UQモバイルとauはどちらがお得なのでしょうか?
結論から言うとauからUQモバイルへ乗り換えることで平均して3970円ほど月額費用を抑えることが可能です。
(参考:JIJI.COM携帯電話利用料金)
しかし料金が安くても、
- 格安SIMを使ったら繋がりにくくなるんじゃない?
- やっぱりauの方が速いのかな?
と思う方もいるでしょう。
今回の記事ではauとUQモバイルのメリット・デメリットについてお伝えしていきます!
目次
auとUQどっちがお得?それぞれのメリットデメリット
auとUQモバイルはどちらがお得なのでしょうか。
auのメリット4選!KDDIブランドは伊達じゃない?
①実店舗が全国展開されている
auは日本の全国各地にauショップを構えていて、わからないことを質問したり機種変更や契約をしたり直接サポートが受けられます。
UQモバイルにも店舗自体はたくさんありますが、auと比べてしまうと数が少ないです。
スマホの契約内容は変更が早いため、店員の方に詳しく手続きなどを教えてもらいたい人にとっては、auの方が安心だと感じるでしょう。
ただし後ほど詳しく解説しますが、auはサービスが充実している代わりに料金が割高といえます。
②最新iPhoneなどを割引購入できる
auではUQモバイルではセット購入できない、新型のiPhoneやGalaxyシリーズなどをセット購入することが可能です。
しかも端末代割引も受けられます。
最新端末を安く使い始めるならauの方がUQモバイルより有利と言えますね。
ただしUQモバイルでも新型iPhoneならAppleStoreでSIMフリーモデルを用意すれば使えますし、その他の端末もスマホショップなどで未使用の中古品などを購入して使うことは可能です。
③キャリアメールを無料で使える
auではガラケーユーザーとの連絡や、会員サイト登録などで役立つキャリアメールが無料で使えます。
UQモバイルでも同等のメールサービスは提供されているのですが、月額200円のオプション料金がかかってしまいます。
また会員サイトの中にはUQモバイルアドレスに非対応なものもあり、auのキャリアメールのほうが有利です。
しかし、
- LINEなどのメッセージアプリ
- Gmailなどの無料メールアドレス
を使っているなら、キャリアメールが無料で使えることはあまりメリットではないかもしれません。
④通信速度が安定し通信エリアも広い
大手キャリアで自分のもつ回線帯域を完璧に使えるauは、もちろん速度が速くて通信エリアも広いといえます。
格安SIMだとキャリアが持つ回線帯域の一部しか使えません。そのため利用者が増えるお昼などに速度が下がることもあるので、設備が整っていて快適に通信できるのは嬉しいですね。
auの致命的なデメリット
auは「料金設定が高め」というデメリットがあります。
auとUQモバイルで、3GBプラン+5分かけ放題の契約における月額料金を比べてみましょう。
項目 | au (データ定額3+スーパーカケホ) |
UQモバイル (おしゃべりプランS) |
---|---|---|
月額料金 (税抜) |
6,200円 | 1年目:1,980円
2年目:2,980円 3年目~:3,480円 |
見てのとおり、auの月額料金はUQモバイルに比べて高額ですよね。
UQモバイルの2~3倍の価格がかかることは致命的なデメリットと言えます。
UQモバイルのメリット3選!品質と価格のバランスNo1
UQモバイルのメリットUQモバイルはauと遜色ないサービスを受けられる部分もあり、メリットが大きい格安SIMです。
そして何よりUQモバイルの通信速度は、auキャリアにも負けないスピードです。
いかに料金が安くても、速度が遅くて使い物にならなければ意味がありません。
安物買いの銭失いとなってしまいます。
①通信速度が格安SIMで一番速い
UQモバイルはKDDIのグループ会社「UQコミュニケーションズ」の基地局を使用しており、回線帯域に余裕があります。そのため朝から晩までストレスなく通信が可能です。
特に顕著なのはお昼12時台です。他社の格安SIMでは著しく通信速度が低下するのですが、UQモバイルでは全く
しかしUQモバイルの速度は本当に速く、GoogleMapを使ったレストラン検索も余裕です。
BIGLOBE_SIM
UQモバイル_SIM
月額1,980円(税抜)から使えて料金は安あがりなのに速度に大きな差がないのは、UQモバイル最大のメリットと言えるでしょう。
②電波の対応エリアが広い
UQモバイルで使われているau回線は対応エリアが広く、「プラチナバンド」をauと同じく使えます。
安いながらも人口カバー率99%以上の回線をそっくりそのまま使えるので、例えば地方などに出かけても電波はauと同様つながりやすいです。
③月額980円から使える安さ
UQモバイルは通話オプション付きプランだと月額1,980円(税抜)から使えますが、通話オプションや通話機能がない3GBプラン「データ高速プラン」なら月額980円(税抜)という破格の値段です。
データ高速プランに音声通話機能が付いた「データ高速+音声通話プラン」も月額1,680円(税抜)と安価で、auの3GBプランの3分の1以下の金額からスマホを持てます。
通信品質も徹底的にスマホ代を抑えられるのが、UQモバイルのメリットです。
UQモバイルのデメリット
UQモバイルのデメリットは主に2つあります。
UQモバイルのデメリット①実店舗数が少ない
UQモバイルのデメリットはauと比べて店舗数が少ないことです。
契約は基本的にネット中心で実店舗数は少なく、サポート対応を承っていない店舗もあります。
しかし店舗数を少なく抑えることで、月額費用が抑えられているのは大きなメリットでもあります。
各種手続きやサポートはWEB上から簡単に利用することができるので、実店舗が少ないことはそれほどデメリットにならないと感じています。
UQモバイルのデメリット②テザリング機種が限られている
iPhoneを使う場合のデメリットが、iPhone 8シリーズ以降のモデルだとテザリングに対応していないことです(2018年10月時点)。
最新iPhoneを使ってタブレットをテザリングでインターネットに繋げたい場合は、別途WiMAXなどのモバイルルーターを契約したり、町中のWi-Fiスポットを活用する必要があります。
テザリングできないのは正直かなり致命的なデメリットだと感じていて、どこでも気軽にPCに繋いで…ということができません。
ただiPhone7までの機種は全てテザリングに対応していて、さらにmineoのau回線のテザリングが解禁になったので今後UQモバイルでもテザリングが自由にできる可能性が大いにあります。
auよりUQモバイルをおすすめする3つの理由
ここまで両者のメリット・デメリットを紹介しましたが、僕自身はauではなくUQモバイルを激推しします。(いえ、回し者とかではないですw)
その最大の理由は、UQモバイルを普段使っている分にはサポート態勢に遜色がなく、圧倒的にコスパが良いからです。
テザリングが使えないのは正直痛いのですが、かといってそこまでテザリングするかといったら僕はしてません!
