FLET’S光のギガマンション・スマートタイプとNURO光の使用経験がある「とみっち」です。
2015年3月から10カ月間、僕はオフィス用に借りていた物件でFLET’S光を利用していました。
NURO光は5年半利用しているので、今回の記事では、FLET’S光 / フレッツ光とNURO光との料金やサービスの違い、回線速度などを比較してみます!
受け取り方法も簡単です。実際にキャッシュバックを申請してみたので、注意点などを以下の記事にまとめました。NURO光に少しでもお得に申し込みたい人は参考にして下さい。
[card2 id="5710"]「FLET’S光」と「フレッツ光」が存在する
ややこしいのですが、NTT東日本とNTT西日本で、提供するサービス、料金などが異なる「FLET’S光」と「フレッツ光」が存在します。
東日本エリアと西日本エリアに分かれていて、それぞれ以下のようになります。
東日本エリア(FLET’S光)
- 【北海道】 北海道
- 【東北】 青森 / 岩手 / 宮城 / 秋田 / 山形 / 福島
- 【関東】 茨城 / 栃木 / 群馬 / 東京 / 埼玉 / 千葉 / 神奈川
- 【甲信越】 山梨 / 新潟 / 長野
西日本エリア(フレッツ光)
- 【北陸】 富山 / 石川 / 福井
- 【東海】 愛知 / 岐阜 / 三重 / 静岡
- 【中国】 島根 / 鳥取 / 岡山 / 山口 / 広島
- 【近畿】 兵庫 / 京都 / 大阪 / 滋賀 / 和歌山 / 奈良
- 【四国】 香川 / 徳島 / 愛媛 / 高知
- 【九州】 福岡 / 佐賀 / 長崎 / 熊本 / 大分 / 宮崎 / 鹿児島 / 沖縄
対応エリア
FLET’S光 / フレッツ光とNURO光が対応しているエリアを比べると、以下となります。
FLET’S光 / フレッツ光
※一部エリアを除く
地域によっては未開通となっているエリアもありますが、日本全国を幅広くカバーしているのがFLET’S光 / フレッツ光ですね。
開通エリアに関して、詳しく調べたい方はNTTの公式ページを参考にしてください。
NURO光
2024年10月現在、NURO光の最新対応エリアは以下となっています。
市区町村別に対応エリアかどうかを細かく調査しました↓
北海道 | 北海道 |
---|---|
関東1都6県 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県 |
関西2府3県 | 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県 |
東海4県 | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 |
中国2県 | 広島県、岡山県 |
九州2県 | 福岡県、佐賀県 |
このエリアであっても、未だにNURO光に申し込むことのできないエリアは多く存在します。
下り最大2Gbpsを誇るNURO光ですが、申し込める人がかなり限られたプレミアムなサービスと言えますね。
FLET’S光 / フレッツ光に比べると、NURO光は提供エリアがかなり狭いですね。
ただし、So-netはNURO光に力を入れているので、今後他の地域にも拡大していく可能性はあります。
提供エリアでは劣ってしまうNURO光ですが、NTTの回線(ダークファイバー)を利用し、回線の品質はNTTと同様に高いと考えられます。
NURO光が導入できない場合、他の光回線を検討することとなりますので、参考までに情報を載せます。
【ドコモ光】ドコモユーザーのための光回線
「ドコモ光」はフレッツ光の回線を利用している光コラボとなります。対応エリアはフレッツ光と同様で、日本全国のカバー率が90%以上とかなり広くなっています。
プロバイダーは高速通信規格「v6プラス」に対応し、高性能なWi-Fiルーターを無料レンタルできる「GMOとくとくBB」がおすすめです。
通信速度を1週間計測してみたのですが、こんなに速いの!?という印象です → 計測結果
- 【ドコモ光セット割】
携帯利用料が端末ごとに毎月最大1,100円割引 - GMOとくとくBB限定の特典多数実施中
- 【無料レンタル】
高性能Wi-Fiルーターが無料 - 【他プロバイダよりも高速】
v6プラスで夜でも高速安定通信
※表示料金は全て税込です
サービス
FLET’S光 / フレッツ光 の特徴
「FLET’S光 / フレッツ光」のサービス内容に関して、詳しくは公式サイトを見てください。
