LINEMOでは、eSIM(本体一体型のデジタルSIM)が使えます。オンラインの手続きにより、最短1時間で開通可能です。
eSIMとは、「Embedded SIM(組み込まれたSIM)」の略語。スマホ本体に内蔵された一体型のSIMのことを指します。
eSIMは、オンラインで契約や設定の手続きを完了させればすぐに利用開始が可能です。SIMカードの郵送を待って、差し替える必要がないので楽ちんです。
今回はそんなLINEMOのeSIMについて詳しく解説します。
メリットや注意点、手数料、申込・開通方法まで、幅広くお伝えするので参考にしてください。
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LINEMOではeSIMが使える!
LINEMOは2021年3月17日の提供開始当初から、eSIMに対応しています。3GBのミニプランと20GBのスマホプランの両方で、eSIMが利用可能です。
■LINEMOのeSIM対応料金プラン
ミニプラン | スマホプラン | |
---|---|---|
月額基本料 | 990円 | 2,728円 |
eSIM | 対応 | 対応 |
LINEギガフリー | 対応 | 対応< |
LINEスタンププレミアム for LINEMO | 対象外 | 対応 |
データ量超過後の通信速度 | 300kbps | 1Mbps |
契約後のプラン変更 | 可能 | 可能 |
通話オプション割引キャンペーン | 対象 | 対象 |
PayPayポイントあげちゃうキャンペーン | 対象外 | 対象 |
LINEMOで使えるeSIM対応機種
LINEMOでは数多くのeSIM対応機種が使えます。
主なeSIM対応シリーズ
- iPhone
- Google Pixel
- OPPO
- AQUOS
- Galaxy
- Xperia
- Redmi Note
なお、LINEMOで使える全てのeSIM対応機種は、公式サイトの「動作確認端末」のページで確認できます。検索項目の機能の欄で、「eSIM対応」にチェックを入れ、検索結果をご確認ください。
必要な手数料
LINEMOのeSIMにかかる手数料はありません。原則として、無料でeSIMを契約・発行できます。
手数料
- 契約事務手数料 – 無料
- eSIM発行手数料 – 無料
- SIMカードからeSIMへの交換手数料 – 無料
- eSIMからSIMカードへの交換手数料 – 無料
必要な審査時間・発行時間
LINEMO公式によると、LINEMOのeSIM利用開始までにかかる時間は1時間〜数時間です。申し込み後の審査時間は約1〜2時間、その後の開通手続きに数分〜数十分を要します。
eSIMは、郵送されるまで数日待たなければいけないSIMカードに比べ、スピーディな手続きが可能です。
LINEMOでeSIMを便利に活用する方法とは?
下記の通り、LINEMOのeSIMは、メイン回線とサブ回線のどちらでも便利に利用できます。よって、幅広い人にマッチするでしょう。
コスパの良いメイン回線として
LINEMOのeSIMは、3GB月額990円、20GB月額2,728円というキャリアよりも低価格で利用できます。キャリアの通信品質(LINEMOはソフトバンク回線)を維持しつつ、月々の携帯料金を下げたい人におすすめです。
なお、LINEMOならではの特徴としては、「LINEギガフリー」が挙げられます。
LINEギガフリーは、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話などでギガを消費しないサービスです。とくにラインで通話する機会の多い人のうち、ギガを節約したい人に向いています。
また20GBのスマホプランには、「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」が付帯します。多種類のLINEスタンプが無料で使えるので魅力的です。
キャリア等のサブ回線として
LINEMOのeSIMは、メインの他社回線に追加する2回線目としてもおすすめです。
LINEMOはソフトバンク回線なので、例えば、ドコモやau、UQモバイルなどと組み合わせると、通信エリアが広がります。
またLINEMOのeSIMには、LINEでギガを消費しない「LINEギガフリー」が付帯するため、LINEをよく使う人にも便利です。
さらにLINEMOはeSIM関連の手数料が原則無料なので、サブ回線として気軽に利用できます。
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LINEMOでeSIMを使うメリット3つ
