・SIMフリー版なら、6以前の機種でも利用可能です。
違約金なしで乗り換えられる
こちらはIIJmioだけに限らないメリットですが、現在ドコモ・au・ソフトバンクをはじめほとんどの携帯会社では違約金やMNP転出手数料を撤廃しています。
以前は、auやソフトバンクの旧プランに加入中の人は約1万円程度の違約金が発生する場合がありましたが、2022年4月から無料化されました。
わざわざ更新月を調べて、違約金0円のタイミングを狙う必要はありませんよ。
即完売のスマホセールが熱い
IIJmioは、頻繁に端末セールを行っています。運が良ければ、一括110円の端末もあり。
セール時期中は即完売するほどの盛り上がりを見せます。
「SIMカード(回線)だけでなく新しい端末も欲しい、だけど費用はかけられない・・」といった方には大助かりです。
110円ほど安くなくても、1万円以上の値引きは日常茶飯事。ポイント還元ではなくシンプルな値引きである点も評価できます。
また、IIJmioは端末の取り扱い数が非常に多く、約40種類から自分に合った1台をじっくりと吟味できます。
人気の機種は一瞬で在庫が切れる
ちょうどいい中容量の8GBが1,518円
IIJmioは、他の格安SIMではあまり提供の無い8GBプランを契約できます。料金は月額1,518円です。
現在の格安SIMは、メインのデータ容量が3GB以下の小容量か20GB以上の大容量に分かれます。そのため、IIJmioのような中容量を提供している格安SIMは貴重です。
中容量といえど「10~15GBでは多すぎる、かといって5~6GBじゃ物足りない」といった方には8GBがピッタリ。IIJmioなら申し込めます。
家族でデータをシェアできるから無駄がない
IIJmioは、家族間でデータ容量をシェアできます。
使いどころとしては、「子供のデータが足りなくなった、あるいは夫のデータが余りすぎた」といったときに、シェア機能を使って無駄なくデータを使いきれます。
また、シェア機能を使えば料金をお得にすることも可能に。例えば、4人家族で全員8GBに加入すると月額料金の総額は1,518円×4人で6,072円に。
これを一人が20GBで契約して、残り3人が4GBプランに加入すると月額料金の総額は5,302円となります。
どちらも総データ量は32GBで、家族同士で自由にシェアできるので4GBプランの人でも実際は4GB以上使用できます。
同じ4人家族×総データ量32GBの組み合わせでもお得
- シェアなし → 8GB×4人=6,072円
- シェアあり → 20GB×1人+4GB×3人=5,302円※
※あとからシェア機能を活用してデータ容量を均等に分けることができる
データシェアの利用条件は、同じmio IDでグループを組むだけ。オプション料金はかからず、グループの追加や解除はいつでも自由に手続きできます。
家族ではなく一人で複数端末を使い分けたい(スマホ+タブレットなど)場面でもシェア機能が使えますよ。
IIJmioに乗り換えた後のデータ移行はどうする?
手持ちの端末をそのまま使い回すなら、データ移行は不要です。しかし、IIJmioで新たに端末を購入するなら自分でデータ移行を行います。
以下、パターン別にデータ移行の手順を解説したので参考にして下さいね。
iPhoneからiPhone
iPhone同士のデータ移行はクイックスタートが便利です。
新iPhoneは初回起動でなければクイックスタートを使えません。初回起動でない場合は、いったん初期化してください。
新iPhoneの言語選択に入ると旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」と表示されるので「続ける」をタップしましょう。
旧iPhoneでカメラが立ち上がるので新iPhoneにかざします。円形のアニメーションをファインダーの中央に収めてください。
新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力します。
Apple PayやFace IDなど、その他の設定が表示されるので入力していきましょう。スキップしてあとから設定することも可能です。
すべての設定が終わったら、データ転送が始まります。
AndroidからAndroid・iPhoneからAndroid
データ移行先がAndroidなら、Googleドライブを使ったデータ移行がおすすめです。
端末の設定アプリを開いて「システムと更新」→「バックアップと復元」をタップ。「Googleにバックアップ」をONにしてください。
新端末でGoogleドライブアプリをインストールして、作成したアカウントでログインしましょう。
すると、バックアップしたファイルが表示されるので、必要なファイルをダウンロードしてください。
AndroidからiPhone
AndroidからiPhoneにデータ移行するときは、アップル公式アプリ「iOSに移行」が便利です。
iPhoneの初期起動にて「Appとデータ」が表示されるので「Androidからデータを移行」をタップします。その後、10桁か6桁のコードが発行されるので、そちらをメモします。
Android側で「iOSに移行」を立ち上げて、取得したコードを入力します。
どのデータを移行するか、Android側で選択しましょう。
IIJmioのMNP転入に関するQ&A
初月料金は日割り?
