UQモバイルは解約時、選んだプランやタイミングによって「違約金が発生」します。
しかしお別れとなるSIMに料金はかけたくないのが本音ですよね。
そこで今回は、
- UQモバイル解約の手続き方法
- 解約する時に発生する支払いの総額
- 違約金無料のUQモバイル更新月
- 解約時に覚えておきたい4つの注意点
について詳しく説明していきます!
UQモバイルに実際に申し込んでみました。良いことだけでなくデメリットもすべて分析して、UQモバイル後悔したことはあるのか、以下の記事に詳しくまとめています。

目次
UQモバイルの解約方法は電話連絡が必須
UQモバイルの解約手続きは電話対応のみとなります。
解約はお客さまセンターでのみ受付しております。
UQお客さまセンターまでご連絡をお願いいたします。
インターネットや店頭では手続きはできません。
【出典】UQmobile解約方法について教えてください。
UQモバイルへ電話!暗証番号を準備しておこう
UQモバイルを解約する際は「UQモバイルのお客さまセンター」へ電話をかけます。
電話番号 0120-929-818
受付時間 9時~21時
受付時間内に電話しても21時ギリギリでは、オペレーターに繋がらなかったり解約手続きが終わらないこともあるので時間に余裕をもってかけることをおすすめします。
失敗しないために暗証番号は先に必ず確認しておこう
解約の電話口では、UQモバイル契約時に登録した「4桁の暗証番号」の確認が行われます。
もし暗証番号を忘れてしまった場合は郵送による回答となり、当日の解約はできません。
①UQスタッフへ電話をつなぐ
UQお客様センターへかけたら、下記の手順でオペレーターに繋がります。
- 自動音声に繋がる
- ダイヤルプッシュ「2」を押す(UQモバイル)
- ダイヤルプッシュ「5」を押す(他社へのお乗り換え、解約に関するお問い合わせ)
②スタッフへUQモバイル解約の意志をつたえる
「UQモバイルを解約したい」という旨を伝えると下記の4点が解約時に質問されます。
- UQモバイルの解約理由
- 解約するSIMカード番号(電話番号)
- SIMカードの契約者名
- 新規契約時に決めた暗証番号(半角英数4桁)
質問に回答後、解約の手続きが進みます。
次にオペレーターによる注意をや確認を受け、電話を切ることでUQモバイルの契約解除が完了します。
auショップでUQモバイルは解約できないの?
UQモバイルはUQコミュニケーションズのサービスであり、auとは別の会社が手がけているので、auショップへ来店したり、電話をかけたりしても解約はできません。
UQモバイルを解約する際は、必ずUQお客さまセンターへ問い合わせるように気をつけてください。
MNP転出するときも電話だけなの?
UQモバイルから他社に電話番号はそのままで乗り換える「MNP転出」をする場合も、手続きは電話でしか行なえません。
TEL:0120-929-818
受付時間:9時~21時
以下の記事でMNP転出における手順や注意点を詳しく解説しました。
なおMNP転出の際は、転出先SIMを契約し回線切替を行った時点で正式に「解約」となります。
UQモバイル解約時の違約金はプランによって違う
UQモバイル解約時には以下の費用がかかる可能性があります。
- 契約解除料
- 解約月の月額料金(日割り)
- 無料通話分の料金(ぴったりプラン)
- UQサポート解除料(端末の割引セット購入者)
まずは各違約金を解説します。
UQモバイルはスマホプランでの更新月以外での解除料は発生しない
UQモバイルが2019年9月まで提供していた「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」では解約月以外での解約では契約解除料が発生していました。
しかし2019年10月より提供されている「スマホプラン」では、契約解除料が全く発生しなくなりました。
これにより、いつUQモバイルを解約しても解約料を請求されることはなくなりました。
非常に良心的なプランに変わったと言えるでしょう。
ただし、すでに「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」に加入している方は、一回目の更新月(25ヶ月目)までは解除料が発生します。
26ヶ月目以降も解除料は発生するんですが、25ヶ月目以降は自由にスマホプランに変更することができます。
スマホプランに変更してしまえば解除料金はかからないので、おしゃべりプランかぴったりプランの方も2年目以降の契約解除料の心配はありません。
「データ高速プラン」「データ無制限プラン」
音声通話非対応である「データ高速プラン」「データ無制限プラン」もスマホプランと同じく、いつ解約しても契約解除料などの違約金がかかることはありません。
また、以前提供されていた「データ高速プラン+音声通話プラン」や「データ無制限プラン+音声通話プラン」の提供は終了しました。こちらのプランも、契約解除料は発生しません。
解約月の月額料金は日割りで計算が基本
UQモバイル解約時は解約月の月額料金も請求されますが、満額ではなく日割りでの請求です。
満額だと月半ばで解約すると損になってしまいますが、UQモバイルなら日割りなので、後ほど紹介する「契約更新月」以外とくにタイミングを気にする必要はありません。
解約月の無料通話分も日割り計算
UQモバイルのぴったりプランには毎月、以下の表にまとめた金額分の無料通話が付帯されます。
プラン | 無料通話分 |
---|---|
ぴったりプランS | 2,400円 |
ぴったりプランM | 4,800円 |
ぴったりプランL | 7,200円 |
解約月は、ぴったりプランの無料通話が日割りとして計算されるので、たくさん通話していた場合は注意が必要ですね。
2019年9月以降は、ぴったりプランへの加入は終了し、スマホプランに統一されているので、スマホプランの方は気にする必要はありません。
セット購入端末対象UQ購入サポートの解除料に注意!
