「ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるにはどうすればいいの・・?」
「楽天モバイルに乗り換えて、デメリットはない・・?」
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えようと決意したのはいいものの、実際に契約するとなるとどうすればいいのか分かりませんよね。
また、メリットだけでなくデメリットはないのか心配です。
しかしご安心を。楽天モバイルに乗り換えるメリットは、多くの人にとってデメリットを上回ります。乗り換え方法については、一つずつ手順を追っていけば誰でも簡単に手続きできます。
この記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えについての手順はもちろんデメリットも徹底解説。iPhoneが利用できるかなどについても詳しく説明していきます。
電話番号そのまま!ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える手順
ソフトバンクから楽天モバイルは、以下の流れで申し込みます。
全体の流れ
- 楽天モバイルに申し込む
- SIMロック解除が必要な機種は手続きを行う
- 開通手続きを行う
- SIMカードを挿入する
- 初期設定を行う
各工程を詳しく見ていきましょう。
ソフトバンクからMNP予約番号の取得は不要
MNPワンストップの制度が始まったことにより、MNPワンストップ事業者同士であるソフトバンクと楽天モバイル間の移行に、予約番号の取得は不要となりました。
なお、楽天モバイルで新しい電話番号を取得したい場合も、MNP予約番号の取得は不要です。
手順1:楽天モバイルに申し込む
楽天モバイルは、オンラインから10分くらいで申し込めます。それぞれ詳しい工程を見ていきましょう。
楽天モバイル 公式サイトの申し込みページにアクセスする
楽天モバイル 公式サイトで申し込み手続きを行いましょう。
サイト内にアクセスしたら「お申し込み」をタップして下さい。
プラン内容を確認する
プラン内容を確認して「この内容で申し込む」をタップして下さい。端末を購入したい場合は、希望の機種を選びましょう。
本人確認書類をアップロードする
このあと楽天会員IDでのログインが求められます(持っていない場合は新規作成)。ログインできたら本人確認書類をアップロードします。
有効な本人確認書類一覧
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
- 身体障害者手帳※
- 健康保険証※
- パスポート※
- 住民基本台帳カード※
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書(外国籍の方)
※マークの書類は、補助書類として「公共料金領収書(電気・ガス・水道)」「住民票」「届出避難場所証明書」から1点アップロードが必要です。
「現在の番号を引き継ぐ」をタップ
本人確認書類をアップできたら「電話番号の選択」画面で「現在の番号を引き継ぐ」をタップしましょう。
支払い情報を入力して申し込み
楽天IDでログインしているので名前や住所の入力は不要です。
支払い方法(クレジットカード・口座振替)を選択したら、利用規約にチェック。「同意して申し込む」をタップすれば申込み完了です。
SIMカード配送を待つ間は、ソフトバンクの契約がまだ残っている状態なので通話・データ通信ともに使えます。空白期間は無いので安心してください。
手順2:SIMロック解除が必要な機種は手続きを行う
SIMカードの到着を待つ間にSIMロック解除の必要性を確認しておきましょう。2021年9月以前に購入したソフトバンク端末を楽天モバイルで利用したい場合は、SIMロック解除が必要です。
ソフトバンク端末のSIMロック解除は、オンラインから無料で手続きできます。
SIMロック解除の手順
- My SoftBankにログイン
- メニューの「契約・オプション管理」をタップ
- 「オプション」をタップ
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」をタップ
- IMEI番号を入力して「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
※IMEI番号の確認方法
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
- Android:「設定」→「端末管理」→「端末情報」→「端末の状態」→「IMEI情報」
どうしても自分でSIMロック解除できないときは、本人確認書類とSIMロック解除する端末を持ってソフトバンクショップに向かいましょう。
ただし、店頭か電話の手続きは手数料がかかるので注意して下さい。
手順3:開通手続きを行う
申し込み完了後、SIMカードが届いたら開通手続き(回線切り替え)を行います。
開通方法は、電話連絡不要でmy 楽天モバイル(アプリでもOK)にてワンタップで手続きが完了します。
MNP開通手続きの手順
- my 楽天モバイルにアクセス
- 「お申し込み履歴」をタップ
- 申込番号を選択
- 「MNP転入する」をタップ
MNP転入のボタン
開通手続き後、15分から1時間くらい待てば回線が切り替わります。
ここまでの流れでMNP転入は完了です。ソフトバンクとの契約は自動解約されるため、解約の連絡は入れなくてOKです。
いつ開通手続きできる?