NURO光の特徴
NURO光のメリット- 【特典】戸建て: 45,000円、マンション: 25,000円キャッシュバック ※2024年10月時点で実施されている金額
- 【特典】回線工事費44,000円が実質無料
- 下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps ※一部エリアでは6Gbps・10Gbps・20Gbpsプランあり
- 戸建て: 月額2ギガ(3年契約) 5,200円 / 2ギガ(2年契約) 5,700円でWi-Fiも使える
- 戸建て2年プランは月額550円のセキュリティソフト「カスペルスキー」がずっと無料(3年プランは有料) ※戸建てタイプのみ
- SoftBankのおうち割対象 ※毎月最大1,100円 最大10端末まで
- 開通までモバイルWi-Fiレンタル可能 ※特別価格、無制限プランあり
- 【NURO光 でんわ】月額基本料金が北海道・関東550円 / 東海・関西・中国・九州 330円 ※NTT一般加入電話番号を持っている場合、電話番号、電話機もそのまま利用可能
- Amazon Fire TV Stickプレゼント ※ひかりTV2ねん割申し込み時
- 【セット割引】NUROガスとセットで月額200円割引、 NUROでんきとセットで月額501円割引
- 2020年 ネット回線満足度ランキング 関東光回線 第1位 → 詳しく見る ※価格.com
また、パソコン1台の設定に限り1回無料となっている「So-net設定サポートサービスが無料」の内容は下記になります。最初の設定が不安な人にはありがたいですね。
無線LANはどちらも最新規格の(IEEE 802.11ac)に対応していて、高速で通信できます。
「NURO光」は特典として「インターネットセットアップ」がリモート・訪問のどちらか1回が無料となります。
光回線の通信速度
下り速度 | 上り速度 | |
---|---|---|
FLET’S光 / フレッツ光 | 最大1Gbps | 最大1Gbps |
NURO光 | 最大2Gbps | 最大1Gbps |
下り最大1GbpsのFLET’S光 / フレッツ光に対して、NURO光は下り最大2Gbpsとなります。
NURO光は有線LANの最大通信速度は下り1Gbpsで、無線LANなども合わせて同時使用時の通信速度の最大値が下り最大2Gbpsなので、FLET’S光とNURO光をどちらも使ったことのある僕からすると、正直、どちらもそこまで速度は変わらない印象です。
人によって異なるから一概に言えないのですが、何度か測定したところ、僕はどちらも下りで平均200Mbps代での通信速度を記録しています。
「FLET’S光」のWiFiを使ったiPhone6で速度調査した結果
「NURO光」のWiFiを使ったiPhone6で速度調査した結果
iPhone6は無線LANの通信速度の限界がどちらも300Mbps前後とされているので、十分に高速ですね!
正直、スマホは数十Mbps程度の速度で十分ですので、ここまでの速度は必要ないかもしれません(笑)
続いて同様に、2013年モデルのMacBook Airで速度調査した結果です。
「FLET’S光」のWiFiを使ったMacBook Airで速度調査した結果
キャプチャ画像を取り損ねてしまいました。。
結果は平均して300Mbps前後でした。
「NURO光」のWiFiを使ったMacBook Airで速度調査した結果
フレッツとNURO光、どちらもセキュリティソフトや不要なソフトを立ち上げずに、測定した速度です。
NURO光の方が高速な値を計測しています。
ただし、200Mbps以上という速度が出ていれば、動画視聴や大きなファイルのダウンロードでも必要十分に高速と言えます。
NURO光の場合は、下りの提供速度が最大2Gbpsとなっているので、複数の端末で利用しても、通信速度が落ちづらいという特徴があります。
フレッツ光とNURO光、どちらがいいのか!?
NURO光の対応エリアであれば、わざわざFLET’S光を選ぶ理由はありません。
NURO光が利用できないエリアに住んでいて、「auひかり」やそれ以外の光回線のサービスが使えない場合に、初めて「FLET’S光 / フレッツ光」を検討するのが良いのではないでしょうか。
NTTは今後光コラボに力を入れていくそうで、これから新規でフレッツ光を申し込むメリットはなくなりました。