「ワイモバイルでガラケーは使えるの・・?」
Y!mobile(ワイモバイル)はガラケー向けにケータイベーシックプランSSが用意されています。
2023年10月2日でケータイベーシックプランSSの新規受付は終了しました。今後、ワイモバイルを利用する際はスマホを購入して、スマホ向けプランを利用しましょう。
ただ、回線はスマホ向けプランとなりますがガラケー機種の購入は可能となっています。なお、既存ユーザーの方は、ケータイベーシックプランSSの継続利用が可能です。
この記事では、ワイモバイルのガラケーについて詳しく解説していきます。
なお、スマホ向けプランについては「ワイモバイルの料金プラン」の記事をご確認ください。
ワイモバイルのガラケー向けプラン(ケータイベーシックプランSS)とは?
新規受付は終了しています。既存ユーザーのみ利用できます。
ケータイベーシックプランSSは、ワイモバイルのガラケー向け料金プランです。スマホユーザーは契約できません。
月額料金は1,027円から(通話のみの基本料金)。データ通信を利用する場合は、パケット代が使用した分だけ従量制でかかります。
ケータイベーシックプランSS
- 月額料金:1,027円〜
- 通話料:30秒/22円
- パケット代:0~4,950円
- メール送信料:0.0055円/パケット
- SMS送信料:3.3円/通
- 解約金:0円
パケット代は110MBまでが従量制で、それ以上は2.5GBまで定額。解約金はかかりません。
目玉特典として、通話相手がワイモバイルかソフトバンクユーザーなら、1~21時に限り通話料がかかりません。
かけ放題や通話のみの利用で需要がある
ケータイベーシックプランSSの用途として価値があるのが通話のみ利用です。やはり見逃せないのが、ワイモバイル・ソフトバンク間の無料通話サービス。
こちら、スマホにはないガラケーだけの特典です。家族や友人と、好きなだけ通話を楽しめます。
また、ケータイベーシックプランSSなら1,100円と格安料金で無制限かけ放題(スーパーだれとでも定額)を使用できます。
スマホだと、同じかけ放題サービスで1,980円かかるので、ガラケーの方がお得です。なお、データ通信費については、ガラケーだと非常に割高なので利用はおすすめしません。
手持ちのガラケーは使えるのか
ケータイベーシックプランSSでは、自分で別のガラケーに機種変更(SIMカードを入れ替えてAPN設定)することができます。
条件として、SIMフリーガラケーであることが必須です。中古でも使用できます。
ワイモバイル以外の販路でガラケーを購入する際は、必ず「SIMフリー」「SIMロック解除済み」の文字が入っていることを確認して下さい。
また、3G端末は使用できなくなるため、必ず4G対応のガラケー(ガラホ)を選びましょう。
キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)で購入したガラケーは、SIMロック解除を行えばワイモバイルで使用できます。
ワイモバイルでガラケーはいつまで使える?
現在、ほとんどの携帯会社でガラケーの取り扱いを終了しており、主要な格安SIMに限るとワイモバイルのみ利用できる状況です。
そのため、いつまでガラケーが使えるのか心配になるところですが、当面の間は利用できるでしょう。
技術面では、ワイモバイルのガラケーは4Gに対応しているため停波になることはありません。
5G化が進んでいるものの、4Gは現在の主力回線であり、終了時期のアナウンスも今のところありません。
ワイモバイルのガラケー向けプランがいつ終わるのか終了日の正確な予測はできませんが、4G回線が終わる気配はないため当分は大丈夫です。
ワイモバイルでガラケー・ガラホ(4G対応)は購入できる?