当日中に開通(回線切り替え)を済ませたい場合は、21時までに手続きしましょう。
MNP完了のタイミング
開通受付 | 完了時間 |
---|---|
9:00~21:00 | 当日中 |
21:00~翌日8:59 | 翌9時以降 |
21時以降は翌日開通となるため注意して下さい。
手順4:SIMカードを挿入する
まず、手持ちの端末に合ったSIMサイズで、台紙からSIMカードを取り外して下さい。SIMサイズは、説明書やメーカーHPに記載されている端末のスペック表から確認できます。
なお、iPhoneシリーズならnanoサイズです。
SIMカードを取り外せたら、端末の電源を切った状態でスマホ本体にSIMカードを挿入します。ソフトバンク端末をそのまま利用する人は、SIMカードを交換してください。
iPhoneはじめ、多くの機種ではSIMピン(持っていない場合はクリップで代用する)を使います。
端末セット契約の人は、この時点で作業は完了です。端末の電源を入れて、ネットに接続できるか確認しましょう。
手順5:初期設定を行う
最後に、手持ちのソフトバンク端末を楽天モバイルで使う人のみ初期設定を行います。詳しい手順は以下の通りです。
iPhone
iPhoneはの初期設定は、
- iOSアップデート
- キャリア設定アップデート
の2つを行えばOKです。まずiOSアップデートですが、こちらは既にiOS14.5以上なら飛ばして構いません。
現在のiOSバージョンが分からないなら、最新版にしておいて損はないので以下の手順でアップデートしておきましょう。
iOSアップデートの手順
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
このあと、キャリア設定アップデートに移ります。既にインストールされているソフトバンクのAPN構成プロファイルは削除しなくて構いません。
キャリア設定アップデートの手順
SIMカード挿入後、端末の電源を入れたら「キャリア設定アップデート」のポップ画面が表示されます。こちらで「アップデート」をタップすればOKです。
キャリア設定アップデートは、「設定」→「一般」→「情報」からも設定可能です。このあと、Wi-Fiを切ってスマホ上部に「4G」「5G」と表示されたら設定は成功です。
Android
Androidは、楽天モバイルで動作確認されているソフトバンク端末ならSIMカードをセットするだけで初期設定は完了です。
なかなかネットに繋がらないときは、機内モードON/OFFや再起動を試してみて下さい。どうしても設定ができないときは、以下のAPN情報を端末内に設定します。
APN情報
名前 | 楽天 (rakuten.jp) |
---|---|
APN | rakuten.jp |
MMC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
その他の項目は未設定のままで大丈夫です。
APN情報の設定箇所は端末によって異なります。まずは「モバイルネットワーク設定」の項目を探して下さい。
見つからなければ、「データ通信・機内モード」「無線とネットワーク」などの項目から探してみましょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるベストタイミングはいつ?
