ドコモは2019年3月以降、ドコモスマホやドコモ光サービスの更新月を3カ月に変更することを発表しました!
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、お客さまが定期契約の料金プランや各種割引サービスを解約する際、これまで定期契約満了月の翌月と翌々月の2カ月間を解約金がかからない期間としておりましたが、この度1カ月延長し、2019年3月に定期契約が満了を迎えるお客さまから、定期契約満了月の当月、翌月、翌々月の3カ月間に変更いたします。
しかし、上記表現ではドコモ光サービスの、
- どのプランが対象になるのか
- 更新月3カ月は具体的にどういった期間なのか
といった内容について、ちょっと分かりづらいですよね。

定期契約満了月の当月…って意味が分からないわ。
今回の記事では、
といった内容について、略図を交えながら解説していきます!
目次
ドコモ光の更新月が3カ月に伸びた3つのメリット!対象プランは?
ドコモ光の「更新月」とは契約期間の満了時に
といった、契約サービスの今後を検討できる期間(猶予期間)のことを指しています。
次の契約をこのまま継続するかどうするか、検討する期間のことです。
この猶予期間が伸びることによって、実は利用者側は様々な恩恵に授かれます。
ドコモ光を違約金なしで解約できる期間が伸びた
更新月が2カ月から3カ月になったということは、利用者側にとって「ドコモ光を違約金ゼロで解約できる期間が長くなった」ということです。
単純に、

更新月が終わってて、解約金※を払うことになっちゃった…
といった解約時に損をする確率がガクッと減ります。
25カ月目の基本料金の支払い問題が解消される
また今までは更新月(24カ月目)になった途端に解約すると、25カ月目の基本料を払う必要がありました。
しかし更新月が3カ月であれば、25カ月目に解約も可能となるため上記のような問題も解消されます。
契約満了月と更新月の境目がなくなった
更新月が1カ月前倒しで伸びたことで「※ 契約満了月」と重なることなり、契約満了月=更新月といった理解がしやすくなりました。
そのため、