UQモバイル契約時にスマートフォンを「UQ購入サポート」を利用してセット購入している人は、契約開始月から12カ月以内だと契約解除料や解約月の月額料金に加えて「UQ購入サポート解除料」がかかります。
UQ購入サポート解除料は「ZenFone Go」や「ZenFone 2 Laser」購入者なら最大5,000~10,000円(税抜)、その他の端末は最大10,000~20,000円(税抜)で、毎月一定額ずつ減っていきます。
詳しくは以下のUQモバイルサイト公式サイト内「端末購入アシストについて」を参照してください。
UQモバイルの「更新月」を理解しておこう
UQモバイルで「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」を契約した人は、契約解除料を発生させずに解約することができる「更新月」が存在します。
ここからは、
- 契約満了月と契約更新月の意味
- 契約更新月で解約しない時の注意点
を解説します。
「満了月」と「更新月」の違いって?
「満了月」と「更新月」の違い、どちらも関わる「課金開始月」について説明します。
UQモバイルの満了月の意味
満了月とはおしゃべりプラン・ぴったりプランに加入していて、課金開始月から25カ月目のことを指します。
満了月以降は、おしゃべりプラン・ぴったりプランからスマホプランに変更することが可能になります。
UQモバイルの更新月の意味
更新月とはおしゃべりプラン・ぴったりプランに加入していて、課金開始月から26カ月目のことを指します。
満了月:課金開始月から25カ月目
更新月:課金開始月から26カ月目
課金開始月から26カ月目・更新月に解約することで、契約解除料を支払わずにUQモバイルを解約することが可能です。
更新月については「my UQ mobile」へログインすれば「ご契約中のプラン」の項目に「次回更新月」が記載されているので、すぐに確認ができます。
課金開始月の意味とは
課金開始月とはWeb経由でUQモバイルを申し込んだ場合、
- 初めてUQモバイルのパケットが使われた月
- SIMカードが発送されてから7日後の月
上記2つのうち早い方を含む月のこと。
家電量販店などでUQモバイルを契約した場合は、申込みの登録を完了した月のことを指します。
- Web経由①:初めてUQモバイルのパケットが使われた月
- Web経由②:SIMカードが発送されてから7日後に該当する月
- 直接:申し込み登録完了日の月
更新月に解約しないと自動契約更新に?
更新月に解約を忘れると、おしゃべり・ぴったりプランでは再度24カ月間の契約が自動スタートします。
契約が自動更新なので「契約更新に同意した」と判断されるためです。
契約満了に合わせて余計な費用をかけずに解約したい場合は、契約更新月のタイミングを逃さず解約できるようカレンダーアプリなどに更新月を控えておいてくださいね!
ただ更新月以降はスマホプランに変更してしまえばそれ以降は解除料はかからないので、いつ解約するかわからない場合は変更してしまうのがおすすめです。
UQモバイル解約時に注意したいこと4つ
UQモバイルを解約する際は、オプションやSIMカードについて注意しておきたいポイントが4つあります。
@uqmobileアドレスは解約すると使えなくなる
UQモバイルでは月額220円(税込)で「@uqmobile.jp」のメールアドレスを使えますが、UQモバイルを解約すると使えなくなります。
メールアドレスを使える専用プランなどはないので、様々なサービスで連絡先として活用していた方は
- Gmail
- YahooMail
など、解約後も使えるメールアドレスに連絡先を変更しておくとスムーズです。
解約が終わるとSIMカードはすぐ使えなくなる
格安SIMの中には解約手続き後に月末まではSIMカードを使えるものもありますが、UQモバイルは電話で解約手続きをすると今まで使っていたSIMカードは使えなくなってしまいます。
通信量が余っているので使い切りたい場合などは、電話で解約を申し込む前に全て済ませておいてください。
UQモバイルのSIMは解約後の返却不要
キャリアや他社格安SIMだと返却が必要なケースもありますよね。
特に格安SIMだとSIMカード未返却時に高額な損害金などがかかってしまうケースもあります。
しかし、UQモバイルを解約する際は、SIMカードを返却する必要はありません。
解約したSIMを使っての再契約はできない
解約したSIMカードを使って再度UQモバイルを契約することはできません。
解約するとSIMカードは一切使えなくなり、番号もMNP転出をしない限りは失効します。
まとめ
UQモバイルを解約する際に今回の解説が参考になりますと幸いです!