楽天モバイルの初月料金は従量制によって決まるため、いつ乗り換えても損はありません。また、ソフトバンク側の解約金も気にしなくてOKです。
以前は、ソフトバンクの旧プランに契約中だと約1万円の解約金が請求されるルールがありましたが、現在は撤廃されています。
解約金の支払いを回避するため更新月を狙うといった必要もありませんよ。楽天モバイルに乗り換えたいと思ったタイミングで契約してしまって大丈夫です。
後悔する前に!ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、以下のデメリットが発生します。
- ソフトバンクからメールアドレスを引き継ぐ場合は有料
- 家族割やソフトバンク光とのセット割がなくなる
- 家族割や光セット割はない
- カスタマーサポートに繋がりにくい
- 田舎・地方はパートナーエリアで接続される場合がある
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
ソフトバンクからメールアドレスを引き継ぐ場合は有料
「メールアドレス持ち運び」を利用すれば、ソフトバンクから楽天モバイルへメールアドレスを引き継げます。ただし、3,300円のオプション料金(1年あたり)がかかるので注意して下さい。
楽天モバイルで使用するメールは、Gmailなどのフリーメールで代用できます。完全無料ですし、アカウントさえあれば他の格安SIMに乗り換えてもメールアドレスの継続が可能です。
キャリアメールへのこだわりがないならフリーメールも検討しましょう。
家族割やソフトバンク光とのセット割がなくなる
ソフトバンクでは、家族割やおうち割 光セット(ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット割)を適用できました。
楽天モバイル乗り換えでソフトバンクの家族割やおうち割 光セットを抜けることになり、家族のスマホ料金が変わってしまう可能性があるため注意して下さい。
なお、楽天モバイルには家族向けのセット割がありませんが、割引ありのソフトバンクより断然安いです。
カスタマーサポートに繋がりにくい
楽天モバイルのカスタマーサポートは、あまりいい評判ではありません。その理由は繋がりにくいから。
1年無料キャンペーンを実施していたときと比べればだいぶ落ち着いてきたものの、まだまだ急増するユーザーに対応しきれていません。
チャットサポートならまだ繋がりやすいのですが、それでも結構な時間を待たされるときがあります。なお、一度繋がれば対応自体は悪いものではありません。
稀に、サービス内容を理解していないスタッフに当たることもありますが、基本的には疑問点に対して迅速に対応してくれます。
田舎・地方はパートナーエリアで接続される場合がある
楽天モバイルは、自社回線である楽天回線がまだ完全ではなく、パートナーエリア(au回線)も併用しています。
都心と比べて田舎・地方の人がパートナーエリアで繋がりやすいです。パートナーエリアだと、月間のデータ容量が5GBに制限されてしまうのがデメリット。
速度制限後でも1Mbps以上の速度は担保されますが、平時と比べて1/10以下まで遅くなってしまいます。
カバーエリアは約96%に到達見込み
楽天モバイルの基地局は急ピッチで増加しており、執筆時点では楽天回線のカバーエリアは96%に到達しそうな勢いです。
2023年3月にはパートナーエリアの終了が予定されており、もう少し辛抱すれば田舎にお住いでも完全に楽天回線を使用できるようになります。
抑えておきたい!ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、デメリットを上回るメリットがたくさんあります。
- ソフトバンク版iPhoneをそのまま使える
- ソフトバンクと比較して料金が安い
- ソフトバンクの解約金がかからない
- キャンペーンが豪華
- 新型iPhoneを安く購入できる
- 初期費用などあらゆる手数料が0円
- 通話料を無料にできる
- データ無制限でテザリングが使い放題
- 回線混雑で速度低下しにくい
- 海外で安く利用できる
- 楽天ポイントを貯められる
ソフトバンク版iPhoneをそのまま使える
iPhoneユーザーなら、「楽天モバイルに乗り換えると、今使っているソフトバンクのiPhoneは使えなくなるの・・?」と不安になることでしょう。
結論から言えば、楽天モバイルでも手持ちのソフトバンク版iPhoneを使えます。楽天モバイルで新しいiPhoneが販売されていますが、買い替える必要はありません。
楽天モバイルで使えるソフトバンク版iPhone
→iPhone 6s以降
楽天モバイルで使用できるiPhoneは6s以降(最新までOK)となります。iPhone 6以前(Plus含む)は非対応なので気を付けて下さい。
ちなみに、iPhone 6以前はSIMロック解除機能がない関係で、どのみちほとんどの携帯会社で使えません。楽天モバイルで新しいiPhoneを購入しましょう。
ソフトバンクと比較して料金が安い
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるとスマホ代が大幅に安くなります。
楽天モバイルの料金プラン
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 0円 |
3GB | 1,078円 |
20GB | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