IIJmioの利用開始月は日割り請求です。そのため、月末に乗り換えても、1ヶ月分の月額料金が課金されることはありません。
ただし、通話定額オプション(かけ放題)には日割りがないので注意しましょう。
乗り換えに必要な手数料はいくら?
IIJmioに乗り換える際は以下の費用がかかります。
乗り換え費用
- 現在の携帯会社の解約金:0~1,100円※
- MNP転出手数料:0~3,300円
- IIJmioの初期費用:約3,750円
※一部のプランで10450円の場合あり
まず、現在の携帯会社に払う費用として解約金とMNP転出手数料があります。
最近は0円の事業者も増えてきましたが、手数料が発生するケースもあるので気になるなら問い合わせてみましょう。
IIJmio側の費用としては、契約事務手数料3,300円とSIMカード発行手数料(220円~446円)がかかります。
安くない金額ですが、契約事務手数料はキャンペーンで半額または1円になることがありますよ。
MNP転入に必要な日数はどれくらい?
IIJmioのMNP転入に必要な日数は2~3日です。MNP予約番号の取得とIIJmioの申し込みは即日で終わりますが、SIMカードや端末が届くまでの配送期間があるため少し時間が空きます。
SIMカードの配送を待っている間は、契約中の携帯会社で通話もネットも使用可能です。不通(空白)期間はありません。
IIJmioの回線に切り変わるのは、SIMカード到着後に開通手続き(回線切替)を行ってからとなるため安心して下さい。SIMカード配送が遅れても心配無用です。
申し込み後にキャンセルできる?
IIJmioでは、原則申し込み後のキャンセルを受け付けていません。ただし、音声通話SIMでの申し込みなら8日以内に限り初期契約解除(クーリングオフのような制度)の対象となります。
初期契約解除の申請は、オンラインまたは書面にて行います。オンラインはこちらのページから手続き可、書面ならIIJサポートセンター(0570-09-4400)に連絡しましょう。
電話帳を簡単に移行させる方法はある?
IIJmioで新しい端末を購入した後、とりあえず電話帳だけ簡単に移行させたい・・といった場合はGoogleアカウントを使うのが便利です。
Android・iPhone間でも移行が可能です。
Googleアカウントで電話帳を移行させる手順
同期できるデータ一覧から「連絡先」を右へスライドしてください。以上で旧端末側の操作は終了です。
新しい端末を起動したら、旧端末と同じGoogleアカウントでログインしましょう。すると、電話帳が自動同期されます。
以上で電話帳の移行は完了です。上手く移行できない場合は、新端末側でGoogleアカウントの同期がOFFになっていないか確かめてみましょう。
まとめ
IIJmioに乗り換えるには、MNP予約番号を取得。その後、公式サイトから申し込んで開通手続きを行います。
MNP転入にかかる時間はおよそ2~3日。オンラインで申し込んでも、不通期間は生じないので安心して下さいね。
IIJmio乗り換えの流れ
- MNP予約番号を取得する
- IIJmioに申し込む
- SIMロック解除が必要な端末は手続きを行う
- 開通手続きを行う
- SIMカードを挿入する
- APN設定を行う(SIMのみ契約)