基本的にノマドするときは「Wi-Fi&電源」が確保できる場所で行うので、テザリングしないんですよね。
そのためauの通信状況と料金面を比較して、
「店舗での直接サポートが必要なんだ!」
「最新の高性能端末をセット購入したい!」
などどうしてもゆずれない条件がなければ、UQモバイル一択です。
au電波網が使える安心感
UQモバイルはauから回線帯域の一部を借りて展開しているため、auと使えるエリアが共通です。
そのため通信速度が速く・安定しています。
というのも格安SIMの中で1日中1Mbps以上の安定した通信速度を保っているのはUQだけ。
さらに格安SIM各社の通信速度の平均値でも、UQモバイルは圧倒的に速い計測結果が出ています。
au回線との親和性の良さが伺い知れます。
格安SIMなんて所詮…と思っている人ほど、auの純回線を使っているUQモバイルには良い意味で裏切られることでしょう。
auからUQ乗り換えは親和性が高い
現在auを契約していてUQモバイルに乗り換えたいと思った方はラッキーです。
auスマホはほとんどそのままで、UQモバイルを使用することができます。また、乗り換えもWEB上ですぐに行なえます。
UQモバイルはauと同じKDDIグループの会社が展開しているため、ドコモやソフトバンクへの乗り換えに比べて後ろめたさが緩和されるのもおすすめしたいポイントの1つです。
auかんたん決済に対応している
auユーザーにUQモバイルをおすすめする理由としては、auサービスを使った支払いが可能なこと。
とくに「auかんたん決済」でUQモバイルにも振込ができるので、今までのauユーザーの方には朗報と言えるでしょう。
UQモバイルは口座振替にも対応
以前UQモバイルはクレジットカードからの申込み一択だったのですが、2017年9月22日から口座振替が可能になりました。
申し込みの際に銀行口座があれば申し込み可能というわけです。
支払い方法が豊富にあるのはやはり便利ですね。
しかしauからUQモバイルへ乗り換える際に、確実に確認してほしい注意点が3つあります。
UQモバイルを検討する時の注意点3つ
UQモバイルに申し込む際に知っておきたい注意点は以下の3つです。
- 手持ちの端末がUQモバイルに対応しているか
- UQスポットが住処の近くにあるのか
- auで滞納や未納はないか
それぞれ解説します。
手持ちの端末はUQモバイルに対応している?
UQモバイルで手持ちのスマートフォンを引き続き使う際は、UQモバイルのバンドに対応しているのか、相性はどうか確認しておくと良いでしょう。
公式サイトの「製品」の項目から移動できる「動作確認端末一覧」から確認することが可能です。
端末の中にはauで事前に「SIMロック解除】手続きをしておかなければいけなかったり、そもそもUQモバイルで使えなかったりするものもあります。
契約後に「UQモバイル未対応だった…」ことのないよう、事前にチェックしておくことをおすすめします。
UQモバイルの実店舗は近くにある?
UQモバイルではauより少ないものの、「UQスポット」と呼ばれるサポートを行っている実店舗があります。
実はUQスポットでは「郵送が必要なUQスマホの故障受付」を店頭で行うことが可能です。
またUQモバイルで扱っている端末も触れることもできます。
UQスポットが近くにあれば、より便利にUQモバイルを使うことができるので確認してみると良いでしょう。
au料金の滞納や未納はない?
UQモバイルはauとの関係が強いため、au料金の滞納や未納があるとUQモバイルの審査で落とされる可能性が高いです。(基本的には審査に落ちた理由は教えてはくれません)
実は僕も一度、UQモバイルを申し込んだ際に審査で落とされています。
auで滞納・未納していた経歴があれば、確実にUQモバイルの審査に落ちると思って良いでしょう。
auユーザーの方は現状の支払い状況について一度確認しておくことをおすすめします。
まとめ
auとUQモバイルのメリット・デメリットについてお伝えしました。
auユーザーでUQモバイルをご検討されているのであれば、ぜひ一度「Try UQmobile」などでUQモバイルの通信の強さを確かめてみてください。
UQモバイルを使えば使い心地はそのままで、月額料金は半分以下に抑えることも夢ではないですよ。