時にはMacでパスワード付きzipファイルを作りたいこともありますよね。
僕はWindowsを使う時は、WinZIPとか、WinRARといったソフトを使ってパスワード付きのZIPファイルを作っています。
Macの場合には、ターミナルを使ってパスワード付きのファイルを作成しています。
今回はその方法を紹介します。慣れれば簡単です!
ターミナルを使う
ターミナルというソフトは、いわゆる黒い画面のアレです。
ターミナルを使うのに抵抗感がある方もいるかもしれませんが、Windowsのコマンドプロンプトに比べると、見た目も操作性もかなりクールですよ。
Mac OSの環境を全て確認したり、操作するにはターミナルの知識が必要となってくるので、是非少しずつ慣れましょう。
こういうアイコンのソフトです。標準で入っていているソフトとなっており、ランチャーに置いておくといいでしょう。
見つからない場合は、デスクトップ右上の虫眼鏡のアイコン(Spotlight)などで「ターミナル」と入力して探してみてください。
ターミナルで最初の作業をする
「ターミナル」を起動したら、以下のように入力してください。
cd Desktop/
「cd」というのはコマンドと呼ばれる記述ですが、「Change Directory」の略で、今自分がいる場所を変えるという指令となります。
「自分がいる場所」という概念が少し難しいでしょうか。
ターミナルでは、自分が今どこのディレクトリで作業をしているのか、意識することが重要となってきます。
まずは作業している場所を「cd」で変える必要があると覚えておいてください。
分かりやすいので、今回圧縮するフォルダ名をテストで「unko」としてデスクトップにおきました。
まずは「cd」コマンドでデスクトップに移動をして作業を開始するということになります。
パスワードなしでzipファイルを作ってみる
では、次にまずはパスワードをつけない通常のzipファイルを作成してみましょう。
ターミナルで下記を入力してください。
zip -r unko.zip unko
「zip」がZIPファイルを作成するためのコマンドとなります。
単一のファイルをzipにする場合には不要ですが、フォルダとその配下のファイルも一緒に圧縮する場合はオプション「-r」も付けて下さい。
zip 作成するファイル名 元のファイル名
となります。
無事に元のファイル「unko」から「unko.zip」を作成することができました。
パスワード付きでzipファイルを作ってみる
それではいよいよパスワード付きのzipファイルを作ってみましょうー!
ターミナルで下記を入力してください。
zip -e -r unko.zip unko
「Enter password:」と聞かれるので、設定したいパスワードを入力して、returnキーを押してください。
今度は確認用に「Verify Password:」と聞かれるので、もう一度同じパスワードを入力してreturnキーを押します。
これで、パスワード付きのzipファイルが作成できたと思います!