例えば、ソフトバンクのメリハリ無制限なら月額料金は7,238円です。対して、楽天モバイルは同じデータ無制限でも3,278円に。
楽天モバイルは従量制を採用しているので、3GB以下に収まった月は自動的に0~1,078円となります。
ライトユーザーの人はもちろん、大容量を使うヘビーユーザーの人でも楽天モバイルの方が断然お得です。
ソフトバンクの解約金がかからない
以前は、ソフトバンクのプランによっては解約時に最大10,450円の違約金が必要でした。
しかし、2022年3月からソフトバンクの全プランに対して違約金が免除されることに(MNP転出手数料も0円)。旧プランの人でも安心して格安SIMへ乗り換えられます。
ちなみに、楽天モバイルなら契約事務手数料もかからないため、乗り換え費用は完全に0円です。
キャンペーンが豪華
楽天モバイルはとにかくキャンペーンが豪華です。時期によって多少の変動があるものの、全携帯会社の中で確実にトップ3のお得度は常にキープしています。
特に目玉となっているキャンペーンが、端末購入によるポイント還元。数千円のレベルではなく2万円以上の大還元も日常茶飯事です。
端末によってはポイント還元により激安になることも。
楽天モバイルのキャンペーンは豪華さだけでなく適用条件が緩いのも魅力。基本的に、初めての契約なら、どのキャンペーンでも利用可能です。
新型iPhoneを安く購入できる
キャリア移行した楽天モバイルは新型iPhoneの発売を行っています。毎年iPhoneの発売時期に、新しい端末を購入可。
他の3キャリアと比べて安く購入が可能です。
また、どうしてもiPhoneが高くて購入できない場合に、楽天モバイルでは買い替え超トクプログラムという端末代が半額になるサービスを利用できます。
買い替え超トクプログラムは、機種変更の際に購入したiPhoneを返却するかわりに25カ月目以降の支払いが免除される仕組みです。
iPhone15含め、実質半額で手に入れることも可能ですよ。
初期費用などあらゆる手数料が0円
楽天モバイルでは、
- 初期費用(契約事務手数料)
- 送料
- SIMカード発行料
- 解約金
- SIM交換手数料
- 名義変更手数料
- MNP転出手数料
など、あらゆる手数料が無料です。逆に、手数料が発生するパターンは口座振替や請求書払いの際の支払い手数料くらい。
契約時に発生することが多い契約事務手数料(他の携帯会社は3,300円が相場)や契約解除時の解約金など一切かかりません。
通話料を無料にできる
楽天モバイルでは、通話アプリ「Rakuten Link」を使用することで、国内通話であればどこにかけても完全無料にすることができます。
Rakuten Linkからの発信は非常に簡単で、通常の通話アプリと使い勝手は変わりません。また、連絡先も自動的に同期されるので、新たに登録し直す必要はなし。
相手はRakuten Linkを使う必要はないため、レストランの予約や仕事の通話でも無料化できますよ。
さらに、通話だけでなくメッセージ機能(SMS)も無料で利用できます。
データ無制限でテザリングが使い放題
毎月従量制で自動的に支払う料金が決まる楽天モバイル。20GBを超えたら、定額3,278円でデータ無制限です。
デメリットで指摘した通り1日10GBを超えたら制限される可能性もあるのですが、1日中Youtubeを付けっぱなしにする程度ではまず超えません。使い放題と言い切ってもいいでしょう。
楽天モバイルのデータ無制限で凄いのはテザリングも使い放題なこと。別途テザリング料が発生することはなく、PC・タブレット・ゲーム機などに繋ぎ放題です。
テレワークでも十分に賄える使い勝手なので、ポケットWiFiが不要になります。一人暮らしなら、自宅のWiFi環境も楽天モバイルのテザリングだけで整うでしょう。
回線混雑で速度低下しにくい
キャリアから回線を借りて運用する格安SIMはお昼に著しい速度低下を起こします。
回線をレンタルしている身なので、ユーザー数を調整するキャリアの帯域制限の影響を受けてしまうのです。
お昼の時間帯は1Mbpsを切ることもあり、料金が高くても使いやすい方がいいとキャリアに戻ってくるユーザーもいるほどです。
一方、楽天モバイルは実質格安SIMながら、独自の楽天回線を使用するキャリアです。自社ユーザーしかいないため、当然ながら回線混雑による速度低下を起こしません。
こちら、約37000件の口コミを集めた速度データですが、1日を通して通信が安定していることが分かります。
スマホユーザーが急増するお昼休みや退勤の時間帯でも、快適にデータ通信を使えますよ。
海外で安く利用できる
楽天モバイルは、海外で国際電話・国際SMS・データ通信をすべて利用可能です。国際電話については、海外から日本へ発信かつRakuten Link同士なら通話料はかかりません。
また、指定66か国に限りますが、国際通話かけ放題に加入すれば月額980円で通常発信の国際電話が使い放題となります。
データ通信については、2GBまでなら追加料金なしで海外にて利用可。2GBだと少なく感じますが、LINEで連絡を取る程度なら十分賄えます。
楽天ポイントを貯められる
楽天モバイルでは、キャンペーンによるポイント獲得だけでなく通常時でも多くの楽天ポイントを貯められます。特に美味しいのがSPU(スーパーポイントアップ)です。
楽天モバイルはSPU対象となっており、楽天市場での買い物が常にポイント2倍に。少ない頻度でも楽天市場を利用するなら、活用しておきたい特典です。
なお、貯めた楽天ポイントは、楽天モバイルの月額料金に充てることもできます。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるべき人とは?