解約するときに契約満了月※だから解約できなかったわ…
といったことがなくなり、よりスムーズに解約手続きができるようになったわけです。
これは利用者にとって非常に嬉しいサービスの改変ですね。
ではドコモ光では、どのプランが更新月3カ月延長の対象となるのでしょうか。
一覧にまとめてみました。
ドコモ光の更新月3カ月が適用される対象プランの一覧
対象プラン | 料金タイプ |
---|---|
戸建て | タイプA、タイプB、タイプC、単独タイプ |
マンション | タイプA、タイプB、タイプC、単独タイプ |
ドコモ光ミニ | 単独タイプ(戸建て) |
基本的には、ドコモ光すべての料金プランが対象となっていますね。
これからドコモ光を契約される人は、2019年3月以降の更新月の対象となるのでもれなく更新月3カ月が適用されます。
解約時に更新月の確認に手間取ることが減るため、これはかなりのメリットと言えるでしょう。
ドコモ光の更新月3カ月とはどういった期間なのか
ドコモ光の「更新月3カ月」とは、具体的にはどの期間を指すのでしょうか。
更新月についてドコモの公式サイトでは、
定期契約満了月の当月、翌月、翌々月の3カ月間
【引用】docomo -2年定期契約などの解約金がかからない期間を延長
といった表現となっていますが、ちょっとこれではよく分かりませんね。
ドコモ光の更新月とは2年契約の24〜26カ月目が該当
ドコモ光で改定された新しい更新月の具体的な月数は、
を指しています。
2年定期契約をしていれば、契約から24カ月目が「定期契約満了月(以降:契約満了日)」にあたります。
表にしてみました。
ドコモ光の今までの更新月の期間
2年契約(1回目) | 2年契約(2回目) | ||||
---|---|---|---|---|---|
契約 1ヵ月目 |
〜 | 契約 24カ月目 |
契約 1ヵ月目 |
契約 2ヵ月目 |
〜 |
契約満了月 | 更新月 |
今までの契約であれば、「契約満了月」と「更新月」の定義が分かれていました。
2019年3月以降の更新月の期間
しかし2019年3月以降であれば、契約24カ月目の契約満了月も更新月に該当することになります。
2年契約(1回目) | 2年契約(2回目) | ||||
---|---|---|---|---|---|
契約 1ヵ月目 |
〜 | 契約 24カ月目 |
契約 1ヵ月目 |
契約 2ヵ月目 |
〜 |
更新月 |
24カ月目の契約満了月に更新月が該当するので、2年ちょうどでドコモ光を解約することが可能になるんですね。
今までより1カ月前倒しで解約を行なうことができるようになったわけです。
違約金なしで解約できる期間が伸びて、更新月だけ気にすればOKとなりました。
定期契約満了の通知も前倒しになった
また更新月の前倒しに伴い、今までは満了月に通知していた定期契約満了の通知が、「定期契約満了月の前月」に送付されることになりました。
契約満了月の前月に通知がくることで、
- 解約するか
- 継続するか
といった内容を、更新月含めて4カ月間でじっくり検討することができますね。
更新月を確認する2つの方法
ドコモ光の更新月を確認する方法は2通りです。
- ドコモへ確認する
- My docomoから確認する
それぞれの確認方法を記します。
方法1. ドコモ光の更新月をドコモへ確認する方法
更新月をドコモへ確認するには
- 近くのドコモショップへ行って確認する
- ドコモインフォメーションセンターへ電話する
といった方法があります。
ドコモインフォメーションセンターへはドコモ携帯からなら「151」、他キャリアからなら「0120-800-000」へかければOKです。
ドコモインフォメーションセンターへの連絡先
ドコモの携帯電話 | 151 |
---|---|
ドコモの携帯電話以外からの電話 | 0120-800-000 |
受付時間 | 午前9時~午後8時 |
ドコモ光の更新月を確認するには上記どちらの方法でも「本人確認」が必要なため、
- ネットワーク暗証番号
- 契約ID
といった番号を、あらかじめ準備しておくと手続きがスムーズです。
補足:ネットワーク暗証番号と契約IDの内容
ネットワーク暗証番号と契約IDの内容について記します。
語句 | 内容 |
---|---|
ネットワーク暗証番号 | ドコモ光を新規申し込みした際に登録した、任意の数字(4桁の番号)のこと。 |
契約(お客様ID) | ドコモ光の利用者を識別するID。請求書などでF + 10桁の数字で表記されている。 |
もしどちらも忘れてしまった場合は、ドコモショップにて身分証明証を提示し本人確認してもらうことで、手続きを進めることができます。
方法2. 更新月をインターネットから確認する方法
ドコモ光の更新月をインターネットから確認するには、「My docomo」へアクセスすればOKです。
アクセスした日が、契約月から何カ月目にあたるのか確認できます。
例えば契約から24カ月目が2019年3月以降だとすれば、更新月は3カ月だと分かりますね。
ドコモ光の更新月について知っておくべき2つの注意点
ここまでドコモ光の更新月が伸びたことによるメリットについて、解説してきました。
しかし予め知っておきたい注意点もあります。
契約した日付で更新月が変わる
ドコモサービスでは基本的に契約した日付で、契約満了月(更新月の1カ月目)が変わってきます。
例えば2月1日にドコモ光を契約すると、2月が契約1カ月目に当たります。
契約例 | 契約日 | 契約開始月 | 契約満了月 |
---|---|---|---|
1日に契約 | 2019年2月1日 | 2月 | 2021年2月 |
1日以外で契約 | 2019年2月2日 | 3月 | 2021年3月 |
特に2日以降にドコモ光を契約した場合、契約満了月は翌月から24カ月目に当たるので注意が必要です。
例えば、違う光回線に申し込んだけど、契約満了月が来月だったといったことにならないよう、ドコモ光を契約する際は契約日について確認しておくと良いでしょう。
更新月に解約しないと自動更新される
ドコモ光では更新月に申し出をしない限り、基本的に契約は自動更新です。
定期契約プランは、2 年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(契約期間のない料金プランへの変更含む)のお申し出がない場合は自動更新となります。
【引用】提供条件書(ドコモ光基本プラン)
2年定期契約とはいっても、2年利用したから違約金が発生しないというのは間違いです。
2年定期契約の際は更新月に解約の申し出をしないと、自動で2年契約が更新されてしまうため十分注意しておく必要があります。
そのためGoogleカレンダーやカレンダーアプリなどを使って、予め更新月を登録しておくなど忘れない工夫をしておくと良いでしょう。
まとめ
今回はドコモ光の更新月の詳細について紹介しました。
契約を検討すれば、同時に解約についても気になるところですよね。
個人的にはドコモ光の更新月が伸びたことは、違約金を払うデメリットが少しでも減ってくれたので本当に嬉しく感じています。