購入は可能だがスマホ向けプランとなる
ワイモバイルでは4G LTEに対応のガラケー(通称ガラホ)を購入できます。3G回線が停波になっても使用可能です。
ワイモバイル販売のガラケー
- DIGNOケータイシリーズ
- AQUOSケータイシリーズ
- Simply
どのシリーズもユーザーの評判が良く、特にハズレはありません。
DIGNO ケータイは、防水対応で耐衝撃に優れます。大容量バッテリーで最大1週間も電池持ちします。
高機能なガラケーが欲しいならAQUOS ケータイがおすすめ。テザリング機能が付いており、ビジネスマンの外仕事にも役立ちます。
通話しか使わないなら、最低限に希望を絞ったSimplyで十分です。重量も115gと軽いわりに1770mAhの大容量バッテリーが魅力です。
注意点として、ワイモバイルでガラケー・ガラホを購入する場合、回線はスマホ向けプランとなります。
ケータイベーシックプランSSは新規受付を終了したため、申し込めません。
一括0円や無料キャンペーンはない
2017年頃に代理店の窓口でガラケーの一括0円キャンペーンがあったのですが、現在このキャンペーンは行われていません。
ワイモバイル公式でも、無料や一括0円のキャンペーンは2024年7月時点で見当たりません。ここ数年は、一括0円に限らずガラケー向けのキャンペーン自体が無い状況です。
スマホならセールで激安になることも
ガラケーは安くてスマホは高いといったイメージかもしれませんが、実はスマホの方が安く買えるチャンスがあります。
スマホを安く買うコツは、ワイモバイルオンラインストア(公式サイト)を利用すること。キャンペーン内容は時期によって異なりますが、36,000円も割引されるケースがあります。
この割引により、人気のOPPOやAQUOSシリーズが激安に。ただし、他社から乗り換え(MNP)が条件となる場合があるので気をつけてください。
過去のキャンペーン例だと、ソフトバンク認定の中古iPhoneが1円になったことも。最新情報は、ワイモバイルオンラインストア(公式サイト)で確認してみましょう。
ワイモバイルではガラケーを下取りに出すことが可能
ワイモバイルでは、手持ちのガラケーを下取りに出すことができます。一時、ガラケーの下取りは不可だったのですが、2024年7月現在では下取り対象です。
ただし、金額は1,200円~1,400円程度とあまり高く買い取ってはくれません。下取りはPayPayポイントの還元か、新しい機種代金の値引きに充てられます。
少しでも金額をアップさせたいなら、新しい機種代金の値引きに充てた方がお得です。なお、ワイモバイル以外の販路で購入したガラケー機種でも下取りOKとなっています。
ワイモバイルでガラケーを利用する際の注意点
- スマホと2台持ちしても安くならない
- パケット代が高い
- LINEが使えない
- キャリアメールを引き継げない
スマホと2台持ちしても安くならない
あえてスマホとガラケー(ガラホ)を2台持ちして、通話料を節約できるのは?と期待しますよね。結論から言うと、ガラケーを通話専用機にしても節約効果はほぼありません。
ケータイベーシックプランSSは、1時から21時に限りワイモバイルとソフトバンク宛の通話料が無料です。
この制度を利用すると安くできそうですが、ワイモバイルでは無制限かけ放題のオプション(スーパーだれとでも定額)をスマホでも利用できます。
そのため、スマホだけでも通話料を下げることが可能です。2台持ちあり/なしで料金比較しても料金はほぼ変わらず、むしろスマホだけの方が安上がりです。
パケット代が高い
ケータイベーシックプランSSは、パケット代が非常に高いです。たった110MB(0.1GB)使っただけで4,950円も支払いが発生します。
スマホなら、3GB使っても2,178円で収まりますし、たっぷり25GBでも4,158円です。ガラケーで少しでもネットを使いそうならスマホに変えましょう。
LINEが使えない
ガラケーでも以前は一部制限有りでLINEが使えていましたが、2018年にサービス廃止。今では利用不可です。
ワイモバイルに限らず、どの携帯会社でもガラケーでLINEは使えません。
キャリアメールを引き継げない
ケータイベーシックプランSSに限らず、ワイモバイルに乗り換えると、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のメールアドレスがなくなります。
そのため、代わりとしてGmailやYahoo!メールなどのフリーメールかワイモバイルで貰える@ymobile.ne.jpのキャリアメールを使いましょう。
ワイモバイルのキャリアメールなら、相手先から迷惑メールとして受信拒否される可能性が低いです。
まとめ
ワイモバイルのケータイベーシックプランSSは通話メインのユーザーにとって使いやすいプランです。ただし、新規受付は終了したので注意しましょう。
既存ユーザーの方でどうしても利用したいガラケーが別にある場合は、機種変更でSIMカードを入れ替えれば利用できます。あるいは、ワイモバイル販売のガラケー(ガラホ)を購入して下さいね。
ネットを使う方はパケット代が高くなるので、スマホを使うことを強くおすすめします。