以下に当てはまるなら、ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることをおすすめします。
- ソフトバンクが高いと感じる
- 通話料にいつも悩まされる
- 毎月、消費するデータ容量が違う
- データ無制限でテザリングや動画再生を楽しみたい
- 新しい端末をできるだけ安く購入したい
- 一番貯めているポイントは楽天ポイント
すべてに当てはまらなくても、2~3個合っているなら十分に楽天モバイルへ乗り換える価値はありますよ。
楽天モバイルに申し込みできないときの確認事項
何らかの原因で楽天モバイルに申し込めないときは、以下の項目を確認して下さい。
①手持ちのクレジットカードや銀行口座が利用不可の状態になっている
→【対処法】別のカードや銀行口座を使う
②古いブラウザ(更新されていないIEなど)を使っている
→【対処法】新しいブラウザ(ChromeやSafari)を使う
③楽天モバイルにサーバー障害やトラブルが起きている
→【対処法】時間をずらして申し込む
④自宅以外の住所を登録している
→【対処法】自宅の住所を登録する
⑤キャッシュ(ネットに保存された一時データ)が破損している
→【対処法】ブラウザの履歴メニューからキャッシュをクリアする
上記を試しても申し込めない状況なら、楽天モバイルに問い合わせましょう。
楽天モバイルで申し込める今月のキャンペーンはこちらです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えた後のデータ移行はどうする?
ソフトバンク端末をそのまま使い回すなら、データ移行は不要です。しかし、楽天モバイルで新たに端末を購入するなら自分でデータ移行を行います。
以下、パターン別にデータ移行の手順を解説したので参考にして下さいね。
iPhoneからiPhone
iPhone同士のデータ移行はクイックスタートが便利です。
新iPhoneは初回起動でなければクイックスタートを使えません。初回起動でない場合は、いったん初期化してください。
新iPhoneの言語選択に入ると旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」と表示されるので「続ける」をタップしましょう。
旧iPhoneでカメラが立ち上がるので新iPhoneにかざします。円形のアニメーションをファインダーの中央に収めてください。
新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力します。
Apple PayやFace IDなど、その他の設定が表示されるので入力していきましょう。スキップしてあとから設定することも可能です。
すべての設定が終わったら、データ転送が始まります。
AndroidからAndroid・iPhoneからAndroid
データ移行先がAndroidなら、Googleドライブを使ったデータ移行がおすすめです。
端末の設定アプリを開いて「システムと更新」→「バックアップと復元」をタップ。「Googleにバックアップ」をONにしてください。
新端末でGoogleドライブアプリをインストールして、作成したアカウントでログインしましょう。
すると、バックアップしたファイルが表示されるので、必要なファイルをダウンロードしてください。
AndroidからiPhone
AndroidからiPhoneにデータ移行するときは、アップル公式アプリ「iOSに移行」が便利です。
iPhoneの初期起動にて「Appとデータ」が表示されるので「Androidからデータを移行」をタップします。その後、10桁か6桁のコードが発行されるので、そちらをメモします。
Android側で「iOSに移行」を立ち上げて、取得したコードを入力します。
どのデータを移行するか、Android側で選択しましょう。
ソフトバンクから楽天モバイル乗り換えでよくあるQ&A
ソフトバンクポイントは無くなる?
