UQモバイルを家族で使ったり、周りの友だちとデータ容量をシェアできたらとても便利ですよね!
しかし、結論から言うとUQモバイルで容量シェアは利用できません。
とはいえUQモバイルには、
といった特徴があるため、キャリアから乗り換えることで、安くスマホを使うことができます。
今回はUQモバイルで容量シェアをする方法はあるのか、またデータ容量シェア以外の通信容量を節約する方法について解説します。
目次
徹底調査!UQモバイルでデータシェアはできるの?
まずは、UQモバイルでデータ容量のシェアができるのか調べた結果から紹介します。
ドコモや他社格安SIMなどで容量シェアを活用していて、UQモバイルでも同じことができるのか知りたい方は参考にしてくださいね。
データシェアサービスがない
UQモバイルには、データシェアサービスが提供されていません。
データシェアとは1つの親回線のデータ容量を、複数の子回線で共有できるサービスです。
例えば、3回線契約する場合に、1つの親回線で月5GBプランを契約すれば、残りの2回線でも同じ5GBのデータ容量を共有できるサービスです。
大手キャリアの場合、ドコモでは家族利用者向けに容量シェアのプランが積極的に展開されています。
UQモバイルに乗り換えてからも、同じようにデータシェアを使いたいと感じる人は多いかもしれませんね。
しかし残念ながら、UQモバイルでデータシェアサービスは用意されていません。
家族間でもUQユーザー同士でも容量シェアは不可なの!?
UQモバイルでは、家族間だけでなくUQモバイルを使うユーザー同士であっても容量シェアはできません。
「楽天モバイル」や「mineo」といった他社サービスでは、ユーザー同士で容量シェアをできるサービスが多数展開されていますが、UQモバイルには残念ながらありません。
容量シェアをどうしても活用したい場合は、他社格安SIMへの乗り換えを検討することとなるでしょう。
しかしながら、容量シェアサービスは本当に必要でしょうか?
データシェアって本当に必要?
データシェアサービスを利用したい理由が「料金が下がる」ということであれば、UQモバイルで容量シェアができないことは全く問題ありません。
UQモバイルは格安スマホであるため、データをシェアできなくても、大手キャリアより料金は割安となります。
2021年に入り、キャリア各社で低料金となる新プランの発表が相次いだのですが、UQモバイルにおいても新プランとなる「くりこしプラン」が発表されました。

【出典】UQモバイル
新プランは月額料金が安く見直されています。
僕自身もメインスマホ「iPhoneXS」をUQモバイルで利用していますが、プランを2021年2月に変更手続きし、3月から新プランが適用されました。
結果以下のような料金となっています。
利用案内 | 内訳金額(円) |
---|---|
くりこしプランS(V) | 1,480 |
国内通話料 | 620 |
SMS送信料 | 33 |
通話明細サービス 利用料 | 100 |
ユニバーサルサービス料 | 3 |
消費税 | 223 |
ご請求金額 | 2,459 |
なんと、これまでのUQモバイルの月額料金よりも半額以下に収まりました!
基本データ容量が25GBとなる「くりこしプランL」を選択しても、月額3,828円(税込)で利用可能です。
1回10分無料のかけ放題オプション月額770円(税込)を加えても、税込月5,000円以内では十分運用できるでしょう。
家族同士の電話も、最近ではLINE通話などを使用することで無料で利用できるため、容量シェアのメリットはますます薄れてきています。
とにかく、月額料金の安さ!が大事になりました。
家族や同じUQモバイルを使う仲間のそれぞれが自分に合う容量を契約すれば、料金を徹底的に節約できますよ。

【出典】UQモバイル
「子どもの使いすぎを防ぐために、容量シェアで通信量を制限したかった」といった場合でも、スマホの機能で通信量の上限を設定したり、月額418円(税込)の家族みまもりパックで子どものスマホ利用をチェックしたりすれば問題ありません。
覚えておきたいデータシェアのデメリット
データシェアには、デメリットもあります。
1人がたくさん使いすぎて通信制限にかかってしまうと、容量をシェアしている他のユーザーも巻き添えで通信制限にかかってしまうことです。
家族の誰かが使いすぎて、他の家族もみんな通信制限にかかった経験がある方も多いのではないでしょうか。
UQモバイルならデータシェアがないので、「速度制限の巻き添え」というデメリットが解消されます。
まとめ
今回は、UQモバイルにおける容量シェアサービスの有無について解説しました。
UQモバイルの料金プランをチェックして、家族や同じくUQモバイルを使う人それぞれが自分に合う容量を選択・活用してみてはどうでしょうか。
家族割も選ぶメリットがなくなってきているので、家族で同一の会社を選ぶ必要も無くなりました。
キャリアなら各社新プランか「楽天モバイル」、サブブランドなら「UQモバイル」か「ワイモバイル」、通信速度は遅い時間帯があってもいいから、とにかく安くしたいという人は、「mineo
」といった格安SIM事業者を利用することがおすすめです。
今回の記事がスマホの月額料金を安く抑える参考になれば嬉しいです!