LINEMOでeSIMを使うことには、さまざまなメリットがあります。以下の内容に魅力を感じる人は、ぜひLINEMOでのeSIMの契約をご検討ください。
- オンラインで即日開通が可能
- SIMの紛失・破損のリスクがない
- デュアルSIMのサブ回線としても便利
オンラインで即日開通が可能
LINEMOのeSIMは、オンラインでの手続きによって1時間〜数時間で開通できます。そのため、多くの場合、申し込み当日から使い始めることが可能です。
当日のうちに開通手続きを済ませたい人、すぐにスマホの回線が必要な人などに向いています。
SIMの紛失・破損のリスクがない
eSIMはスマホに内蔵されたデジタルなSIMなので、利用にあたってカードの差し替えが不要です。それゆえ、SIMカードを紛失・破損してしまう心配もありません。
SIMの差し替えが面倒な人、過去にSIMをなくしたり壊したりしたことのある人におすすめです。
デュアルSIMのサブ回線としても便利
デュアルSIM対応機種では、LINEMOのeSIMをサブ回線として利用できます。
デュアルSIMとは、eSIMとSIMカードを両方契約し、一つの端末で2つの回線を利用すること。仕事用とプライベート用の回線を分けたい場合などに便利です。
デュアルSIM対応機種には、iPhoneだとiPhone XS/XR以降、AndroidならAQUOS sense7 やXperia 10 IV、Google Pixel 7などがあります。
iPhone 13シリーズに関しては、eSIM×eSIMのデュアルSIMも可能です。
LINEMOのeSIMに関する注意点・デメリット4つ
一方、LINEMOのeSIMには以下のようなデメリットもあるのでご注意ください。
- eSIM対応機種が限られている
- 店頭から申し込めない
- 機種変更ではeSIMの再発行が必要
- パソコン・タブレットからは申し込めない
eSIM対応機種が限られている
LINEMOのeSIMは、eSIM対応機種のうち、LINEMOで動作確認が済んでいるものでのみ利用できます。全てのスマホに対応しているわけではないので注意しましょう。
例えば、iPhone XやAQUOS sense4、Google Pixel3などは、eSIMに対応していない機種です。
また本来はeSIM対応機種であっても、LINEMOの動作確認端末に含まれておらず、使用できないケースも想定されます。
店頭から申し込めない
LINEMOはオンライン専用プランなので、eSIMに関しても店頭での申し込みができません。そのため、ショップに行って手続きしないと不安な人には不向きだといえます。
なお、LINEMOのカスタマーサポートは、公式サイトおよびLINE公式アカウントでのチャットサポートです。
オペレーターの電話対応によるサポートが受けられない点にもあわせてご注意ください。
機種変更ではeSIMの再発行が必要
物理型のSIMカードとは違い、eSIMは機種変更に伴って再発行が必要です。SIMカードのように、差し替えるだけで変更完了とはいかないため、やや面倒に感じるかもしれません。
とはいえ、LINEMOではeSIM再発行にかかる手数料が無料です。一方他社では、eSIM再発行に3,300円の手数料を取られることもあります。
そのため、LINEMOのeSIM再発行は、比較的手軽といえるでしょう。
パソコン・タブレットからは申し込めない
LINEMOのeSIM申し込みは、仕様上スマホからしか申し込めません。パソコンやタブレットからは手続きできないので注意して下さい。
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【3STEP】LINEMOでeSIMを使うための申し込み方法
LINEMOにおけるeSIMの申し込み方法は、以下の3ステップです。
申し込みの流れ
- LINEMOで使うスマホを用意する
- 契約中の携帯会社でMNP予約番号を取得する
- LINEMO公式サイトで申し込み手続きを行う
下記では、それぞれのステップについて解説します。
STEP1. LINEMOで使うスマホを用意する
LINEMOはスマホを販売していないので、利用するeSIM対応機種を自分で用意する必要があります。
LINEMO公式サイトの「動作確認端末」のページを参考にしながら、通販サイトや家電量販店などで端末を調達しましょう。
お手持ちのスマホがLINEMOのeSIM対応機種である場合は、それをお使いいただいても構いません。
STEP2. 契約中の携帯会社でMNP予約番号を取得する
他社からLINEMOに乗り換える場合は、契約中の携帯会社でMNP予約番号を取得しましょう。MNP予約番号があると、現在の電話番号をLINEMOでも引き続き利用できます。