残念ながら、ソフトバンクの支払いで貯まるソフトバンクポイントは解約後に消滅します。そのため、解約前にポイントを使いきっておくのがベストです。
ソフトバンクの支払いに充てることもできるため、解約月にポイント払いで清算するといいでしょう。また、PayPayボーナスと交換できるため、日常の買い物で消費することも可能です。
ソフトバンクで端末代金の残債があっても乗り換えられる?
ソフトバンクを解約するとき、端末代金の残債が残っていると楽天モバイルに乗り換えられないのではと心配になりますが、こちら問題ありません。
残債が残っている状況でもソフトバンクを解約できます。
解約後の支払いですが、特に手続きすることなく分割払いがこれまで通り継続されます。いきなり一括請求されることは無いので安心して下さい。
Q:携帯電話を解約する際、機種の分割支払金は一括払いが必要ですか?
A:一括払いは必要ありません。ご解約時に機種の分割支払金が残っている場合、お支払い完了まで引き続き分割でお支払いただけます。
ソフトバンク公式より
乗り換えに必要な手数料はいくら?
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える費用は0円です。楽天モバイル側の初期費用はかかりませんし、ソフトバンク側の解約費用もかかりません。
以前はソフトバンクからの乗り換え費用として、約1万円の解約金と3,300円のMNP転出手数料が必要でしたが現在はすべて0円となっているため安心して下さい。
- 楽天モバイルの初期費用:0円
- ソフトバンク解約時の費用:0円
初月料金は日割り?
楽天モバイルの初月料金は、従量制で決まります。データを使った分だけ料金が発生する仕組みなので、日割り計算はされません。
楽天モバイルの料金プラン
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
開通までの時間は何日くらい?
MNP転入を完了するまでの時間はおよそ2~4日です。この期間はSIMカード到着の待ち時間です。
開通までの時間:およそ2~4日
※SIMカードの配送期間で変わる
SIMカードの配送に数日かかりますが、その間はauの契約で通話・ネットが利用可能。空白期間はありません。
なお、開通手続きしたあとの回線切り替えを待つ時間は、1時間かからない場合がほとんどです。
申し込み後にキャンセルできる?
申し込み後でも、端末・SIMカードの出荷前であればmy 楽天モバイルからキャンセルできます。
キャンセル手順は、my 楽天モバイルのメニューより「申し込み履歴」→「申し込みのキャンセルを申請する」から手続き可能です。
出荷されてしまった場合は、残念ながらキャンセルできません。ですが、楽天モバイルは初期費用も解約金もかからないので、金銭的に損することはありませんよ。
店舗から申し込める?
楽天モバイルはオンラインだけでなく店舗でもMNP転入できます。楽天モバイルショップまたはビックカメラやヨドバシカメラなど家電量販店で手続き可能です。
最寄りの店舗は、楽天公式のショップ検索ページから探せます。本人確認書類を持参して来店しましょう。
電話帳を簡単に移行させる方法はある?
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際、とりあえず電話帳だけ簡単に移行させたい・・といった場合はGoogleアカウントを使うのが便利です。
Android・iPhone間でも移行が可能です。
Googleアカウントで電話帳を移行させる手順
同期できるデータ一覧から「連絡先」を右へスライドしてください。以上で旧端末側の操作は終了です。
新しい端末を起動したら、旧端末と同じGoogleアカウントでログインしましょう。すると、電話帳が自動同期されます。
まとめ
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えると、いくつかデメリットがあるものの、それを上回るメリットがあります。
乗り換え手順はとっても簡単。現在の電話番号を維持する場合もそのまま申し込んでOKです。
ソフトバンク端末(iPhone含む)を使う場合は、SIMロック解除の必要性を確認しておいて下さいね。