MNP予約番号の取得方法は各社で異なるため、詳しくはそれぞれの公式サイトをご参照ください。
au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイル・ahamo・povo・mineo・IIJmio
新規契約の場合は、MNP予約番号の取得は不要
なお、LINEMOへの乗り換えを機に携帯番号を変えるつもりなら、MNP予約番号は不要です。その場合は申し込み時に「新しい電話場号で契約する」を選びましょう。
STEP3. LINEMO公式サイトで申し込み手続きを行う
eSIM対応機種とMNP予約番号が準備できたら、LINEMO公式サイトの「申し込む」ボタンをタップし、申し込み手続きを進めましょう。
申し込み画面では、「今の番号をそのまま利用する」または「新しい電話番号で契約する」を選択した後に、「eSIM」を選択してください。
その後、プランを選択後に本人確認を行います。画面の指示に沿って、スマホで本人確認書類を撮影して下さい。
本人確認後は必要情報を入力して完了
本人確認が終わったら、MNP情報(他社から乗り換える人のみ)・契約者情報・支払い情報を入力していけばOKです。
MNP情報は、
- 電話番号
- 取得したMNP予約番号
- MNP予約番号の有効期限
の3点を入力してください。新しい電話番号を取得する人は、こちらの手順は不要です。
契約者情報は、名前・生年月日・メールアドレス・住所などを入力します。住所は職場など自宅以外を登録することはできません。
支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替を登録します。
こちらに登録するカードまたは口座情報は、必ず契約者本人の名義のものとして下さい。
以降は注意事項を確認して終了です。
LINEMOのeSIMを設定・開通する方法
下記の通り、LINEMOのeSIM設定・開通には、アプリ「LINEMO かんたんeSIM開通」を用いるのがおすすめです。案内に従うだけで、手軽にeSIMの開通を完了させられます。
設定・開通方法
- 申し込みから約1〜2時間後、「お申し込み完了のお知らせ」「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールを受け取る
- Wi-Fiに接続し、アプリ「LINEMO かんたんeSIM開通」をダウンロードする
- 案内に従って、eSIMプロファイルのダウンロードや通信の設定などを完了させる
- スマホを再起動し、画面上部のステータスバーが「LINEMO」(iOSの場合は「SoftBank」でも可)になっていることを確認する
- LINEを起動し、LINEMO公式LINEアカウントを友だち追加、「My Menuとの連携はこちら」をタップする
LINEMOのeSIMについてよくある質問
最後にLINEMOのeSIMについてよくある質問にお答えします。
LINEMOのeSIMとSIMカードはどっちがいい?
LINEMO公式は、eSIMとSIMカードのどちらを選ぶかで迷った場合には、SIMカードを推奨しています。使い慣れたSIMカードのほうが多くの人にマッチするはずです。
一方、当日からLINEMOを使い始めたい人、他社回線と組み合わせてデュアルSIMにしたい人などには、eSIMが適しています。
LINEMOのeSIMが繋がらない場合はどうする?
まずはモバイル通信がOFF、もしくは機内モードになっていないかご確認ください。加えて、Androidの場合は初期設定としてAPN設定をしているか、iPhoneの場合はiOSのアップデートができているかもチェックしましょう。
改善されない場合は、「カスタマーサポート(お問い合わせ)」やLINE公式アカウントで相談することをおすすめします。
LINEMOのeSIM再発行にかかる時間は?
LINEMOのeSIM再発行にかかる時間は、30分〜2時間前後といわれています。申し込みの混雑具合などによって時間は前後しますが、当日中、数時間で再発行できるケースが一般的です。
なお、LINEMOのeSIM再発行にかかる受付時間は、9時〜21時までとなっています。
まとめ
LINEMOのeSIMは、各種手数料が全て無料なので、気軽に利用できます。メイン回線としてはもちろん、キャリア等のサブ回線としても便利です。
eSIMに興味のある人は、これを機会にぜひLINEMOをお試しください。月額990円と安いミニプランから試してみるのも良いでしょう。
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